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「女王の教室」第1話

日本テレビ/土曜:夜9時 <7月2日ー9月17日>

テレビ番組 日本テレビ
テレビドラマレビュー:「女王の教室」
(出演/天海祐希、内藤剛志、原沙千絵、泉谷しげる、尾美としのり、羽田美智子、志田未来、福田麻由子他)
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第1話
7月2日(土)オンエア分:★★★と三分の一

「ごくせん」で気を良くした日テレが今度は小学生の学校モノか・・と思いきや、かなり過激な問題作。反応も真っ二つに分かれるだろうし、『子供の人権を守る会』みたいなところからは痛烈に非難されることでございましょーが、個人的には興味深く拝見しましてよ。。

公立小学校に通う和美は6年生に進級し、新任教師・阿久津真矢のクラスになる。
でもこの先生、始業式にも出ず、いきなりテストを実施し。毎週行われるそのテストで最下位の2名を代表委員にすると通達。

但しその代表委員とは名ばかりで、他の生徒がお勉強に集中できるよう掃除・給食・学校ウサギのエサ遣りまで、すべての当番を引き受ける『雑用係』。その代わり、成績優秀な者には特権を与えると言う。

当然子供達は反発するが、阿久津は現代日本に於ける構図→一部の特権階級だけが幸せに暮らし、残りの人間はそのしくみにさえ気づかず彼らを支え、ぼーっとしたまま人生を送る→を、淡々と説明し、子供達をピシャリと押さえる。

テスト前に筆箱を落として鉛筆の芯を全部折ってしまっていた和美は、書くことが出来ず0点を取ってしまい、由介と共に初代・代表委員に。その日から由介と二人トイレ掃除をすることになるが、まだこの時は阿久津のホントの恐ろしさに気づいてはいなかった。

翌日の給食当番でカレー鍋をぶちまけてしまった和美たちは、給食室にもう一度貰いに行こうとするが阿久津はそれを制し、今度は日本の食料事情を解説。

我が国の食料自給率は世界124位で、それにも関わらず大量の食べ物を廃棄している・・ふむふむお勉強になります(苦笑)。

こーゆー話題には、何故か張り切るあたくし。ちなみにコンビニ一軒あたりの賞味期限切れによる廃棄物は、平均毎日約16000円とか。これらの類を合算すると、毎日約300万人分の食料を捨ててる計算になる。

で、今、世界に広がる「勿体ない」運動もあり、セブンイレブンやローソンでは食品廃棄の時間を従来の『ざくっと数時間前』から、きっちり2時間前に統一しましょうということになったらしい。それで全体量の1割程度は削減されると読まれている。

いかん、これだけで終わってしまいそーだ。ドラマに戻りましょ。。

それで阿久津は、鍋に残ってるカレーをまず自分に、そしてあとは成績上位順に生徒に配れと命令し、殆どの子は白ご飯だけを食べるハメになる。

和美達は『大好きな天童先生』に相談し、天童先生は阿久津に抗議するが逆に自分の問題を指摘されノックアウト。和美は告げ口したことも、阿久津に気づかれてしまう。

和美は次のテストまで猛勉強し、テストの日を迎える。この間のように鉛筆の失敗もないようにチェックし、いざ本番となった時、トイレに行ってないことに気づく。でもその時、無常にもチャイムが鳴りテスト開始。

和美は必死に我慢してテストに集中しようとするが、とうとう耐えられなくなりトイレに行かせて欲しいと阿久津に頼む。
行ってもいいが、もう教室に戻ることは許さないと言う阿久津に、ひかるが「行かせてあげて」と頼む。

このひかるちゃんはガリ勉でもないのに常に成績トップで、普段女子ともつるまないクールな女の子。彼女は『先生は厳しいけど、言ってることは当たってる。

でもこれはただのイジメ。和美がずっとこの日のために勉強してたことも知ってるはずだし、カンニングするような子じゃない』と、淡々と説得する。

阿久津は『じゃあ貴方がついて行きなさい、その代わり貴方はテストに戻っては駄目』と言い渡す。ひかるは和美を連れトイレに行こうとするが・・、間に合わず。。廊下にはみるみる間に水たまりが広がり、泣き出す和美。ひかるは和美をひとり保健室に行かせ「誰にも言わないから」と約束し、後片づけを買って出る。

