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宿命1969-2010 ワンス・アポン・ア・タイム・イン東京

「果て無き欲望の先にあるものは・・の巻」

亡くなったと思ってた人が実は生きていた?実は2人は兄妹だった?等々、冬ソ
ナ以来滅多なことでは驚かなくなっておりましたが(笑)、久々にギョッとする
ドラマに出会いました。それは「宿命1969-2010 ワンス・アポン・ア・タイム・
イン東京」(毎週金後9時〜、テレビ朝日系)。エリート官僚であり巨大医療法人
の御曹司でもある主人公・崇が、次に目指していたのは政界進出。そんな崇に大
物代議士の娘との縁談が舞い込んで来たことから、30年間そっと成りを潜めて
いた宿命の歯車が動きだし、彼と周辺の人物たちの人生が狂い出す、というお話。

10年来の恋人・宣子をあっさりと切り捨て、代議士の娘・尚子を選んだ崇。こ
の人も相当酷い男ですが、宣子も崇の同意を得ないまま妊娠しようと企てるした
たかな女だし、尚子は尚子で「この結婚は父のためにするんです」と言ってはば
からない。ったく、逞しいというか、目的のためなら手段を選ばない方々ばかり。
当初は、このヘビとマングースとバラクーダのような3人を軸に展開していくの
かな?と思いながら拝見していたのですが・・彼らなんて足下にも及ばないもっ
とすごい方たちが控えていました。それは崇の母・三奈と、尚子の父の白井。

三奈は、今でこそ医療法人「有川会」を牛耳るやり手でセレブな奥様ですが、実
は全共闘運動に没頭し、敗北〜挫折。その過去に復讐するかのように、崇を権力
の頂点に立たせようと彼の政界入りを陰で目論んできたという猛母。
一方、白井は政権与党の政調会長として政界の中枢にいるものの、資金源だった
建設会社が破綻しかけたことから、有川会の財力に目をつけ、娘との縁談を画策。
そんな双方の思惑が一致して縁談はトントン拍子に進み始めるのですが、途中で
三奈はとんでもないことに気づきます。それは、白井が崇の父親だったという驚
愕の事実・・!実は三奈と白井は学生時代に交際〜別れた後に妊娠が発覚〜その
時の子が崇・・つまり崇と尚子は異母兄弟だったワケです(ここで、当然の如く
「そんなこと、再会してすぐに気づくんじゃないの?」という疑問が出てきます
が、当時は学生運動の混乱の最中であり、三奈も身分を隠すために偽名を使って
いて、交際期間も短かったようなので、私としては割と納得してます)。

・・さて、前置きが長くなりました。ここまでなら冬ソナレベルですが(笑)、恐
ろしいのはここから。さすがの三奈も血の繋がった2人を結婚させるわけには行
かないと、白井に真実を告白〜縁談を白紙に戻そうとするのですが、な、何と白
井は「それでも構わん」と・・。少々のことにはビクともしない私も、これには
呆然。。でも三奈も簡単には引き下がるわけには行きません。そこで、崇に恨み
を持つ宣子を陥れ、彼女の復讐心を利用して結婚を破談にさせる戦略に・・。

政治家やセレブと言われる方々の異様さは「華麗なる一族」でも描かれていまし
たが、生々しさではこちらが上回るかも?しれません。今は現実でも”何億とお
小遣いを貰いながら知らなかった”という総理もいらっしゃるし・・やっぱりこ
ういう世界って、私たちの常識や感覚では推し量れない異次元という感じ。平民
で良かった・・かなぁ(苦笑)。


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posted by ちぃ@テレビ旬報 at 12:20 | Comment(0) | ドラマ

遠まわりの雨

「リセットできない昭和の男と女・・の巻」

作:山田太一×主演:渡辺謙のスペシャルドラマと聞けば・・・やはりこれは見
ずにはおられません〜「遠まわりの雨」(3/27、日本テレビ系で放送)。
お話の舞台は東京・蒲田の下町。不況の嵐が吹き荒れる小さな町工場に、海外か
ら思いがけない仕事の引き合いが入る。これを逃せば倒産はもう時間の問題、こ
れが最後のチャンスと何とか仕事を取りたいと張り切る社長・秋川(岸谷五朗)だ
ったが、突然脳卒中で倒れてしまう。依頼された仕事の猶予は10日間。秋川の
妻・桜(夏川結衣)は、かつて自分が振った熟練工・福本(渡辺謙)に「助けて欲し
い」と強引に頼み込むが・・。

私、一応冷静に書いておりますが、実はもうこの序盤からムカムカしておりまし
た(笑)。だって元恋人とは言え、もう20年も前の事。工場の跡取り息子だった
秋川に乗り換えておいて、今さらどんな顔して昔の男に無理を言えるのかと。
でも「こんな女、ほっといて〜」という私の願いも虚しく、一度は断ったものの
結局今の仕事を強引に休んでまで頼みを引き受ける福本。くぅーっっ・・(でも
ここで断ったら、当然ドラマにはなりませんが。。ふふっ)。

福本が工場に現れたその日、彼が泊まっているビジネスホテルを探し当ててやっ
てきた桜は「行く?部屋」「ん?」「行く?行こっ、部屋」と誘いをかける。動
揺しつつも「旦那が倒れて助っ人に来て、俺がその女房とできてたんじゃ話にな
らんだろ」と断る福本。うーん・・謙さん、じゃなかった福本ぉー。。
ま、こんな危ういバランスを保ちつつ、最初はよそ者扱いされていた福本が次第
に他の工員からも受け入れられ、目標に近づいていきます。この工場内の作業風
景や機械を扱う手際の良さも不自然さが無くて、だんだんみんなが本物の工員に
見えてくる。何気ない細かな部分も丁寧に作られてるなぁ、と感じさせませす。

