LINEスタンプ 使ってね

[見つかるZOU:検索窓]3つのSHOPで探し物簡単検索


「ひと夏のパパへ」

TBS/水曜:夜10時 <2003年7月2日ー9月3日>

テレビ番組 TBS
ドラマレビュー:「ひと夏のパパへ」

(出演/上戸彩、北村一輝、桜井幸子、渡辺いっけい、小林捻侍他)●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
放映前期待度:★★

おかーさんが突然病死した美少女・彩ちゃんが、娘の存在すら知らなかったパパ北村一輝と住むことになって・・・、ってお話。北村一輝が、好物なのっ。クセはあるけど、何やってもけっこうサマになってらっしゃるし。でもこーゆー設定だからして、一歩間違えると何の変哲も無い親子愛情賛歌物語ってことになるから、そこんとこ北村一輝さまに御期待申し上げておりますわっ。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1話
7月2日(水)オンエア分:★★★と三分の二

ぽんっ!出ましたがなっ、思わぬ拾い物っ。アヒル系美少女上戸彩ちゃんが、かわいらしーことっ。北村一輝ちんぴら探偵パパとのやりとりも、ベタつきがなくてよろしゅーございます。もっとお涙ちょうだいモノだと思ってたけど、なんのなんの軽やかだわっ。

援交は駄目っ、でもそーゆー馬鹿娘には荒療治も必要ってゆースタンスも好ましいし、変に小奇麗な方向に行かないとこが、あたくしを素直な視聴者にさせたのだわ。。外古葉(小日向)と佐戸井(渡辺)の、うだつの上がらない中年男ふたりも良いお味。ところで、どーして探偵ちゃんとゆーと、テラテラのスカジャン着るのでしょ?


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2話
7月9日(水)オンエア分:★★★と四分の三

ぽわぽわん。前からちょっと好きだったんだけど、いよいよ本気になってしまいそー、北村一輝。今までくせのある役が多くて、今回はあたくしが知ってる範囲ではとてもノーマル(ちゃらんぽらんだけど、根はいいヤツ。ねっ、よくあるキャラだわっ)なんだけど、そこにちらりと生来のくどさが加味されて、良いのだわんぽわわん。

顔は濃いけど、ヒゲも濃いけど、ぽわわん♡たはは、あたくしの恋心は置いといて、っと。今回もおもちろかったぼんっ。ショーパブまねき猫の小劇場風にぎやかしショータイムも楽しいし、外古葉(小日向)&佐戸井(渡辺)の中年層グループも、上戸アヒル彩ちゃんも、健闘続行中。早くもレギュラー席、獲得?!


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第3話
7月16日(水)オンエア分:★★★と四分の三

北村パパがみんなの前で自分の気持ちを吐露するシーンとか、今回はちょっとウエット気味だったけど、でも許容範囲だったわ。まりもが「私はどーして生まれてきたの?私は遊びで出来た子なの?」って詰め寄るところも、このあたくしにしては素直に観られたし。

あれが他の子だったら、どこかイヤァなものを感じたかもしれないけど、上戸アヒル彩ちゃんだから抵抗なかったのかも?上戸アヒル彩ちゃんって、なかなかお上手っ。そのシーンでかかってた曲(多分モンゴル800?タイトルは分かんない)が、またくくっと良い感じ。ちょこっとずつ距離が縮まっていくふたりだけど、これ以上は湿度上げないでねー。毎回、泣きのシーンなんて入れたら嫌よっ


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第4話
7月23日(水)オンエア分:★★★

やや荒唐無稽且つ予定調和且つドタバタぶりが過ぎるけど、ショーパブまねき猫スタッフの低レベルお金騒動がむかついたけど、上戸アヒル彩ちゃんに免じて許す。。でも、今回だけよんっ。にしても、上戸アヒル彩ちゃんって、タダのかわい子ちゃんじゃないねー。雰囲気あるし、これ観始めてからファンになっちゃったですっ。

このドタバタ空気の中でも、それに巻き込まれない透明な存在感みたいなモノがあって、彼女のおかげで成り立ってるとこ、多いと思うなぁ、うん。で、北村パパは、もちっと押さえ目の方がいいな。だって、40近い男が銀行口座のひとつも持ってないって・・・どーよ?ホームレスじゃないんだから、住んでるとこもあって、家賃とか光熱費の引き落としだってあるんだからさぁ。あんまり浮き世離れし過ぎると、何もかも説得力失うぞ。ま、今日はこのぐらいにしとくが。。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第5話
7月30日(水)オンエア分:★★★と半分

