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「不機嫌なジーン」

フジテレビ/月曜:夜9時 <2005年1月17日ー3月28日>

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「不機嫌なジーン」

(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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放映前期待度:★★★★★

これ、今期ドラマの中でいっちばん楽しみにしておりますの(月9なのにっ)。

話は最初から横道に逸れますが。。あたくしが時々その偏った姿勢にブチ切れながらも、週刊文春とゆーおじさん系週刊誌を読み続けている理由のひとつに、竹内久美子女史の「ズバリ、答えましょう」が連載されてることがございます。
読者からのありとあらゆる質問に、動物行動学研究家の竹内氏がその知識を駆使して答えるってコーナーなんだけど、これがまぁ馬鹿オモシロイっ。

質問が人間から動物・植物などなど多岐に渡るので、毎回とゆーわけではありませんが、冷静ながら赤裸々に語られる動物たちの生態が「ヒト科」にも充分通じてとにかく笑える。たまにポッと顔が赤らむほどの内容で、アカデミックな下ネタってゆーか、高尚な猥談ってゆーか・・。とにかくとても興味深いの。。。

(例えば・・交尾の時にカマキリのオスがメスに食べられてしまう話は知ってたけど、先に頭だけ食われちゃったりすると、オスはよけいにハッスルして活発に『活動』する。頭がないのにエッチに励む・・・その図を想像するとスゴイモノがあるが、これもまたちゃんと意味がある。とゆーよーな具合なのよ)役名は違うけど、お名前も竹内でダブるし、ひょっとしてこれがヒントかと思っちゃったわ。。

で、よーやくドラマに話を移し・・。
鵯越(ひよどりごえ)大学に通う仁子(通称ジーン)は、生物学の学者のタマゴ。
「オスとゆー生物は、その遺伝子(英語でこれまたジーンと言う)の指令で浮気をしてしまう」という、生物学的通説を身をもって知り男性不信になってしまった彼女。。

ある日、それを彼女に知らしめた=浮気してそれが原因で別れた→元カレ・南原孝史が再び彼女の前に現れた・・。

いやぁーんっ、オモシロそうでありますっ。あたくし、すでに半分持ってかれてますっ。
キレーなねーちゃんにーちゃん出して、オッシャレーな服着せて、有り得ねーよーなお話なんて、もぉっ飽き飽きしてたのよぉおおおおーーーーん。

くふふ、たのちみ。。良い子で9時を待ちませうね。。


テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「不機嫌なジーン」
(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第1話
1月17日(月)オンエア分:★★★

あたくしとしては、今クールの大本命だったのだが・・。
ううん、いつもの「月9」からしたら、まだ期待できるんじゃない?
え?・・でも、ちょっと寒くなかったかい?
うん。。ちょっとね。。。

面白いんだか面白くないんだか、めっちゃボーダー!だったわ。。ぐすん。。

動物生態学を研究する主人公・仁子は、『オスは交尾→遺伝子を残すことだけが目的で、そこに愛など存在しない』と思っている。それを実感させたのは、以前彼女がイギリス留学中に付き合い、別の女に浮気され、別れた元カレ・南原孝史。

そいつが何だか有名な賞を取り、仁子のいる鵯越大学に客員教授として現れる。
一方、男性不信に陥ってた仁子も大学付属の小学校の非常勤教師・白石とちょっぴりイイ感じになるが、彼もまた「オス」であることを再認識。そんな仁子に、やたらとちょっかいをかける南原。。。

ワクワクとして見たの、「来いよ・・来いよっ・・!」なんて言ってる、競馬好きなおぢさんみたいに。嗚呼っ、でも・・・。
ロンドン?の街角での別れのシーンはハラリハラリと涙をこぼして結構シリアスだったのに、再会シーンは・・りゃりゃ?軽りーっ?
『いや、まだまだよ、これからよっ!きっと』などと思いつつ、見守り続け・・逃げたハリスホークが帰って来るシーンで・・・萎えた。。。