やがて、あともう一歩というところで、保険代わりに並行して進めていたコンピ
ュータの方が一足早く完成。みなの歓声を聞きながら、そっと姿を消す福本。
後日、福本と桜は鎌倉で待ち合わせる。お礼を渡すのが表向きの理由だったけど、
互いへの思いに揺れる二人は・・・。

最後の二人は、結局一線を越えることなく別れ(キスは交わしますが)、またそれ
ぞれの日常に帰って行きました。。「この性悪女め・・」と思っていたのに、そ
うなったらそうなっても仕方ないと、いつのまにか変わっていた私(笑)。でも、
そのギリギリのところで踏み越えないところが”昭和の男と女”なんですよね。

山田太一さんのドラマは、いつも『ふつうの人々』が主役。ふつうだから、迷う
し、ちょっと狡くて計算高かったりもするし、滑稽で猥雑だし、見てて正直鬱陶
しいと思うこともある。ただ、簡単にポキンと折れたりしない。易々と、それま
での人生を投げ出したりしない。決して潔いわけではないけれど、じたばたしな
がら藻掻きながら諦めていく。それが何ともカッコ悪くて、でも切なくて・・。
深い余韻の残る大人なドラマ、たっぷり堪能させていただきました。

山田太一ドラマスペシャル 星ひとつの夜


●関連情報>>渡辺謙



posted by ちぃ@テレビ旬報 at 14:51 | Comment(0) | ドラマ

天使のわけまえ

「不幸のどん底!なのに?・・の巻」

7月に入り、各局一斉に新ドラマがスタートし始めましたね。ドラマ好きにとっ
ては年4回届く大福袋みたいなもので、何度迎えてもワクワク楽しい時期♪でも、
どうか中身見てガッカリ・・なーんてことになりませんように。。
さて、そんな中からまず「天使のわけまえ」(毎週火夜10時〜、NHK総合)をチ
ェック。最初”恋人に裏切られ、仕事もお金も失った女性が<食>を通して再生
していく物語”と聞いて、「食堂かたつむり」を想像してしまいましたが、こち
らは「Dr.コトー診療所」などで知られる脚本家・吉田紀子さんのオリジナル。
今って、そういう目に遭う女性が多いのかしらん?・・と思いながら拝見。

主人公のくるみ(観月ありさ)は35歳の派遣OLだったが、7ヶ月前に出会った
和也と結婚することになり退職。準備も整い、明日は新居への引越という前夜、
和也のために彼の好きなおはぎを作る。ところが、翌日新居へ向かうと契約がさ
れていない。何度電話しても、和也の携帯もつながらない。おはぎと小さなバッ
グだけを持って、くるみは呆然としたまま公園のベンチに座り込む。
いつまでたっても動かないくるみを見かねた工事現場のおっさん(イッセー尾形)
が声をかけると、無言のままおはぎの重箱を差し出される。「何これ?食べてい
いの?」とおはぎをつまんだおっさん。するとその味に感激したおっさんの目か
ら大粒の涙がポロポロと・・。それが縁で工事現場の誘導員の仕事を紹介しても
らったくるみが、お礼にとおっさんに作ったお弁当が他の作業員にも評判を呼び、
毎日作るお弁当の数が増えるにつれ、少しずつくるみも元気を取り戻していく。
でも、その一方、和也の息子だという中学2年の康太までもが現れて・・。

出てくる普段着の食べ物がどれもとっても美味しそうで、それにはぐーんと惹き
付けられたのですが、全体的に展開が強引というのかアバウトというのか・・。
和也に貯金通帳を渡してしまっていてスッカラカンというところまでは有り得る
として、お金が1万数千円しかないのにおっさんはともかく他の人にまで、毎朝
せっせとお弁当なんか作るかなあ(後日みんなから材料費を渡されてましたが、
ってことはそれまではタダってことで)。それに、新居に入れず元の部屋に戻る
のもいいとして、運び出した荷物もどこかのオジサンに文句言われながらも運ん
でもらって、とりあえず生活には不自由なし。結局、和也の息子も預かるし。。
だから不幸のどん底のはずなのに、何だかあんまりそう見えなくて・・。

「まぁまぁ、ドラマなんだからー」と言ってしまえばそうなのだけど、サスペン
スなどは別として、同世代の女性向けドラマで、日常の匂いのするお話の初回っ
てこうした細かなディテール、すごく大事だと思うんだけどなあ。そうやって細
部に納得できて、初めて主人公が自分や、自分の友達に重なってきて感情移入で
きるんじゃないかと・・。物語の骨子とは関係ない些末なことだけど、案外こう
いうことで好感度って変わるもんです。
ちなみに、ある友達は「おにぎりをラップで握ってなかったのがものすごく気に
なった。画的にはその方がおさまりがいいんだろうけどね」と。また別の友達は
「35でわざわざおはぎなんて手作りする女、いる?」。いやー、みんな見てる
ところは実にさまざま・・ワガママですみませーん(笑)。



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●関連情報>>吉田紀子




タグ:新ドラマ
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 11:42 | Comment(0) | ドラマ
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