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華和家の四姉妹

「ほっとけない友達みたいに・・・・の巻」

夏ドラマって例年ザックリというのか、軽めで大味なものが多いのだけど、今夏は割とシリアスなものもあってちょっといつもと違う感じ。そのひとつが「華和家の四姉妹」(毎週日夜9時〜、TBS系)。

主演が観月ありさ嬢ということもあり、四姉妹の恋愛模様を軸に明るく描くコメディー系ドラマかと思って見始めたら、パパは浮気相手の女に刺されちゃうし、そのせいでパリに家出したママは急死しちゃうし・・。「な、何?このシビアな展開は?」と思ったら、原作が柴門ふみさんの漫画と知って納得。四姉妹の昭和の香り漂う名前とか、何となく古めかしい空気感にも納得(笑)。

てっきりスイーツだと思って開けた可愛らしいパッケージから「イカの塩辛」が出てきちゃったみたいな違和感&唐突感はあったのですが、「それならそれで」と、今のところ興味深く拝見しています。

そーそ、さっき「古めかしい」と言ったけど、それもそんなに悪い意味じゃなくて、観月嬢演じる次女・竹美が街を歩いてるだけで男たちの目がハート型に釘付けになっちゃうところとか、キャリアウーマンの長女・藤子(吉瀬美智子)の仕事がファッション誌の副編集長だったりするのが定番すぎてちょっと笑っちゃっただけで、他意はありません。

いや、むしろそういう「いかにもありがち」な設定やシチュエーションに”ある種分かった”気になってると、突然カツンとやられちゃうんです。

例えば・・竹美。離婚を繰り返し、何かと騒動を起こす彼女は他の姉妹から”魔性の女”だの”華和家の恥”などと言われて嫌われています。確かに身勝手で、
調子良いかと思えば妙に説教臭かったり。過去に三女・桜子(貫地谷しほり)の彼を盗ったこともあるとされているんだけど、実はそれは濡れ衣。「何かと男の噂の絶えない竹美ならいいだろう」と、逆にその男から利用されたのが真相。

短い回想シーンだったけど、そういうのを見ると何かザワザワします。そういえば学生時代に、男出入りが激しいと裏で陰口を言われてたあの子もそういうことだったのかも?結構誤解されてたのかな?等々、ちょっとしんみりしてみたり。
・・でも、だったら弁明してもいいのにと思ってみたり。。

竹美以外の藤子・桜子・末っ子のうめ(川島海荷)の3人も、見ててイライラっとすることがあるんだけど・・何か気になっちゃう。時に呆れたり、面倒くさかったりするんだけど、なんだかんだ言いながら「ほっとけない友達」みたいな四姉妹。姉妹にしろ、親にしろ、親しい友達にしろ、近いから見えない・気づかないところってあるんだろうなぁって思わされます。

時々本気でムカついたり、現実離れしてるところ、腑に落ちないところもあるけど・・このドラマ、私は嫌いじゃありません。



●関連情報>>観月ありさ

●関連情報>>柴門ふみ






posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:44 | Comment(0) | ドラマ

テレビ東京の”月10”とうとう打ち切り

「残念だけど、忘れません・・・・の巻」

他局では扱わないテーマだったり、医療や学校問題というポピュラーな題材でも従来にはない角度で見せてくれるドラマ枠として、私の中ではすっかり定着していたテレビ東京の”月10”だったのに、とうとう打ち切りが決まってしまったそうです・・。ずっと心配していたのだけど、理由はやはり低視聴率。

これまでの「モリのアサガオ」「最上の命医」「鈴木先生」、いずれも見た人の評価は概ね高かったのに何故か数字は伸びませんでしたからね。

新人刑務官と死刑囚の「モリの〜」も小児科医の「最上の〜」にしても、確かに週初めの月曜の夜に見るには内容的にちょっとハードだったかもしれません。でも「鈴木先生」はニヤリとさせながら考えさせられるところもあって、前二作に比べれば取っつきやすいかな?と思ってたんだけど、こちらも視聴率は残念ながら低空飛行。。

まぁ、いずれもクセがあると言えばそうだったかもしれません。これまであまりドラマのイメージがなかった局だから、口当たりよく万人受けする6Pチーズではなく、あえて独特な香りを放つブルーチーズで勝負をかけてきたみたいな感じ?