まずい野菜ジュースみたいに、早い話、こなれてないんだわね。。
小松菜と人参とリンゴとハチミツをガガガっとミキサーにかけたら、あーら不思議けっこーおいしいじゃん?となるべきなのに、小松菜は青臭く、人参は思いっきり人参してて、リンゴはただリンゴで、ハチミツはただ甘いだけ・・(よけい分かりにくい・・?)。

動物生態学や行動学をモチーフにするなら、もっと含蓄に富んだ使い方をして欲しい。修士1年の仁子なら、フツーの女子には有り得ない発想をするはずだもの。

<突然聞きかじり動物学講座>
鶴やコウノトリは、浮気も離婚もなく(離婚は・・元々ないわね)一度結ばれた相手と一生添い遂げます。立派だわ・・。美しいわ・・。見習いましょう。。。

あたくしはね、太古より延々と続いてきた「何故に男は浮気し、何故に女は男を縛りたがるか」とゆー『永遠のテーマ』を、仁子や南原に動物生態学を通してあーでもないこーでもないとやり合いながら、紐解いてって欲しいの。
増してあーたっ、昨今ヒト科のメスでもいっぱい浮気する時代、何がどーしてそーなってきたのか、その辺りも知りたいのよぉおおおおおおおおおおおおお

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「不機嫌なジーン」
(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第2話
1月24日(月)オンエア分:★★★

あーんっ、背中の痒いところのその隣を掻いてるよーなムズガユサなの。面白くなりそーな・・でも全然的はずれのまま終わっちゃいそーな。。

仁子と健一の、どことなく少女マンガを思わせるよーな感じは嫌いじゃないの。
でも、南原教授のご性格とゆーか生態行動は、ちょと寒い。。さらに「ち○こ」の台詞は、大寒波並みに寒い。。。月9で、コレは大英断だったのかも知れないけど・・引いた。。
で、あらすじも無いよーな有るよーな・・やっぱり無い(笑)。

別に小ネタ・小コント満載はいいんだけど、その中にも一本通ったモノが流れていて欲しいの。ケラケラ笑いながらも、終わったあとでちょっとセツナクなるような。

失恋して男性に失望した仁子が、それでも本音ではやっぱり恋がしたくて、だけどそれを下手に身に付いてしまった生物学の知識が邪魔したり、時にはそれに助けられ・・。

オスが見せる不可解な行動の数々、それを動物生態学を駆使して何とか分かろうとするメス・仁子。。

何故にオスは靴に穴まで開けて、メスのスカートの中を覗きたいのか?
何故にオスはすぐバレるよーな嘘を平気でつけるのか?
何故にオスはこんなに馬鹿なのか?(こらこら・・)
テーマは腐るほどあるんだから、時にはきわどく時には哲学的に解き明かしていって欲しいのだっ。

それにオダギリくんを出し惜しみせず、もっとがががっと出してくださいっ。
小学生のアホクソぼーずみたいな「ち○こ」とかじゃなく、もっとハイレベルな下ネタをやってくださいっ。
小林聡美嬢・・このままだと天才数学者ってより、ただの変わり者の一人になっちゃいそうで勿体ないっ。

以上っ、頼むぞっ。

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テレビドラマレビュー:「不機嫌なジーン」
(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第3話
1月31日(月)オンエア分:★★★

のわんとなぁーくだけど、やっとこのドラマの雰囲気に馴染んできたようでございます。。

でも今回も、仁子と健一の仲はよく分からないけどまた少し進展し、そんな二人を見て気が気でない南原教授の図→お話としては同じところをグルグル回ってるようで。。

つまりこのドラマは、次はどうなるの?というあらすじで楽しむのではなく、現在と過去を行ったり来たりしながら、その時その時のエピソードを楽しむって感じかしらん?