ほぉ?この間のお小言を聞いていたかのよーに(んなワケないけど)、今回はちょっぴり押さえ気味のトーンで、良かったんじゃなくって。浮き足だってた北村パパも少しは地に足がついた感じで、許容範囲内だったし。それにソトコバおじが、いいわねー。見た目はハンサムでもシブクもなく、その辺にいそーな普通おじさん。会社リストラされて妻子もいて生活も大変そうだけど、好きなダンサー修行してる開放感が伝わってくる。

まりもが誘拐された時も警察に通報しようとするサトイに、これが露見したら麻美先生が困るだろって止めるとこなんて(誘拐犯は麻美先生を逆恨みしてる男だったから)、思わずうんうんと同意してしばったわ。こーゆーのこそ、中年男ならではの良さというものだわっ。

おいっ、サトイっサトイモっ、あなたもこーゆー人としての配慮ができる男になりなさいっ!(いや、つまり小心者で思慮が浅くプライドだけ高いサトイをそれだけ渡辺いっけい氏がじょーずに演じてるってことなんだけどね)と、こんなわけで、上戸アヒル彩ちゃんの魅力だけじゃなく、脇を固めるおじ達もなかなかに味わいがあって、よろしいおすえ。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第6話
8月6日(水)オンエア分:★★★

シリアスでもコメディーでも、面白いモノって「高揚感」があるのよね。そこの世界に入り込んだよーな疑似感覚が、自分のどこかに残ってて、ちょっとぼーっとしちゃうよーな。。ここの世界は嫌いじゃないんだけど、どーも何か食い足りない。登場人物が多すぎる気もするし、それぞれのキャラが均等に味付けしてあってメリハリがない感じもする。

もうちょっとぜい肉落として、シェイプしたらいいと思うんだけど、どーざんしょ?ちょこっとハードボイルド、ちょこっとドライ、ちょこっとコメディー、ちょこっとほろりん・・、ってみーんなちょこっとずつ入ってるんだけど、そのせいでメインディッシュが際立ってこない。いろーんな趣味嗜好の人々に浅く広く受け入れられるよりも、「これはこれなのだっ!」って自己主張した方がいいと思うわっ。うんっ


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第7話
8月13日(水)オンエア分:★★★と三分の二

おややっ?何だか風向きが変わってきた?今回はおちゃらけムードが消えて、テーマもちゃんと伝わってきたっ!よーな気がする。前回、犯人逮捕に貢献したことで、浮き足立ってる薪平やまりもや招き猫のスタッフたち。でも、それぞれに問題が降り掛かってくる。それも、それなりに結構深刻なやつ。個々の問題は当然違うんだけど、共通してるのは「人はいつまでもそのままでいられない」ってことかしらん。みんなで仲良しってゆーのは、やっぱ楽しいよね。

10代なんて、ホントそう。家族よりも仲間や友達といる方がずっとすっと楽しかったし、近い存在でもあった。その頃は、バカみたいにずっとこのままでいられるよーな気もしてた。でもやがては、それぞれが変わらなくちゃいけない時が来る。また、夢を諦めなくちゃいけない、って場合もある。どんなにそう望んでも、自分には叶えられないと分かった時は、諦めて次の行き先を決めなくちゃならない。

自分で自分を叱咤激励して変えていかなくちゃいけない(??サトイッ、いなくなっちゃうの?)。でも外側の事情で変わらざるを得ないのは割と簡単だけど、自分で変わる必要を察知して、自分で変えていくってのは、難しいんだよねー。今後はメインの二人、まりもと薪平に大きな変化の波がやってくる気配。。あ、そーか、そーだった、「ひと夏の・・」だもんね。。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第8話
8月20日(水)オンエア分:★★★と四分の三

んー、なかなかセツナイではないのっ。相変わらず口は悪いけど、お互いに思い遣る薪平&まりもが、泣かせます(このあたくしをっ、よっ!)。まりもちゃんの彼・燐太郎の両親は、学歴とか職業とかで人を判断する典型的な世間体重視見栄張りまくりタイプ。生まれついての超自由人である薪平にとっては、いっちばん苦手で鬱陶しい天敵。

だけど、まりもと別れさせようとするこの天敵に「まりもの小さな幸せを取らないでやってくれ」と土下座する。。きゅいーん、胸が痛いわ。自分のためならできないことが、まりものためなら何でもできる、自分のポリシーや生き方まで変えようとする、その一生懸命さがセツナイのでございます。

