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コールセンターの恋人


「ドライなようでいて・・の巻」

大不況と言われる中、通販業界はとっても元気そう。中でも24時間生放送して
いるTVショッピング専門チャンネルは朝と言わず昼と言わず「こんな夜中なの
に?」という時間でも驚くほどの大盛況。なんでも司会者である各キャストには
それぞれ熱心なファンもついているんだとか。番組内の生電話でお客様から「お
話できて感激です♪」なんて言われてるシーンも珍しくなく、マニアにとっては
それが一種のステイタスにもなってるそうで、ちょっとしたタレントさん並み。
扱う商品も幅広く、以前なら現地でしか手に入らなかったような珍しい食べ物か
ら、ファッション、家電、インテリア、イベントチケット等々、それが電話やネ
ットで注文すれば玄関まで届いちゃうんだから、ホントに楽チンで便利です。

でも、これだけ日常に浸透してくると、その分予想もつかないようなアクシデン
トも起こってるはずだし、いくら万全のシステムであっても人が関わっているん
だから驚くようなエピソードもたくさんあるはず。こんな面白そうな世界、ドラ
マにしたらいいのにと思っていたら・・始まりました「コールセンターの恋人」
(毎週金夜9時〜、テレビ朝日系)。
主人公の都倉は、通販番組の商品企画を担当するサラリーマン。仕事もそこそこ
充実してるし、同じ会社には恋人もいてまあまあ満足できる日々を送っていたの
に、ちょっとした失言で番組のカリスマショッピングナビゲーター・南極アイス
に嫌われ、陸の孤島のようなコールセンターに飛ばされることに。そこにはクレ
ームの女王と呼ばれるクレーム対応のツワモノ・青山響子を始めとする、クセの
ある面々が勢揃い。マニュアル通りに対応しない彼らに最初は苛立ちながらも、
次第にクレーム対応という仕事の奥深さを知っていくことに・・みたいなお話。

主役は、連続ドラマ初主演の小泉孝太郎くん。割とワイルドな若い俳優さんが多
い中では、アクが無くて清潔感があり、ちょっと線が細そうなところも都倉には
ぴったり。セールストークは抜群、彼女に売れないモノはないと言われるほどの
実力がありながら、人格的にはかなり問題ありそうな南極アイスを演じる名取裕
子さんも良い味出してらっしゃいます。
でも、いちばん気になる存在は何と言ってもミムラさん扮する青山響子。クレー
ム対応ならどんな相手ともうまくコミュニケーションが取れるのに、日常では憮
然としていて人を寄せ付けない感じ。過去に南極アイスさんとも確執があるよう
で、一体どうしてこんな人になってしまったのか(笑)個人的には興味津々です。

人と関わるのは面倒で極力それを避けたいから、通販が合うし利用するって方は
結構多いようです。確かにモノを売る側と買う側、それも顔を合わせず、ネット
などなら言葉さえ交わさないドライな関係。・・のはずなのに、冒頭のようなタ
レントとファンのようになったり、文句があって電話したのに思わぬ親身な対応
をされて一気にその会社が好きになってしまったりもする。何だかんだ言ってて
も、人って結局どこかでそういう繋がりを求めてるのかなぁと思えてきます。
派手さにはやや欠けますが(失礼)、通販の裏の世界も覗ける、なかなか面白い
”お仕事エンターテインメントドラマ”です。



●関連情報>>コールセンターの恋人


posted by ちぃ@テレビ旬報 at 11:54 | ドラマ

リミットー刑事の現場2ー


「ぐらりぐらりと揺れてます・・の巻」

新たに着任してきた若い刑事・加藤を、いかにも不機嫌そうに迎える上司たち。
ただ一人だけ向こうから挨拶をしてきた刑事がいたが、彼はキャリアで警部補の
肩書きがついた名刺を差し出し『自分の方が階級は上だけど、新人だから名前で
呼んでいい』と尊大な態度。そんな中、挿入される通り魔殺人のシーン。
そして、加藤と組むことになった定年間近な刑事・梅木は「警察は市民なんか守
ろうと思っちゃいねぇ」と吐き捨てるように言う。わぁ。。何という暗く殺伐と
したドラマなんだろ・・と、初回の序盤だけで早くもゲンナリ。。

とまぁ、面白そうではあるけれど、正直第一印象はあまり良くなかった「リミッ
トー刑事の現場2ー」(毎週土夜9時〜、NHK総合)だったのですが、いや、こ
れは・・ぜひ見ておきたいドラマです(豹変!苦笑)。

人はなぜ人を殺してはいけないのか。誰もが「そんなこと当たり前でしょ」と思
ってるし、そんなことを聞く時点でおかしいと思うし、実際ほとんどの人は殺人
など犯さない。でも現実では毎日のように起こっていて、それも何の関わりもな
い人を殺めて「誰でも良かった」と開き直る犯人も少なくない。
有り得ないはずのことが起きていて、それを非難する人はたくさんいるし、分析
してみせる人もいるけど、それで状況が少しでも好転しているかと言えばそうじ
ゃない。そこには、何かが足りないんだ・・。