それにしても、ゲストがマニアックに豪華ですっ。
南原教授の元妻は、高岡早記嬢。別れた夫のところに再婚するとやってきて、お金を無心する。でもって、南原教授の食べ方もお風呂の入り方もなにもかも嫌いだったと言って帰っていく。

このボコボコに凹まされる南原が、いやぁいいわぁ(笑)。いつもの異様にハイテンションな彼より、ちょっとしょげてるくらいが可愛らしくって。
で、この元妻の攻撃の後、仁子と健一のキスシーンを見てさらにダメージを受けた南原が、仁子に「お前、今幸せか?」と尋ねる。

「はい、すごく」と答えた仁子に「俺といた頃は?」と問いを重ねると「。。。」→無言。それで「俺というヤツは1人のメスを幸せにすることもできないのか・・」と落ち込む姿を見て、あたくしちょっとグラッと来ちゃったかも(今までは、単なる危ない人だったん
だもん)。

オスとしては、健一より南原教授の方がずっと興味深い。健一は・・そうねえ、味付けしてないはんぺんみたい(見栄えは小綺麗だけど、味気なく、食べ応えも無さそう。あ、でも、お腹だけは一瞬膨れるかも)。
だから、仁子がこのはんぺん男のどこに惹かれるのかもよく分からないし、鰯つみれ(→南原教授)のクセのある味を知ってる彼女にとっては遅かれ早かれ物足りなくなると踏んでいるのだが。。

まぁ、何でもいいや(笑)。
とにかく次週は、ちゃんとオダギリちゃんをたんまり出してくれれば、つべこべ言わないわ。



テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「不機嫌なジーン」
(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第4話
2月7日(月)オンエア分:★★と半分

つまんないっ!ってほどでもないけど、オモチロクもない。。
嫌いっ!ではないけど、好きとまでは言えない。。
歯ごたえがなく、見終わった後に残るモノが無いのだっ。。
不機嫌なのは仁子ではなく、見てるあたくしなのだった。。。

お話の内容も「相変わらず」である。
仁子は健一と、仁子にフラレたと自覚した南原教授は別のおねーちゃんと、それぞれに進展?してるけど、おじちゃんキューピッド・早乙女サンダースのせいで大晦日を一緒に過ごすハメになる。でぇーっ、あーだこーだしてるうちに妖しい雰囲気になった仁子と南原教授は、長ぁーいキッス。。。
ったく、よう分からん二人であるっ。

別れたのに別れきれない男と女ってのは、他人事だと面白い・・はずなのだけど、それがただの「どっちつかずでテキトー」に見えちゃうのは、恐らくセツナサってモノがないからだな。。

それでもまだ南原教授の方には『それらしきモノ』を感じるのだけど、肝心の仁子がなぁ・・だんだん中途半端なさとう珠緒に見えてきた(笑)。

ホンモノのさとう珠緒嬢は、確信犯とゆーか既に『芸風』にまで達してて「これれはこれだわ・・」と思えるのだけど、仁子は・・・だんだん無節操&無自覚な軽ぅーいだけのおねーちゃんみたいになってきちゃって、たはは。。

まだ最初の頃の別れのシーンとかでは切なくもありカワユク見えたのに、回を追う毎に鈍感で男にだらしない女に思えて来た(そこまで言うか・・)。

例えば・・フクロモモンガを追ってホコリだらけになった南原教授の上着を払うのも、つい手が伸びるのはいいんだけど、そうした後で『ヤダっ?!どうして私ったらこうなのかしら?』と辻褄の合わない自分の行動に悩んで欲しい。さらにそんな自分を動物生態学的に分析して、よけい混乱して見せてくれたらもっと肩入れできるんだけどなあ(なのに、あれじゃあ馴れ合った中年夫婦みたいだったもん)。

期待の一作だったのに、メンツもこんなに良いのに、すごく勿体ない。
やはり月9は、何かの呪縛にかかっているのかしら・・。

テレビ番組 フジテレビ
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(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第5話
2月14日(月)オンエア分:★★と半分

おや?今回は、けっこーマトモな恋愛モード???仁子ちゃんの涙もたっぷりで、珍しくちょっとセツナクもありそで無さそで・・。
へへっ、でもっ騙されないぞっ

カウントダウンパーティで、思いがけず南原教授と熱烈なチューをしちゃった仁子。自分でも「何であんなことに・・」と思いつつも、山登りをして邪念を払い、健一とは順調?にお付き合い続行中。片や南原教授の方はそのチューで「冬眠させてた俺のハートに春一番が吹いてしまった」らしい。。