そしてまりももまりもで(あはは、発声訓練みたい)、薪平を傷つけたくないと思い、自分のために変わらないで欲しいと願う。そこらへんの年期の入った親子より、まだ親子スタートして二ヶ月のこのふたりの方が、なーんと愛情深いのかしらん。だんだんマジモードだけど、ベタベタしてないのがいーわっ。とってもいーわっ。でもまりもは倒れちゃうし、あたくしの御贔屓ソトコバおぢがダンサーやめちゃいそーだし、どーなるのでございましょ。。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第9話
8月27日(水)オンエア分:★★★

前回まりも倒れるし、血だらけのソトコバおぢも出てくるし、きゃぁどーなるのと思ってたら、ぜーんぜんだいじょぶだった。。なんか、ちょっこし肩すかしだったわ。でー、結局父親は家族のために生きるか、それとも自分のために生きるかって迷いも吹っ切れて、元通りの薪平&ソトコバおぢ。

まっ、いーんだけどね。それが正解は正解なんだけどね。でも、ちょっとうまく行き過ぎっ。だいたい、まりもはともかく、あの頑なソトコバ娘があんなに簡単に考え変えちゃうのはなぁ、つまんないっ。そりゃドラマだけどね。。

家族に限らず、誰もがそれぞれ他の人の思いや立場を理解しあえたら、そりゃいいに決まってる。だけど実際は、それがどんなに難しいか。。自分の事情や都合が優先しちゃうし、稀にその自分の身勝手さに気づいても、そうそう簡単にそれまでの自分を引っ込められない。そのぐらんぐらんしてるとこが、あたくしとしては観たいのよね(この間、別のドラマでも同じよーなこと言ってたっけ?)。どこかに救いはあって欲しーけど、あんまり物事うまく進んでいくドラマもノレないの。

別にすべてがまるく収まらなくても、いいと思うんだけどねー。あーだこーだ言いながらも、次回はもう最終回。ひと夏、ってゆーぐらいだから来週はハラハラの展開かしらん?薪平は、あっちへ旅立つ??


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最終話
9月3日(水)最終回オンエア分:★★

薪平が死んでしまう夢を見たまりも。現実でもその夢と同じよーな状況になって、手術室で息も絶え絶えの薪平に、初めて「パパ」と呼びながら泣くまりも。一転シーンが変わって、喪服姿の登場人物たちが意味深に抱き合う。ところがどっこい、薪平は助かっててまねき猫で踊ったりもして、まりもも自分の夢を見つけて旅立って、めでたしめでたしっ。

・・・ってなぁ、ったく、こんなてーたらくの、ぐにぐにの、なし崩しでいーのかっ?いくら放送回数が削られたとはいえ、安っぽいことこの上無しっ!スーハースーハー、ふーっ、深呼吸深呼吸。冷静にならなくっちゃ。。

ハイ、じゃっ、まな板の上に乗っかっていただきましょー。

当初、名前は知ってたけど、ほとんど演技とかは知らなかった上戸あひる彩ちゃんは、見てみたら独特の存在感があり、かわいらしーし、表情とかもいいなぁと思ったの。薪平役の北村一輝どのも、もともとあの癖のある濃い口なキャラが好きだったし、ドラマの雰囲気も出だしは想像してた「お涙っ」って感じじゃなくて、おっ?けっこー拾い物かも?と思ったのであります。

がっ、だーんだん、あれ?・・・と思う時があり、むむっと眉間に皺寄せることがあり、でもソトコバ&サトイおぢに救われる時もありで、こんにちに到ったのだけど。。ありゃりゃ。。。山在り、谷在り、谷在り、小山在り、谷在り、大谷在り・・、でも最後はぴりっと締めてくれるだろーと期待していたのよねー。

でも、でもねっ、なんか、暑苦しいままで、消化不良のままで終わっちった。まねき猫の存在も、うざったいままで来ちゃった。10時枠なんだからぁ、もうちょっとしっとり感、もしくはドライな大人っぽさがないと、ホント辛いっ。不自然に事情を自分ひとり抱え込んで、窮地に追い込まれるのって、イヤなのっ。追い着くはずもないのに、むやみやたらに走って追い掛けるシーンとかも嫌いっ。

バラエティーは別としても、役者としての柳沢慎吾のくどさも苦手っ。ドラマを観て感じたいモノはいろいろあるけど、ここで期待してたのは日常ではそうそう味わえない、胸のしこりや憤りや不条理みたいなものが浄化されてく爽快感。「ひと夏」なんだからして、最後はすぱっと花火みたいに散って欲しかったな。すごーく不味いもんじゃ焼きを食べたよーな後味である。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 17:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ひと夏のパパへ