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ママは昔パパだった


「試されている、気分です・・の巻」

自分のパパが、あるいは夫が、ある日突然女性になったら・・?
そんな性同一性障害を抱えた家族の軌跡を描いているのが、連続ドラマW「ママ
は昔パパだった」(毎週日曜後10時〜,WOWOW)。タイトルにはどこか明るい雰囲気
も漂ってますが、内容はうんと濃く、深いです。。
小谷仁美(戸田恵子)は長距離バスの運転手をしながら、小学生の息子二人を育て
るシングルマザー。家事もバリバリとこなし、息子たちに対しても手を抜かない
どこから見ても頑張り屋で明るいママ。だが実は元の名は仁史といい、子供達が
生まれた時は男性、つまりパパだった・・。

子供の頃からずっと自分の身体に違和感を感じていたが、その思いを振り切るよ
うに”男性”として生きてきた仁史。そして、同性のような感覚で付き合ってい
た牧子(余貴美子)と結婚、体外受精で2人の子供も作った。でも2人目の子が生
まれた直後、「もうこのままでは耐えられない」と性別適合手術を受けることを
決意する。仁史からそう聞かされ「自分さえ良ければいいのっ?何で私と結婚し
たのよっ?!」と憤る妻・牧子。それでも仁史は決行し、牧子は「女としての人
生を一からやり直したい」と子供を置いて家を出、離婚。

んまぁ?何と勝手な!と、私も思いました。最初はムカムカしちゃって「何て勝
手な男なのっ!?あ、今は女か・・?」とワケ分からなくなるし(苦笑)。

ただ、名前は仁美に改名し、手術で身体も女性になったけれど、戸籍の性別は変
えられないことから、さまざまな場で仁美だけでなく息子たちも好奇の目で見ら
れたり、仲間はずれにされたり・・と辛い思いをすることになります。

あれ?確か戸籍も変えられるようになったんじゃなかったっけ?そう、確かに2
004年に性同一性障害特例法が施行され、20歳以上でそう診断され、性別適
合手術を受けた人は戸籍の性別も変更できるようになりましたが、それには条件
が2つ。結婚していないことと、子供がいないこと。だから仁美は戸籍上は男性
のまま、つまり健康保険証等の社会的な証明も男性のままなんです(さらに20
08年には、子供がいない→未成年の子供がいない、に緩和されました)。

性同一性障害を扱ったドラマはこれまでもあり、大体はその人自身の苦悩や闘い
を描いていて、私自身も「まぁその人の人生なんだから、好きなように生きれば
いいんじゃない」と漠然と思っていました。
でも、これはパパがママになってしまった子供や、妻だった女性の側の戸惑いや
怒りにも焦点が当てられていて、そうなってみると「周りの人に辛い思いをさせ
てまで、自分を貫かなくてもいいんじゃないのかな・・」なんて思いも出てきて、
そんな自分の変化にドキリ。ドラマの中でも「どう生きようと勝手だけど、私に
関係ないところでやって」というような台詞がよく出てくるのですが、自分も同
じだなぁ・・と。本当の意味で性同一性障害を理解できてるのか?と、試されて
いるような気分になりますが、そんな痛い部分も突かれながら・・それでも見ず
にはいられないドラマです。

性同一性障害はオモシロイ


●関連情報>>性同一性障害

posted by ちぃ@テレビ旬報 at 18:15 | ドラマ

こちら葛飾区亀有公園前派出所


「そろそろ大人にしてあげて・・の巻」

あまり娯楽も無かった昔ならともかく、今のようにいろいろなものがある時代に
視聴率なんてそんなに意味があるのかしらん?と、常々思っている私。
なので、普段は視聴率なんてまったく気にもせず、ただ好きなものは好きと思っ
てみているのですが、今期のドラマを見ていると「視聴率ってそれなりに正直な
ものだなぁ」と思わされます。

この夏ドラマはとにかくジャニーズ系のタレントさんの主役・準主役が多くて、
さながら”ジャニーズドラマ夏祭り”って感じでした(笑)。
もちろんジャニーズだからどーのということはなく、演技の上手い人も多いので
面白く良いドラマになればいいのですが、残念ながらそうではないものも多くて、
そう感じたものはやはり視聴率もそれなり・・。

香取慎吾くん主演の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(毎週土後7:56〜、TB
S系)。そういう国民的人気漫画があることは知っていたのですが、たまたま原
作に触れる機会がなかったこともあって初回は楽しみに拝見してみました。

でも、変顔、オーバーアクション、ドタバタ、ガチャガチャ、ガラガラガッシャ
ーンっの連続・・。本来は人情系コメディードラマだと思うのですが、まるでス
マスマのコントの超ロングバージョンを見てるような感じ。両さんに似せるため
にハイテンションで変な表情をしてみせる香取くんを見ていて、血管切れちゃわ
ないかと心配になったりして(確かに似てはいたのですが・・)。速水もこみち
くんや香里奈嬢のコスプレのような衣装もあまりに漫画チックで「うーん、これ
は夏休みの子供達狙いなのね」と勝手に納得してたのですが・・。

