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「時効警察」

テレビ朝日 /金曜:夜11時15分 <2006年1月20日ー3月10日>

テレビ番組 テレビ朝日
テレビドラマレビュー:「時効警察」


(出演/オダギリジョー、麻生久美子、豊原功輔、岩松了、ふせえり、光石研他)
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第1話・2話
1月20日(金)オンエア分:★★★と五分の二

初回は、楽しみにし過ぎてたあたくしも悪いのか、正直がっかり。。タラッと見せながらも何か変な緊張感が漂ってきてリラックスできず、先行き怪しかったのですが。。2回目は・・オモシロかったのである。

前回「趣味がないと結婚もできないし、ケツの穴も小さいと思われる」と言われ、「じゃ、時効になった事件を解決しよう」と決めた総武警察署・時効管理課の霧山(オダギリジョー)。でもあくまで『趣味』だから、解決は『犯人の皆様の善意の自白』にかかってて、逮捕もしない。

解決のあかつきには、霧山特製の『この件は誰にも言いませんよ』カードに認め印押して、犯人の方にお渡しし安心していただくシステム(笑)。
ホントに・・くだらない。。でも、とことん意味のないことに打ち込む人って嫌いじゃないのよん。

で、♯1の事件は・・長くなるからカットして、♯2は「偶然も極まれば必然になると言っても過言ではないのだ!」の巻。・・・これも省略しようかと思ったんだけど・・のわんとなく面白かったのでちょこっと書くことにいたしましょ。。

今回霧山が目をつけた時効事件は・・水泳オリンピック選手とコーチの不倫の末の無理心中事件。
オリンピック強化コーチの小原(田中要次)がアパートで死亡、その翌日代表候補選手だった藤山一子の遺体も川原で発見される。警察は以前からあった二人の不倫の噂などから『教え子との関係に悩んだ小原コーチが、それを清算しようとして一子を殺害し、その後自分もガス自殺を図ったのではないか』として捜査を進めたが、物証がないまま時効を迎えてしまった。霧山は三日月(麻生久美子)と一緒に、当時の関係者を訪ね始める。。

初回はこの霧山と三日月のやりとりがぎごちなかったんだけど、今回は慣れてきたのか良い感じ。それに二人が関係者に会いにあっちこっちにお出かけするのが、『捜査』と言うよりお散歩みたいで、その気合いの入ってないダララン加減が疲れた金曜の夜にはほど良いの(笑)。

出世にもお金にも縁が無さそうで、自らそんな欲も持ってなさそうな霧山。でも、そんな彼にちょっと気のある三日月が、ブツクサ言いながらも趣味の捜査についていく・・。何かこう、それに自分もくっついてるみたいな感じが楽しゅうございますです。

事件当時、一子と代表の座を争っていた妹のしおり(池脇千鶴)に会いに行った私たち。いや、霧山と三日月だっけか(笑)。今はコーチとしてオリンピックを目指しているしおりは、小原コーチが死ぬ前に『取り返しのつかないことをした』という電話をしてきたと、当時証言していた。そして、今も一子と小原コーチは不倫で肉体関係もあったと思っている、と話す。

だが、続いて藤山姉妹の父(岡本信人)や小原の妻(片桐はいり)にも話を聞きに行った霧山は、二人は不倫ではなかった→無理心中事件ではないと感じる。なぜなら、小原コーチはインポテンツだったから(苦笑)。。

そして、霧山は三日月と熊本(岩松了)の「ラブホ写真」のことを思い出す。それは、三日月と熊本が『偶然』ラブホ近くで会った時、『偶然』熊本の携帯ストラップのメダル@日光東照宮が取れ、『偶然』それがラブホの敷地に転がっていき、それを拾いに行って出てきたところをこれまた『偶然』写真に撮られた、という出来事。
つまり、一見無理心中に見えるこの事件も、実は偶然が重なってそう見えてるだけでは?一子の事件と小原コーチのガス死はたまたま時期が重なっただけで、何の関係もないのではないか?