そんな漠然としたモヤモヤ感や苛立ちに、ひとつの答を出してくれたのが、あの
感じの悪いジジィ(劇中でもこう呼ばれてます)、梅木でした。
通り魔殺人の犯人を取り押さえたのは梅木で、その時犯人の首を絞め殺さんばか
りだったのを止めたのが加藤。取り調べで「まずそれを謝れ」と要求し、相手に
しない梅木に犯人は『自分はずっと虐げられてきた。何でオレだけこんな目に?
世の中間違ってる』と暴れ出す。すると、何と加藤までが「オレ少しこいつの気
持、分かります。今の世の中は理不尽で不公平で・・(中略)もしかしたら自分も
こうなってたかもしれない」と言い出す(おいおい・・)。

それを聞いた梅木が言った言葉。「違うっ、それは違うっ!人間は生きてるうち
に殺したいほど憎いヤツに出会う。だがふつうの人は殺さない、殺せない。こい
つにも親がいる、ほれた男か女がいる。そう思うとそいつが人間に見えてきて、
だから人間は人間を殺せない、そして殺さない。だが、こいつは違う。こいつは
憎くもない人弱い人を選んで刺し殺した。何でそんなことができたのかっ、それ
はこいつが人間じゃないからだっ。・・お前もしっかり踏みとどまって、闘えっ
人間ならっ」
特別なことを言ってるわけじゃないんですけど、その時の真剣な眼差しと必死さ。
「ああ、こういうことなのかもしれない」と思えました。ちょっと一点集中にな
ってしまいましたが、こんな風に真っ向から描こうとしている作品です。その分
生々しくて、多分救いのない展開にもなりそうですが、共感と反発と怒りと・・
さまざまな感情の奥底を揺さぶられています。



●関連情報>>刑事の現場


タグ:リミット
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 18:14 | ドラマ

オルトロスの犬


「一瞬、パロディ?かと・・の巻」

先日始まった「オルトロスの犬」(毎週金夜10時〜、TBS系)。脚本が「24」
「プリズン・ブレイク」などアメリカの人気TVドラマで取り入られているショ
ー・ランナー方式で書かれるってことで、楽しみにしておりました。この方式は
まず複数のライター(このドラマはワーナー・ブラザーズ映画ライターズワーク
ショップが担当)が自由な発想で草稿のようなものを書き、面白い部分を選んで
メインの脚本家が全体を構成するというもの。
ほぉっ、だから「24」はあんな先行きの読めない、複雑に絡みに絡んだスリリ
ングな展開だったのかぁ。じゃあ、このドラマもそんな風になるのかとワクワク。
また、全ての病気や怪我を触れただけで治す「神の手を持つ悪魔のような男」と、
逆に同じく触れただけで人を殺せてしまう「悪魔の手を持った天使のような男」
という皮肉な設定も面白そう。で、期待満々♪で拝見してみたのですが・・。

ドラマ&映画好きさんなら、恐らくみーんな同じことを感じられたと思うのです
が・・「ハンニバル」と「グリーンマイル」と「デスノート」を中心に、その他
のいろーんな作品のエッセンスをぶち込んじゃいました、という感じでした。
つまり、大変残念ですが、このショー・ランナー方式が裏目に出ちゃったという
ことになりますでしょか。。
「あれ?このセット?」「あれ?この台詞って?」「あれ?この人って?」と、
どこかで見た、聞いた、感じたシーンの連続。人が作るモノは何でも誰かや何か
から影響を受けるので、ある程度は仕方がないんですけどね。でも「ははぁ、こ
れは○○だな」と簡単に想像できちゃう。でも、あれ?見てると何かヘン・・?

例えば水川あさみ嬢演じる、一見デキそうな美人刑事・渚。押しが強く独断で潜
入捜査なんかもしちゃうし、しかもシングルマザー。「アンフェア」の雪平(篠
原涼子)か?と思わずにはいられないキャラですが、2回も拳銃をあっさり犯人
側に取られちゃって、やり手なのかただの無鉄砲なのかよく分からない人に。。
滝沢秀明くん演じる死刑囚・竜崎(彼は、神の手を持つ悪魔のような男の方です)
の独房のシーンはまさしく「ハンニバル」風だけど、レクター博士のようなぞっ
とする狂気や不気味さがなくて、何だかちっとも怖くない(苦笑)。
それに、ここに出てくる監察医もまたまた美人で変わり者。もうこの仕事、美人
しかできないことになったんでしょうか・・?

一人よりも複数のライターが関わった方が、作品に多様性や意外性が出て面白い
んじゃないかって、私も単純にそう思ってました。でも、一歩間違うといろんな
作品を集めたパロディみたいになっちゃう危険性があったんですねぇ・・。

ただ、あたくし、まだ諦めてはおりませんっ。人を救えるのに心は悪魔という竜
崎と、心は天使のようなのに人を殺める力を与えられてしまった碧井(錦戸亮)
がその力をどう使って行くかはとても気になりますし、もしかしたら2回目以降
で複数ライターの良さが出てくるかもしれませんからね。万一そうならなかった
としたら・・うーん、その時はツッコミ入れまくって楽しみませう(笑)。

オルトロスの犬 公式フォトブック



●関連情報>>オルトロスの犬

posted by ちぃ@テレビ旬報 at 10:59 | ドラマ
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