健一は、日頃から自分よりも研究を優先する仁子がやや面白くない。そんな時、二人で誕生日を祝う約束をしてたのに、研究室の停電騒ぎで当の仁子が遅刻してきたことから二人の気持はすれ違ってしまう。停電騒ぎが収まり、約束の場所に戻った仁子は健一がめぐみと一緒のところを見てしまう。なのに健一が『男友達といる』と嘘をついたことで深く傷つき、泣きじゃくる仁子なのだった。。。

ふえー、独りぼっちのバースディを過ごすことになった仁子の淋しさに、ほんの一瞬だけど同調しそーになったじゃないのっ。危ねー危ねー。。

そんな気の迷いもあったけど・・やっぱり仁子が最大のネックなの。
行き掛かり上とはいえ、今カレの健一に嘘ついて元カレの南原教授とパーティに行き(そこまでは何とか許すとして)、そこで熱烈なチューをしても健一に何の後ろめたさも感じてなさそうで、ふつーにまた健一と朝を迎える仁子って、どこか抜け落ちてるのか、それとも単なる無節操アーパー女・・?

だから健一の嘘で傷ついちゃっても、彼への思いが強いからじゃなく「えーんっ、誕生日なのにこんな目に遭うあたしってめっちゃ可哀想」って被害者意識で泣いてるとしか思えないんだもん。こーゆーお行儀の悪い女は、好きじゃないんだもーんっ。

それに、健一の方もなぁ、何だかペランとした男に見える。自分とテントウムシのどっちが大事なんだよっ?なんて、今頃女子でもあまり口に出さないようなこと、平気で聞けちゃうんだもん。
そもそも仁子と健一って、お互いのどこが好きなのかさっぱり分かんない。

そーやって見ていけば、南原教授はまだ可愛らしく魅力的。何だかんだ言ってもパーティで仁子と健一を会わせないようにしたり、仁子への思いを吹っ切るように他の女に手を出してみては虚しくなったり、寄ってくる女子高生に「子供は早
く家に帰れ」なんて仰るのも悪くない。。
でも・・この南原教授も仁子を諦めきれないんだもんなぁ、困ったもんだなあ、ったく。

残すは干拓問題&人寄せ(女子寄せ?)オダギリか。。
いっそ恋愛コメディドラマ路線をやめて、環境問題ドラマに鞍替えしちゃえ。そーなっても、みんな気づかなかったりしちゃったりして・・。
あーんっ、隠してもふと毒が滲み出てしまう。ううっ。
だったら見なきゃいいだろーって話だけど、そうもできない潔くないあたくしなのだった。。

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「不機嫌なジーン」
(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第6話・第7話

ごめんなちゃいっ。周回遅れになっちゃいました。なので、2回分続けてお届けします。ごめんねー

2月21日(月)オンエア分:★★★

仁子と健一の恋はとうとう終了。。
もともと何でこの二人がつきあい出したのか、お互いどこに惹かれたのかがさっぱり伝わって来てないので、「くっつこうが離れようがどっちでもいーや」という気分だったあたくし。。

がっ、ふたりがそれぞれに感じた「恋が壊れていく時の予感」を描いてる雰囲気は・・悪くなかったわん。

バースディプレゼントにテントウムシのペンダントを貰っても、普通に話せてデートの約束をしても、もう『この人じゃない』ことに気づいてる仁子と健一。それでも二人はまたデートする。それも場所はよりによって、仁子ワールド炸裂必至の動物園で・・。

修復しようとすればするほど、さらに気まずくなり、壊れていく二人のやりとりはけっこーセツナく、「そうそう・・こんな感じだったな。。」と遠い目をして過去を振り返った女子は、きっと少なくなかったはず。。

動物園で一応「また」と言いつつ、別れてから健一が振り向きもせずすぐにケータイで電話をし始める。その後ろ姿を見る仁子の寂しさが、これまた乗り移ってきて・・ひっくひっく、ぐしゅん。。
おっと、いけない、つい、ズッポリとハマってしまいそーだったわっ。