そう考えた霧山は、この2つの偶然を1つに結びつけた人間が『しおり』だと推察。その後、時間的に小原コーチが一子を殺していない証拠を掴んだ霧山は、一子殺害はしおりの犯行、小原コーチは単なる事故死と断定。そして、証拠を見せられたしおりも犯行を自供する。

幼い頃から姉に対してコンプレックスを抱いてきたしおりは、小原コーチから一子をオリンピック強化合宿に参加させると聞かされ、その悔しさから一子と口論〜橋から突き落としてしまったのだった。。。
厚意で自白してくれたしおりに、嬉しそうに「誰にも言いませんよカード」を渡し、今回も見事迷宮入り事件を解決した霧山なのだった(何の手柄にもならないけど・・)。

嗚呼・・ホントに解決したって何の意味もない。ただ霧山が嬉しいだけ・・である。でも、何だか・・達成感あるなあ(笑)。

解決したって犯人が痛い目に遭うワケじゃないし、霧山も「反省させよう」「謝らせよう」とかこれっぽっちも思ってない。
だから、犯人が分かって、そいつがご免なさいと泣き崩れて、正義感を満足させてくれるようなことは微塵も無いのに・・どこか清々しいの(苦笑)。

それに本格ミステリーでも無く、サスペンス系ハラハラ感もないんだけど、謎解きも何故か楽しいぞ。。
いつもボーっとしてる霧山だけど、「自分の言ったことに『ハイ』をつけるのは虚言癖の人に多い」とか、それが「自分の発言をホントのことだと思い込みたい心理がそうさせる」とか、時々「おっ?」と思わせるんだもん。
ボンクラのようで鋭い・・。だけど、それを一切仕事には生かさず、趣味のみに使う。。。うーん、好きだわあ。。

好きと言えば、十文字(豊原功輔)も好きなの。頭悪いけど、霧山が教えてくれた人間の習性を『民間療法』と言ってのけるバカだけど、刑事=トレンチコートの発想があまりに貧困だけど・・でもほっとけないの。
なのに、たった3〜4分しか出てこないのが淋しい・・。もっと出してね。。

毎回、ささやかな・・いえ味のあるゲストが登場するのも、少しだけ楽しみだしたらたらと楽しむには打って付けのドラマでございます。。

。。でも、こんなにいっぱい書くとは・・自分でも思ってなかったです(笑)、


(出演/オダギリジョー、麻生久美子、豊原功輔、岩松了、ふせえり、光石研他)
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第5話
2月17日(金)オンエア分:★★★と五分の二

力業でグイグイ押しまくってくるドラマの後で拝見すると、ポカンとしちゃうぐらい軽ーくて、お間抜けで、馬鹿馬鹿しい。でも、見終わると何となく顔がニソニソっとして、強張ってた頭やカラダがゆるゆるしてく感じ。

おまけに今回は珍しく、霧山(オダギリジョー)も良いこと言ってたし(笑)、あの十文字(豊原功輔)の悲恋話・・これはちょこっと書かねば。。

これまで、趣味で時効事件を勝手に捜査してきた霧山。でもある日、時効間近の事件の被害者遺族が泣いてるのをテレビで見て、「自分のやってること」が無意味に思えてくる。・・霧山くん・・今頃?・・やっとかいっ?(笑)

そのことで悩み頭が痛くなった霧山は薬局へ薬を買いに行き、万引きする2人の女子高生と遭遇。店を出た2人を追いかけて注意するが、女子高生は盗ったモノを押しつけて逃げていってしまい、店主に霧山が万引きしたと勘違いされてしまう。困った霧山は三日月(麻生久美子)に助けを求めるが、美容院でパンクロッカーに変身していた彼女も店主に警察官だと信じて貰えず、結局十文字まで呼ぶことに。

すると、女子高生のうちの1人・真弓(吉高由里子)が今まで盗ったものを持って謝りに来て、霧山も解放される。真弓は霧山が言った「バレなくても罪は罪」という言葉で反省したらしく、お礼にと母親・レイコ(森口瑤子)が営むスナックで3人にご馳走する。

美人なレイコを見て、好きになっちゃう十文字・・でも実はレイコは夫を殺して逃亡中の指名手配犯・茗荷谷かよ子だった。整形して逃げ続けてきたレイコ、その時効成立まであと数日。。

時効捜査の虚しさに一人傷心の?旅に出ていた霧山は、旅先で指名手配のポスターを見てレイコが茗荷谷かよ子だと気づき、三日月にレイコの指紋のついたグラスを調べるように頼む。
ところが、十文字もレイコが指名手配犯だと「うすうす」気づいていた。三日月がこっそり取ったグラスを、ハンカチで拭き取って阻止しようとする恋する男・十文字。