香取くんというと「西遊記」の孫悟空役とか「忍者ハットリくん」とか「慎吾マ
マ」とか、コミカルでキャラの強い役柄が多く、それはそれで似合ってるとも思
うけど、この春放送されたSPドラマ「黒部の太陽」ではぐっと”大人の男”っ
て役柄が新鮮でした。
ドラマ自体もしっかりしてたし、ベテランの俳優さんたちがしっかり脇を固めて
いたのも大きいけれど、過酷な現場をまとめる親方という役柄が「慎吾くんには
ちょっと荷が重いんじゃ・・」と思っていたら、意外なほどサマになっててすん
なり物語に入っていけました。特に『余計な事は黙して語らず』みたいな昔の大
人の男って難しかったと思うのですが、工事現場では雄々しく、女性に対する時
はシャイな感じが出ていて「まぁ、素敵♪」なんてね(笑)。

考えてみれば、香取くんももう32歳。SMAPの他の面々もみんな30代半ば
で、世間一般で言えばそろそろ係長や課長クラスになってもおかしくない年令。
でも、テレビの中では総体的にあまり彼らの扱い方が以前と変わってない気がし
ます。何も全部「黒部の太陽」みたいにしろということではなく、年相応のポジ
ションや落ち着いた役柄があってもいいかなぁ・・と。
たまには疲れた表情なんかも見せる大人な彼らも見たいなぁと思うのですが・・
いかがでしょ?

こち亀千両箱


●関連情報>>香取慎吾

タグ:こち亀
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 14:41 | ドラマ

向田邦子生誕八十年記念番組「母の贈物」


「”今”はドラマになりますか?・・の巻」

向田邦子生誕八十年記念番組「母の贈物」(9/14、TBS系で放送)を「そうか、
生きてらっしゃれば80歳か・・」と感慨深い思いで拝見。
10年ほど前までは毎年のように、お正月を少し過ぎた頃に放送されていた向田
ドラマ。大抵は戦前の東京の文京区あたりに住む母親と3人の娘の家族の物語で、
母親役は加藤治子さんか岸恵子さん、長女には田中祐子さん、ナレーションは黒
柳徹子さんと決まっていました。戦時下で女ばかりで身を寄せ合って暮らす家族
の生活は慎ましいながらも、小さな華やぎもあり、お正月の賑わいに疲れた頃に
見るにはちょうどいい、しっとりとしたドラマたちでした。

キャストだけでなく、どれにも共通するのは家族の抱える小さな秘密。例えば、
娘が妻子ある男性とつきあっていたとか、父親に別に女の人がいたとか・・とい
う、現代ならまぁそれほど大きな問題にはならないような隠し事。
でも当時としてみれば、それらは人の道を外れたことだったり、決して人には知
られてはならないことで、ひたすら隠し通しながらもある日露見し、穏やかそう
に見えた家族にひと波乱起きる・・という展開。

今回も時代設定は昭和50年になってましたが、内容的には同じ。結婚を明日に
控えた若いカップル、正昭と秋子。死んだと聞かされていた秋子の母親が、突然
出現。実は父親の死後、母親は妻子ある男性と駆け落ちし、それを恥じた秋子が
言い出せないまま今日まで来てしまったと判明。母親を許さない秋子に「もう過
去のことだから水に流そう」と言う正昭だったけど、今度は生真面目だと思い込
んでいた自分の母親にも愛人がいたと分かり大騒ぎ。こちらも付き合いだしたの
は父親が亡くなった後だけど、もう10年も続いていると知り、怒り心頭の正昭。

人の母親には寛大だけど、いざ自分の母親のこととなると取り乱す・・。そうい
う部分は今もそんなに変わらないかもしれないなぁ・・なんて思いながら見てい
ました。最終的には秋子の「私や母親のために、正昭さんのお母さんは自分から
恥をかいてくださったのよ」という言葉もあり、それぞれの母親と相手の男性の
関係もうまくいってハッピーエンド。
家族だから許せない。だけど、少し頭を冷やせば家族だから分かることもあり、
結局は家族だからこそ受け入れようとする、家族とはそういうもの・・。そんな
向田さんの家族観が描かれてましたが、正直、ちょっと物足らなかったかな?

何というか・・以前だともっと生々しく、妖艶な雰囲気も漂ってた気がしました。
特にお年はそれなりなんだけど、母親役だった加藤さんや岸さんには「何かある
な・・」という艶めかしさがあったし。今回の竹下景子さんや萬田久子さんも悪
くはなかったけど、いい意味での毒っ気が抜けて、ホームドラマ的になっちゃっ
たかな、という感じでした。
また、思ったことや自分の過去、何でも赤裸々に語っちゃう人たちが増え、そう
やって開けっぴろげに言うことが良しとされるような今の時代、向田さんが生き
てらしたらどうお感じになるのか。。秘め事、含羞、節度・・そういうものが無
くなってきて、ドラマは少しつまらなくなったのかなぁと、そんな気もします。

向田邦子との二十年


●関連情報>>向田邦子 dvd


posted by ちぃ@テレビ旬報 at 11:48 | ドラマ
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