でも一般的にはやっぱり馴染みにくいかったのかなぁ・・などと勝手にあれこれ想像(苦笑)。
イヤ、でも真面目な話、結果は残念だったけど私などはそのクセに惹かれたひとり。そのチャレンジ精神、作品の存在感はしかと残りました。

で、この枠最後の作品が「IS(アイエス)〜男でも女でもない性〜」(毎週月夜10時〜)。これまたあまり、一般的には知られていない”性分化疾患”という、テーマを取り上げています。ISとはインターセクシャルの略称で、身体的に男女の判別が難しい人々のこと。身体的な性別は明確だけど体と自認する性が逆である”性同一性障害”とは全く別のもの、なんだそう。

このドラマを見るまで、ISと性同一性障害の違いも知らなかった私。テレビに毎日のように出てくるいわゆるおねえキャラの方たちも増え、漠然とひとくくりにして「こういう人たちも以前よりは生きやすくなったのかなー」と思ってましたが、ISの方にはまた違う苦悩があると知りました。

通常は生まれた時点で医師から親に速やかに子供の性別を決めるよう求められ、そういう外科的手術を受け、後にはホルモンの薬で調節するのだそう(なかには結婚して不妊で悩み、検査して初めて気づくケースなどもあるそう。そういう意味では決して”遠い他人事”とも言い切れませんよね)。

主人公は、ISとして生まれた高校1年生の春(はる)。自分の意識は男で、戸籍は女。但し、両親は本当の性別は将来春自身に決めさせようとISとして育ててきた。中学までは普通の男子として過ごしてきたけれど、高校からは学校の方針で意に反して女生徒として通学させられることに。さらに現在身体は女性化が進行中で、戸惑いの日々を送っている(時期によって男性寄りになったり女性寄りになったりする変遷〜ゆらぎがあったりするのもISの特徴)。この難しい春役を福田沙紀ちゃんが、気負うことなく好演しています。

見てる人は少ないかもしれないけど・・意欲的なこのドラマ枠、最後まで見守りたいと思います。


●関連情報>>福田沙紀



posted by ちぃ@テレビ旬報 at 11:28 | Comment(0) | ドラマ

SHERLOCK

「筋金入りの変わり者・・・・の巻」

シャーロック・ホームズと言えば、小説家アーサー・コナン・ドイルが生み出した知らない人がいないほど有名な名探偵。後に出てくるあらゆる探偵たちは、みんなどこかしら彼をもじっていたり、お手本にしてると言っても過言ではないけど、彼が活躍したのは(もちろん小説の中で)もう100年以上も前のこと。

そんな彼がもし現代に生きてたら?!という設定でイギリスBBCで作られたのがドラマ「SHERLOCK」(NHK BSプレミアムで8/22〜24に放送)。ただ21世紀版とはいうものの何となく古典的なイメージも手伝って、最初はのんびり気分でソファでゴロゴロしながら拝見。でも、想像をはるかに上回る強烈なシャーロックにぎょっとして、気づいたらソファで正座して見ておりました。。

だってこのシャーロック、ホントにものすごーくイヤな奴なんだもの(笑)。”上から目線”なんて生やさしいものじゃなく誰に対しても超高飛車で、超自己中で超変わり者。

当然、周りからも煙たがられている。やせ型で長身だけど決してハンサムではなく、全体から漂う雰囲気は病的なものさえ感じさせて、まるで彼が犯罪者みたい。・・だけど、観察眼・推理力は異様に鋭く、頭の回転も超高速。

ひと目見ただけでその人間がどこの国で生まれ、どんな日々を辿ってきたか、性格、今の暮らしぶり、趣味趣向、クセ・・等々、何もかも見抜いてしまう。

彼の一挙手一投足にはいちいちイラッとムカッとさせられるのだけど、彼の分析は見事に的を射ていて、その説明のひとつひとつを聞いているととても小気味良くてだんだん気持ちよくなってきてしまう。

日本の名探偵、名刑事にも変わり者は多い。一見事件とは無関係なことに目を向け、細かいところにこだわり、妥協知らず。

で、大体周りから変人扱いされているのもお約束(笑)。でも「相棒」の右京さんにしろ「ガリレオ」の湯川先生にしろ、どこかしら人間的なところがあって憎めないし、見た目もあの通り。それぞれにとても魅力的なキャラクターではあるけれど、ちゃんと”人から好かれる余地”みたいなものが残してある。

・・でも、このシャーロックにはそんなところが微塵もない。まさに変人の中の変人、キング・オブ・変わり者!その毒の強さに初めはウッとなったけど、ここまで変だとかえって潔さみたいなものも感じてしまうし、3日連続でお会いしたせいか、何かちょっと”情”も湧いてきたりしてね・・(苦笑)。

また、さすが21世紀版と謳ってるだけあって、シャーロックがメール中毒で検索魔だったり、相棒のワトソンがブログを綴っていたりと、そこかしこに”今”が加味されてるところも面白い。古くからのシャーロックファンはもちろん、彼のことはあまり知らない方でも推理ドラマ好きな方にも「むふふ・・」と思える作品に仕上がってます。

残念ながら放送は終わってますが、しばらくすれば再放送する可能性もあるかなあ?いや、それまで待てないという方は、有料だけどオンデマンドでどうぞ。


●関連情報>>シャーロック・ホームズ


●関連情報>>アーサー・コナン・ドイル





posted by ちぃ@テレビ旬報 at 08:43 | Comment(0) | ドラマ
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