その後の『決定的なお別れ』シーン。健一に貰った花束をまだ飾ったままの部屋で、彼のために料理する仁子。好きなCMのバージョンが変わってしまったとガッカリする仁子に、健一は「変わって行かなきゃ・・」と言い、そして別れを切り出す。。

ここも一見あっさりとしてるよーで、切れてしまったペンダントなどの伏線がよく効いて、そのあっさり加減がなかなかリアルな別離シーンでございました。。

で、ちょっとホロリと来たには来たんだけど、やっぱ仁子がどっちつかず。
恋に臆病&不器用で健気な子なのか?それとも成り行きで元彼ともチューしちゃってもそれほど罪悪感もないザッパーなおねーちゃんなのか?そこがテキトーだから、見てるこちらの居心地が悪いんだもん(もちろんその両方を併せ持つ子でもいいんだけど、どーもそこまで複雑で魅力的なキャラにも到達してないし)。
もっと仁子のキャラをはっきりくっきり見せてくれないと、竹内結子嬢まで嫌いになっちゃいそーである。

いくら女子が強くなったとは言え、恋愛ドラマはどこまで行っても、結局は女子に受けないとどーにもならないことを、教えて差し上げたいわ。。

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2月28日(月)オンエア分:★★

何がしたいんだか、何を伝えたいんだか、やっぱり、どーもよく分からないドラマである。。。

健一と別れ、傷心の仁子ちゃんに南原教授が「やり直そう」と言うが彼女は拒絶。
でも教授がミネソタに行くことになり、その出発間際、初めてちゃんと向き合い、話をして、そして再び別れる二人。で、舞台は2003年12月からやっと現在の2005年2月へ・・。

その1年数ヶ月の間に、仁子ちゃんはテントウムシ研究を通して『遺伝子じゃ説明できない何か→見えない絆』を発見して証明するんだろーかねぇ。。ご苦労様なことです。。

嗚呼っ!キャストはホントに豪華なのに、どーしてこんなに何も残らないんだろう(今回印象に残ったのは、南原教授の顔のデカさぐらいだった。仁子やスッチーとの2ショットは、彼女らの軽く2倍はあったもん。。内野聖陽様は好きだけど。。)。

でー、勝手に解釈してみると・・。
仁子と南原というメスとオスが居た→オスの浮気で別れることになった→オスはそれを遺伝子のせいにし、メスは失望しつつも遺伝子以外のモノ=愛を求めた。

その二人のジタバタしてる堂々巡りは、生物としてはとても真っ当な営みなのだが、当の二人はそれに気づいていない。By神宮寺潤。ってなとこかしらん?

もしそれならそれで、そんな二人を愚かに可愛らしく描いてくださればいいのに、どーでもいいギャグやアニメやエピソードを入れるから、こんなグダグダで中途半端な煮え切らないドラマになっちゃうんだよなあ、きっと。

女子待望のオダギリくんも、やっと本格的にご登場遊ばしそーだけど他の人物キャラの描き方を見てるとあまり期待できそーもない。

そんなこねくり回さなくていいから、もっとフツーに楽しめるよーにして欲しいと切に願うあたくしであった。。

テレビ番組 フジテレビ
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(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第8話
3月7日(月)オンエア分:★★と半分

初めて食べた山羊乳のなんとかいうチーズは、確か脱いだばかりの靴下のような臭いがしたっけ。。
いやぁー、オダギっちゃん、存在感バリバリ。ふと、そのチーズ体験を思い出してしばったわ。。でもそれが・・クセになるの。うふ、うふふふふ。。

新選組の時は、めっぽう腕も立つ孤高でクールな反面、どこかウブで幼い感じも残るお役でそれはそれで良かったけど、こーゆーアブナめのキケンなオスはぴっったりこん。キケン分野にはいろいろいらっしゃるけど、三上博史ほどアブナくはなく、北村一輝ほど目がイっちゃってない。ちょっぴり青い感じが良いのね、とっても。