この後、阿久津は『クラスメート思いのひかる』に代表委員を指名し、これから自分に逆らう者はテストの成績に関係なく代表委員をやらせると宣告する。〜次回へ。。

ふぅ、お漏らしのシーンは、さすがに後味悪いなあ。だって6年生ったら、もうかなり『女』だもん。。

この重苦しさを少しでも解消しようと、エンディングでは役を離れた天海祐希様の笑顔や、みんなで踊るシーンもあるのだけど、この陰湿さはとてもそれで相殺される種類のものじゃない。

あたくしもかねがね昨今の『順位を付けない50メートル走』とか、『数字で表さない通知票』は「バッカじゃないの?」と思ってきたクチで、競争することをしないままに現実に放り込まれる子供はそのギャップに余計苦しむだろうと勝手に心配しておりました。

だから阿久津の言うことには賛成って思うことも多いのだけど、それだけに余計にこれはいただけないし「何でここまでしちゃうかな」と思わざるを得ない。

せっかく着眼点は面白いし、その根っこには「今の学校や世の中、これでいいのか?」という問いかけがあり、世の中への問題提議にもなると思うんだけど、やりすぎとゆーか醜悪。

少女大好きロリコン変態男たちが、まったく違う目的で見たりしないか?とか、どこぞのバカな先生が真似しなきゃいいけど……等々、心配でございます。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 女王の教室

「女王の教室」第2話

テレビ番組 日本テレビ
テレビドラマレビュー:「女王の教室」
(出演/天海祐希、内藤剛志、原沙千絵、泉谷しげる、尾美としのり、羽田美智子、志田未来、福田麻由子他)
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第2話
7月9日(土)オンエア分:★★★と半分

今回も女王・阿久津にまたまた頷いちゃったけど、同じくらい過激でもあり・・。
嫌悪感を抱きつつも、あたくしの『内なる悪魔ちゃん』は面白がってるふうでもある・・一体どーしたもんざんしょ(苦笑)。

和美は自分のために代表委員にさせられたひかるを気遣い、阿久津に取り消すように頼むが受け入れて貰えない。また、恵里花がたまごっちを取り上げられたこともあり、子供達は親に訴える作戦に出る。

すかさずわらわらと学校に集結した母親たちは阿久津に詰め寄るが、彼女は慌てず騒がず「できれば、お一人ずつとお話したいんですが・・」と申し出る。

集団ではおっかないお母様軍団も、バラせばいとも簡単(笑)。母親達の身勝手なところをうまく利用して、阿久津はまんまと言いくるめてしまう。

この展開に「ウソっ、信じられないっ!」状態の子供達に言い放った阿久津の言葉に、これまたどこか溜飲を下げるあたくし・・。

「親なんて所詮成績が上がってくれればいいの。問題を起こさなければいいの。
(中略)要するに、自分さえ良ければいいの」→ビンゴっ。
いやぁーんっ、阿久津センセイ最高っ(おいおい・・)。

だって、ホントにそーなんだもん(ま、これは母親に限ったことではないけれどね)。『厳しいテスト』や『給食を食べさせない・トイレに行かせない』阿久津の横暴さそのものに怒るのではなく、必ず「うちの子は・・」が付くお母様たち。
うちの母親もそーだったと、つくづく思う。。

で、親は当てにならないと悟った子供達は自分たちで戦うしかないと考えるが、それもすぐに見透かされ、逆にそれぞれの秘密を握られていると分かり余計に阿久津の怖さを知ることになる。

ここでお調子者の由介が彼の秘密を暴露されちゃうシーンは、さすがに可哀想だったなあ。。母親は若い男に走り、父親は暴力沙汰を起こして刑務所にいて、本当は誰にも愛されていないのが怖いんでしょ?と、容赦なく由介を追い詰める阿久津に、彼の良さを訴え「私はこいつのこと大好きです」と言う和美。このことで、和美はまたも由介と代表委員をやることに。。

一方、阿久津は次の代表委員候補・久子に「友達いないんでしょ?だったら私と仲良くしましょう。いいことがいっぱいあるから・・」と声をかけてた。

ひぃーっ、どんな「いいこと」なのやら。。ちょっと楽しみ・・?