結局、霧山からしつこく説得された十文字が、時効ギリギリで涙を呑んでレイコ逮捕を決意、そのレイコ自身も逮捕されることを「うすうす」予感していて素直に逮捕される。

さらに娘の真弓も、以前からレイコが犯人だと「うすうす」気づいていて、それを黙っていた自分も共犯だと霧山に申し出る。そんな真弓に『誰にも言いませんよカード』を渡し、レイコのためにもちゃんと生きようと励ます霧山なのであった。。〜次回へ。。

惚れた弱みで指紋を拭き拭きしちゃう十文字、刑事としてあるまじき行為である。でも、この人がやると・・許してしまいそうになる(苦笑)。

だけど、最後はちゃんとレイコが逮捕される、いたってマジメな結末も良うございましたし、母親の秘密を「うすうす」気づいていた真弓が、刑事だと言わずにみんなをレイコに会わせた気持もちょっと切なかった。こんなにくだらないのに(苦笑)、後味が良いのはこんなところなのかも。

話は飛びますが、毎回ゲストが意外に豪華で、今回は森口瑤子嬢。寂しげな美人だけどその奥に独特の不貞不貞しさがあって、あたくし好きなんです。でも整形前と後が、メガネをかけてるか・かけてないかの違いって・・ある?(笑)うーんっ、でもこの気合いの入ってないのも時効警察っぽいか・・。

レイコの店が「スナック私」でその隣が「スナック俺」、近所も「君」「貴方」「僕」とかばっかの『代名詞スナック街』。ショッキングピンクのパンクヘアがむず痒くて、孫の手が手放せない三日月。。

誰もが見過ごせない『突っ込みどころ』なのに、スルーしていく霧山たち・・。
仕方なく、夜中に一人でウケるあたくし・・。
この侘びしさが、また良いのよね・・(笑)。。。


(出演/オダギリジョー、麻生久美子、豊原功輔、岩松了、ふせえり、光石研他)
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最終話
3月10日(金)オンエア分:★★★と半分

最終回だからでしょか、いつにも増して豪華?なゲスト陣っ、小ネタも山盛りっの大盤振る舞い大会っ♪なのでございました。

ことにあたくしとしては、あの鳥肌実氏のご出演に大吃驚っ(→役名は占部)。

深夜とはいえ、こんなメジャーな表の世界にお出になるなんて・・と驚いてたら、役柄は・・やっぱりヤクザ(笑)。凶器は掃除機(大笑)。掃除機のコードをきゅるんきゅるん言わせて霧山(オダギリジョー)を脅すんだけど、なかなか見事なコード使い。「きっとコードを何度も出したり巻き取ったりして練習されたのね・・」と想像しながら、堪能させていただきました(顔はすんごくコワモテなのに、背は思いっきり小柄ってトコも素敵♪)。

で、話は何だったっけ?そーそ、雨田潮(RORRY)殺人事件。下町のモーツァルトと言われた雨田が遺したダイイングメッセージ『サリエリ』を手がかりに、霧山がくんが見事解決するんだけど、事件はほとんどオマケ(笑)。
蓑虫男にやわらか地蔵、占部の掃除機ワザ、おでこのトムソーヤ痕・・だけで、もうお腹ぽんぽん。

それにストーリーよりも「ソーセージを美味しく食べるなら曇りの日」「悪い夢を見るなら『デュマデュマデュマ』と3回唱える」とか、ここで主張される定説って何だか「ひょっとしたら・・ホントにそうかも?」と思わされちゃう。で、くっだらねぇと思いつつ、こっそり実践してみたくなるのが困る(笑)。

最初はぎごちなかった三日月ちゃん(麻生久美子)との掛け合いもだんだんイイ感じになり、時効捜査課の又来(ふせえり)や熊本(岩松了)たちとの雰囲気もホントにタラタラゆるゆるしてて、十文字(豊原功輔)のコレクションも充実してきたのに・・お別れとは残念でございます。。

底をついちゃった霧山くんの貯金が貯まり、また捜査再開してくれることを願いつつ・・。

あ、それに、これほどくだらなく意味のない、でも何だかちょっとは意味のありそうな?ドラマを真剣にお作りになったスタッフの皆さまにも感謝♪

また帰ってきてね♪♪
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 14:43 | 時効警察
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