今回はちょっと乱暴で、汗臭そうな漁師の息子。学歴は低そうだけど、人としては賢そーな勝田隼人、27歳。。。

もうこれだけで、仁子の恋なんて別にもうどーでもいい気もいたしますが・・。
一応ね。。

健一と別れ、南原教授もミネソタに旅立った2003年末から約2年、仁子は誰とも恋愛をしていなかった。そんな彼女の前に、勝田が再び現れる。女ったらしの勝田だが、何故干潟の反対運動をしているかを聞いて彼への見方が少し変わる仁子。また、勝田の方も仁子がどーして虫に興味を持ったかを知り、ますます彼女に興味を持つ。

そんな頃、何の前触れもなく南原が帰国して仁子の前に出現。ようやく素直になった仁子と南原だったが。。

で、やっとこさ結ばれそうになるんだけど、ここで仁子に究極の選択の時が来るみたい。金儲け主義の新事務長から命令された仕事を、学者として良心に反すると断った彼女。でもどーやら南原は干潟問題でその良心に反するよーなことをしたらしい(まだ真相は不明だけど)。

南原との恋を取るのか、それとも同じ学者として南原の行為を許せないとするのか?要するにメスの本能と、人として動物行動学者としての理性とのどっちを選ぶのか・・ってことらしい。

ま、話としてはやっと少しまともになってきたけど・・・やっぱりどーもたいくちゅ。。。

最大の敗因は、ここまで仁子という女がちっとも魅力的に見えなかったこと、だな。今回は子供相手の昆虫ショーで知識を披露したり、勝田に虫との出会いを語ったりして「おっ?それっぽいじゃん?」と思ったりしたけど、これまでは学者のタマゴってゆーより、ただダラダラと大学に居残ってるおねーちゃんにしか見えなかったんだもん。

お金がないと言いつつ全然そーは見えないし、男性不信とゆー割にはすぐに男とどーにかなっちゃうし、親の反対押し切って動物行動学なんてマイナーな学問やるぐらいだからホントは相当の堅物&偏屈であってもいいはずなのに、妙にチャラチャラふにゃふにゃしてるし。

わざとらしいかもしれないけど、例えば牛乳瓶の底みたいな黒縁メガネかけさせるとか、床がぎーぎー音たてるようなボロボロのアパートに住まわせるとか、白シャツに黒カーディガン羽織らせるとか(もちろんシャツのボタンは首まで全部とめさせて)、電気ポットでラーメン作らせるとか、オスに肩叩かれただけで卒倒しちゃうとか、それくらい徹底的にあざとく「変わり者」にしてくれたら良かったのに。

でも、そんな変人で、堅物で、不器用で、苦学生で、メガネ外したら思わぬ美人だったりするのにそれに気づいてなくて、アンアンやノンノよりも回虫図鑑を見たがるよーな、そんなダサイ女の子が、恋に目覚めて、自分をうまくコントロールできずに戸惑ったりしたら、あたくしは「んま、可愛いっ」って思えたと思うのよ。

それなら、勝田の言うところの「やさしくしてやりたいような、ちょっと傷つけてやりたいような子」にも素直に頷けるし、変態天才学者・南原のお相手としても納得できたはずだわ。。。

でも、その辺が『月9の呪縛&限界』ってモノかもね。。。

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(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第9話
3月14日(月)オンエア分:★★★と三分の一

あれれっ?何だか予想に反して面白くなってきちゃった・・。

仁子は帰国した南原教授と再会して、二人はそこはかとなく良いムード。でも、そこに南原の天敵?勝田が出現し、とうとう仁子にも『南原がデータをでっち上げ、海を殺した』という話が伝わってしまう。

研究者としての良心を貫いたために大学の研究室を追い出された仁子にとって、南原がホントにそうしたのかどうかは大問題。南原本人に確かめると「やった」と言われ、さらに「海のひとつやふたつ死んだってどうってことない」と言われてしまう。でもそれを信じられない仁子は、一人で真相を調べ始める。。

たった1週間で(お話の上では2年だけど)、仁子ちゃんくにゃくにゃした尻軽女から「大人の女」にご成長遊ばしちゃいましたねー。強烈なオス・勝田にもよろめかなかったし、干拓問題の話を鵜呑みにもしなかったし。