冷酷無比な女王・阿久津にざわめき合う、あたくしの中の天使ちゃんと悪魔ちゃん。。

彼女の言う「子供なんて罰を与えなければ反省も成長もしない」というのは大いに同感で、子供はある一定時期規律の厳しい環境・・寄宿舎つきの学校とか?に置いた方がいいぐらいだと、実はあたくしも思っております。

今みたいに極端な「子供にも人権がある論」はおかしいと思うし、子供と大人の境界線はビシッと引くべきだとも思っている。

でも、仮に寄宿舎みたいな囲われた環境では、陰湿なイジメ、それも考えられないような残酷なことが起こりそうで、実行するのは難しい。さりとて、家庭でも野放しにされがちな子供が多いとすれば・・やはり学校での阿久津的教育に委ねざるを得ないのかぁ・・と。

お?もう、あたくしも阿久津センセイに丸め込まれちゃってる?

じゃ、丸め込まれついでに(笑)。あの由介への無慈悲な暴言も酷いとは思うけど、考えようによっては彼女なりの『救い』なのかな、と。

知られたくなかった両親の秘密、あれがもし同級生の親が知り、それがヒソヒソと広まってやがて子供の耳に入れば、由介は完全にクラスメートからはじかれ白い目で見られたはず。でも阿久津がああやってみんなの前でバラしたことで、彼には同情が集まる・・というのは良く考え過ぎかしら。そして、孤独感をふざけることで誤魔化してきた彼に、和美という友達が一人確実にできたのも確か。。

全部が全部じゃないだろうけど、今の子供の多くは本当に大人を舐めて見くびってる。でもそうさせたのも、また大人。

子供を動物のままほったらかしにするか、あるいは成績・進学面だけでは異様に締め付けてがんじがらめにするか・・何にせよ、大人の都合や見栄や身代わりに振り回されてる。

勉強だけでなく、すべてに於いてガツンと怖い大人、世間のルールや厳しさを教える大人は必要な気がするのだけど、皆さまはいかがでしょうか。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 女王の教室

「女王の教室」第4話

テレビ番組 日本テレビ
テレビドラマレビュー:「女王の教室」
(出演/天海祐希、内藤剛志、原沙千絵、泉谷しげる、尾美としのり、羽田美智子、志田未来、福田麻由子他)
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第4話
7月23日(土)オンエア分:★★★と半分

今回も過激に飛ばしております。。でもって、あたくしもあっちこっち突かれながら、ますますフクザツな思いで拝見しております。。

阿久津は『開校記念行事ボイコット事件』の罰として、週1だったテストを毎日行い、出来た者しか帰さないと宣告。さらにこういうことが起こらないようクラスをグループ分けし、何か問題があればグループ全体の連帯責任とする・・と言い渡す。

この新ルールで教室内はますます荒んで行くが・・そんな中、マリの財布がなくなり、阿久津は無記名の『犯人投票』をさせる。でも、誰も名前を挙げなかったため、クラス全体の連帯責任として全員に反省文や宿題増加などの罰を与える。

実は財布を盗ったのは、和美の仲良しの恵里花。彼女が財布を捨てようとしている現場を偶然見てしまった和美は、「こっそり返しておいて」と強引に頼まれてしまう。

恵里花の『だって、親友でしょ』という言葉に断れなかった和美は、財布を返そうとするが・・今度はそこを監視役の馬場ちゃんに見つかってしまった。

そして(当然のごとく?)阿久津の知るところとなり、和美はみんなの前で問い詰められる。『盗ったのは自分じゃない。でも友達に頼まれて返そうとした』と説明するものの、誰に頼まれたか?を言わない和美。