頭の隅で「今までの8回は、一体何だったの?」と思いつつ、でも、この大成長で初めて仁子が魅力的なキャラに見えたのも事実。

それに神宮寺もやっと、その存在感が出てきたみたい。仁子、南原、勝田がややこしくもつれていくのを見てて「あーっ面倒くさいっ、数字の世界に戻りたい」と仰る彼女。あたくしにも分かるわっ、神宮寺教授っ。だって、オスとメスの世界はこーすればあーなるとゆー定理なぞ無いんだもの。

割り切ろうとしたって割り切れず、足しても足してもダメな時は一気にブチ壊れてマイナスになる。そんな答えや予測のつかない恋愛なんてモノより、くっきり明解な数学の方が何と健全なことかっ。。。でも、その実けっこー興味はあるってビミョーな感じがとてもチャーミング(これでこそ小林聡美嬢がお演りになる甲斐が出てきたわ)。

あと忘れてはならないオダギリ勝田。もぉ、画面の向こうからもプンプン匂ってきそーな濃厚フェロモンに、クラックラ来そーでしたわ。。
野良犬みたいにギラついてるのに、「何もかも持ってる南原に嫉妬した」なんてふと子羊ちゃんみたいなナイーブな面を見せる彼・・。女は弱いんだなぁ、こういうのに。あのペランとした健一はともかく、勝田なら許すぞ、仁子(笑)。

研究室で次第に浮いていく仁子の様子や、動物行動学なんていうお金にならない研究を続けるには意に反した研究もしなくちゃならない状況もいつになくシビアに描かれてて、説得力あったし。

くぅっ、それなのになんであと2回なんでしょっ。。。。わおーんっ

テレビ番組 フジテレビ
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(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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第10話
3月21日(月)オンエア分:★★と三分の二

事務長の山本が、仁子を辞めさせるために押しつけた森林の研究。到底無理と思えたこの無理難題を、みんなの協力もあって仁子は完成させる。その一方、南原は彼女が干拓問題にも首を突っ込んでると知り、これはもう単なる自然破壊の範疇ではなく関係者の利害が絡みあった社会問題、もう関わるなと釘を刺す。

でも勝田たちが農水大臣に直訴する場に同行してしまった仁子は、揉み合いに巻き込まれ怪我を負い、つい「あの資料は改ざんされたものだ」と口走ってしまう。
その後、病院に駆けつけた南原は仁子にプロポーズする。。

・・・と、仁子と南原の恋は一気に進展したのはいいとして、恋愛コメディの割には、ややこしい領域に踏み込んじゃったなーという印象だったの。

現実で起こっている社会問題をドラマの中で取り上げること自体は、反対ではない、というよりむしろあたくしは歓迎する方なんだけど。。

まず、ヒューマンドラマならともかく、ずっと軽ーい感じで来たこの恋愛ドラマに「干拓問題」は重すぎる。
有明海干拓工事は、当事者の人たちにとっては深刻な現在進行形の問題。それをこーゆードラマの中のネタとして使われるのは(多分?)不本意だと思うし、さらにドラマ内で「改ざんがあった」と出したら、それが事実だと受け取られかねない(実際のことは別として)。

仮にそれを出すにしても、架空の設定にするべきだろーねぇ。
別に「ああ、あそこのことだな」とバレバレでもいいから、名前を一字変えるとか、場所を全然違うところにするとか。

折角、仁子と南原がイイ感じになってきても、そして『男女の愛情は他の何を犠牲にしても構わない』というエゴイスティックだけど究極の本音(もしかしたらこのドラマのテーマ?)も、この干拓問題取り扱いの危なさに隠れちゃう。
で、結果として、何ともボヤけたドラマになっちゃう気がする、ってーか、もうなってる・・?

テレビ番組 フジテレビ
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(出演/竹内結子、内野聖陽、オダギリジョー、小林聡美、山田優、もたいまさこ、平山広行、岡田義徳他)
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最終回
3月28日(月)オンエア分:★★と半分

南原教授からプロポーズされた仁子。大臣への「干拓問題のデータ改ざん発言」で鵯越大学の研究室を辞めることになった彼女は、これでいよいよ結婚か?と思ったら、結局は研究への道を選んで終わり・・。えっ?終わりかよっ?!って終わりだったのでありました。。

そこそこお金も名声も才能もあるけど若くはないオスと、若く美しいけどまだコレっ!ってモノがないメス。付き合い出した二人は紆余曲折を経て、やがてその関係は煮詰まり、いざ結婚となった時・・メスは目覚めちゃってて羽ばたいていっちゃう・・。

んん?こんな感じって最近どこかでもあったよーな気がするぞ・・と考えてみたら「なぁーんだっ、これって石田純一&長谷川理恵じゃん?」だったのでちた。。

そんな生臭い現実と一緒にするな!って叱られそーだけど、でもそう思っちゃったんだもーんっ(関係ないけど、石田氏は失恋特需ってゆーのかしら、すっかり彼女との別れ話で売れっ子のご様子。あちこちで心情激白されてるのを拝見すると、長谷川嬢の気持もちょと分かるよーな・・。でも長谷川嬢もかなり勝手と言えば勝手で・・まあ、どっちもどっちでちゅね)。

で、もちろんこちらのお話は、もうちょっと上品で高尚では・・ある。
南原教授への思いは確かなものの、動物生態学者としての自分も捨てきれない仁子。彼女の迷いに気づいていた南原は「オレはお前に一生安定した生活を約束する。子供を産み、いつも自分のそばにいて、その上で研究を続ければいい」と迫る。すると、仁子は「そうしたらきっと自分は後悔する。いつか貴方から飛び立ちたくなる・・」と答え、別れを選ぶ。

そして南原教授から飛び立った仁子は、実際にめきめきと学者としての頭角を現し、大活躍。一方南原教授の方も、つべこべ言わず彼の遺伝子を残してくれそーなフツーな美形メスを見つけていて、久々に再会した二人はただ「元気?」と言い合い、分かれて行く。。
ここは本当ならかなり切ないシーンだけど・・そうでもなかった(笑)。

さらにラストシーンでは、エライ学者になってロンドンにご出張遊ばした仁子がタクシーのラジオで聞きたかったはずの動物のニュースではなく、思い出の曲・ラヴァーズコンチェルトを選ぶ。メロディと共に蘇る教授との懐かしい二人の日々、だけど決して戻れないあの頃・・。
ここも本当ならものすんごくキューンと来るはず・・・だが、来ない。

別にくっつく結末だけを望んでるワケじゃなく、別れるなら別れるで良いんだけど、どーも描き方が寸足らずなんだなあ、これって。

そもそも仁子がそこまでの学者には、どーやったって見えなかったんだもん。
いくら山に籠もってボロボロになっても、デートより研究を大事にしてても最後まで『だらだらと大学に居残り続けて、適当にオスとも遊んでるおねーちゃん』って感じにしか見えなかった。

干拓問題を絡ませたのは、まだ学者としては途上にあった仁子の意識を目覚めさせ、彼女の未来を決定づけるためのものだったのかもしれないけど、どーやったって仁子の『動物や自然への情熱』みたいなものが結局は伝わって来ず。。

だから、そんな彼女が南原教授との結婚か研究かで悩んでも、涙の選択をしても「え?貴方ってそんなタイプだっけ?」って違和感が増すばかりで。。。
果てはほんの2年ぐらいで学者として大成功を収められても、「ふぅーん。。」としか言いようがないのでありました。

終盤、仁子が子供達相手に『人間も遺伝子を残すことだけに集中できたらラクなのに。でも辛かったり悲しかったり嬉しかったり、そんな無駄なところが人間の良いところ』みたいなことを話す。これがこのドラマの恐らくメッセージだとして、それはそれで分かるし、やりようによってはホント面白くなりそーな設定やテーマだったのに、とっても残念。

見終わってみれば・・やっぱ月9はどこまでも月9なのであった。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 13:27 | 不機嫌なジーン
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