恵里花も名乗り出ようとはせず・・阿久津は和美に『仕方ないから貴方を犯人とみなします』と、クラス全員に謝るよう命令する。

恵里花の名前は出せない、でもこのままでは事態は収まらない・・さすがの和美もそれ以上反発できず、言われたままみんなに「ご免なさい」を繰り返す。。

和美は同じ班でもあるひかるに「やってない、信じて」と話すが、『私が信じても、もう誰も信じない。もう何を言っても誰も聞いてくれないんじゃないの?これで』と言われてしまう。そんなひかるの言葉を聞き、和美は恵里花を呼び出し「自首して」と頼むが、逆ギレされ絶交されてしまう。

そしてボロボロで家に帰れば、両親が浮気してる・してないでケンカの真っ最中。やりどころのない気持で外へ飛び出して行った和美の前に、阿久津が現れる。

「いい加減目覚めなさい。もう貴方の味方は誰もいないのよ。私の言うことを聞いていれば、泣かなくて済むの」と言う阿久津に、「私絶対に泣きませんから」と答える和美。。

親にも気に掛けてもらえず、頼りにしていた天童先生からも距離を置かれ、友達からも見捨てられてしまった和美だったが、喘息で入院していた姉・の優が帰ってきた。

今となっては唯一の味方の優、和美は心配かけまいと何も言わず明るく振る舞うが、何かあったと察した優から「体弱くて情けないけど・・私はあんたの味方だからね、いつでも」と言われ、思わず泣いてしまう。

その頃、阿久津はそんな姉妹のいるマンションを見上げ、ふっと微笑んでいた。。
〜次回へ。

最後の阿久津の微笑みの意図は何なのか、今はまだ不明ですが・・あたくしの中の「悪魔くん」と「天使ちゃん」は凄い勢いでざわついております(苦笑)。

さて・・前回も書きましたが、世間ではこれを「最低のクソドラマだっ!」と激怒している方もいらっしゃれば、「偽善的じゃないところがいい」と賞賛する方もいて、ますます議論は激化。

で、あたくしとしては、いまだどっちつかずではありますが、思うままにそして正直につらつらと書いてみます。。

まず、素直に申し上げれば・・個人的にこのドラマはやはり面白いと思う(面白いと言うと軽めな感じになっちゃうけど、あたくしにとって面白いドラマというのは自分の中の隠れたモノを呼び覚ましてくれるものなので)。

その面白さをひと言で言えば、これはまさしく『今』そのものだから。
舞台は小学校だけど、繰り広げられていることはホントに大人の社会と同じで、だから見てる側も好き嫌いや正しい正しくないの賛否は分かれるけど、まずつい熱く入り込んでしまう、のではないのかしらん。

物心がつき始めた頃(大体和美ぐらいの年齢)、世の中というものが朧気ながら見えてくる。で、どーやら自分が生きてるこの世界は親や先生が言ってるのとは違う・・?と思った時から早数十年。それなりに苦渋を舐めたりもして、その間に『自分なりのポジション』みたいなものを身につけちゃいました。

それは自分で言うのも何だけど・・、「これはおかしいけど、でもしょうがない」っていう諦めや、「これは誰かがしなくちゃいけないことだけど、でも自分には出来ないし、それに何も自分がしなくてもいいじゃん・・?」っていう狡さ・・などなどなど。

そんな自分が和美を見てると、「予想以上に頑張るな、この子」と思ったり「自首しろって言って、ハイってするわけないじゃん」と毒づいてみたり、「もう諦めることも覚えたらいいのに」と同情のようなイラツクような微妙な気分になったり・・・と、小学生相手にやたら忙しい(苦笑)。とにかく、普段ココロの奥の戸棚にしまってる『痛いところ』を突いてくるワケですね。

こんなのテレビで流しちゃっていーんだろーか?という危惧は今も感じるけど、非難覚悟でここまでやるのは余程の強い思いがあるんだろうか?と思ってもみたり(→それが制作側のツボにまんまとハメられてると言われればそうかもしれないし)、色んなモノ差し引き差し引きしながら、やっぱり見続けちゃうなぁってのが今の率直なところでございます。。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 女王の教室