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「アットホームダッド」放映前+第1話

フジテレビ/火曜:夜10時 <2004年4月13日ー6月29日>

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アットホーム・ダッド」
(出演/阿部寛、宮迫博之、篠原涼子、中島知子、永井大、滝沢沙織、中村繁之,川島なお美他)
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放映前期待度:★★★★と半分


これ、個人的には割と楽しみにしておりますの。キャスティングも魅力的だし、テーマも面白そう。この枠は、フジ系列の関西テレビ制作だけど、けっこー頑張ってらっしゃって、今回も期待しております。

一流広告会社に勤める山村和之(阿部寛)は、妻の美紀(篠原涼子)と娘の3人暮らし。念願のマイホームも手に入れ、まさに順風満帆だった・・のに、トラブルに巻き込まれて会社を辞めることになってしまう。再就職先もなかなか見つからず焦っている時、妻の美紀が雑誌編集の仕事に誘われ、結局心ならずも専業主夫をすることになって行く。。

みゅーんっ、なんでドラマの主婦が就く仕事って『編集』ばかりなんざんしょ?
別に保険のおばちゃんでも、派遣社員でもいいのにねー。まっ、この辺の設定がやや安直な気もいたしますが、お隣の先輩専業主夫の宮迫ちゃんもぴったりのお役で、二人の主夫ぶりがおもちろそー。主婦グループのリーダー役の川島なお美嬢も、密かにたのちみにしておりますしゅ。。


テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アットホーム・ダッド」
(出演/阿部寛、宮迫博之、篠原涼子、中島知子、永井大、滝沢沙織、中村繁之,川島なお美他)
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第1話
4月13日(火)オンエア分:★★★と半分

ほぼ思っていたとーりのキャラや雰囲気ではございましたが、楽しませていただきましたですっ。

『作品』としてのCMセンスはいいけれど、その分軽く予算を500万超えちゃってもへーきな広告ディレクター・山村和之(阿部寛)。念願の一戸建てマイホーム(6800万円なりっ)も手に入れて、まさに順風満帆だったのに、そんな芸術家風なところが会社から疎んじられて実質リストラされてしまう。

すぐ再就職先を探し始めるが、これまでチヤホヤしてくれた関係者からは相手にされず、結局は就職情報誌だのみ。それも当然、収入はこれまでの半分にも満たない。。
そこに妻・美紀(篠原涼子)に、新しい雑誌編集の話が持ち込まれ、仕方なくしばらくの間だけ専業主夫をすることになる。。

悪いヤツではなさそーだが、頭っから『男は外で仕事、女は家で家事』としか考えられない山村和之。むははっ、時代が変わっただの何のと言いつつ、こーゆー隠れ男尊女卑系の方って、今も多うございます。このプライド高く、面倒な男のメンツにこだわるちょっぴりイヤミな男を、阿部ちゃんがお演りになってるワケですが、これがっすごーくお上手っ。

でもって、山村家の隣に住む専業主夫歴5年の杉尾雄介を演じる宮迫ちゃんが、これまたぴったりこんっ。家事はもちろんのこと、ご近所の主婦とのお付き合いもうまくこなす主婦(ここはあえて主婦なの)の鏡っ。やや肉付きのいい身体にミョーにかわいいエプロンもお似合いで、手作りクッキーなんかも作っちゃう。

この杉尾雄介のことを小馬鹿にしてる山村和之が、本当に専業主夫していて抵抗とかないのか?って尋ねた時の会話も、なかなか宜しゅうございました。

雄介曰く、子供を連れて歩いてると「今日は休み?」と聞かれ、子供を病院に連れて行けば「お父さんじゃ分からないからお母さんを連れてきて」と言われ、様々な書類の職業欄には「無職」と書かれる。。うーん、なるほどねぇ・・と、思わず納得するあたくしなのでした。

でも、そんなこともあるけれど『主夫は究極の総合職』とも言う雄介が、人間としていいなと思った女子は多かったのではないかしらん。

以前、兼業主夫をしてる読者の哲郎殿から「専業主夫をどう思う?」とお尋ねをいただいたのだけど(ごめんねー、糸がもつれてそのままにしちゃってて)、あたくしも基本的には、家事は状況に応じてやれる方がやればいいと思う。ただ、もしそこに「これは男として恥ずべきことだ、ううっ」とゆーよーな、男の股間ん?違った、男の沽券に関わっちゃう『昔ふうの男らしさ』の呪縛からどーしても抜け出せない男性は、やらない方がいいと思う。

これは感覚が早いとか遅れてるとかではなく、良い悪いでもなく、身体に完全にそーゆー男的体面が染み込んじゃってる人はもーしょーがない。そこで無理にやってもらってもうまくは行かないだろーし、おうちの中が重苦しくなりそーだもん。

ただ何とゆーか、例えば周りの好奇や侮蔑の視線を超えられる男性には、従来とは違う「男らしさ」みたいなものは感じますですね(男らしさというよりは、人間の大きさかしらん)。

あらら、お話がちょっと横道に逸れちゃいましたが、夫がリストラで急に職を失うことも多い今、家事に対する考え方を柔らかにするにはとてもタイムリーなテーマだし、出演者も良い感じだし、今期お楽しみのドラマになってくれそーです(でも、再就職した妻の給与が最初から35万円ってのは・・話がうますぎる。
そこだけちょっと暴れそうになったわん。。)。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 12:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | アットホームダッド

「アットホームダッド」第2話

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アットホーム・ダッド」
(出演/阿部寛、宮迫博之、篠原涼子、中島知子、永井大、滝沢沙織、中村繁之,川島なお美他)
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第2話
4月20日(火)オンエア分:★★★と半分

さらさらぁと流し見してるよーで、ところどころに良い感じでスパイスが効いてて、ついクスクスと笑わされて・・。今のとこ、今期の中ではいちばん素直に楽しんでおりますです。

「ふん、こんな家事ぐらい・・」とタカを括ってた新米主夫・和之。ところが、これがことごとく面白いほど全滅。いやぁー、チャーミングだわ、阿部ちゃんっ。
どのシーンもウケたけど、馬鹿でかい阿部ちゃんがやると、ふつーのことでも何だか笑えるんだなー。

娘の幼稚園の送迎バスを女物のミュールで追っかけたり、荷物の受け取りに実印みたいの引っ張り出してきたり、洗濯機の水が出ない原因をインターネットで調べたり、オムライスの鶏肉の100グラムに異様にこだわったり・・。「んな、バカな・・」と思いつつも、実際あんなことしそーな気もしてきて、けっこーよく練られておるなと感心しておりましたわ(すごい細かいけど、洗面台からホースで洗濯機に水を流す時、こぼさないよーに小さく「ホイっ」って呟いてたのがウケました・・)。

やるべきことはやらなきゃ駄目だけど、家事なんだからそんなに四角四面にやらなくてもいいのに、やり方がすべて「お仕事」的、ってのがすごく「らしい」。
その要領の悪さにミョーなリアリティがあって、でもこの駄目主夫ぶりをただ意地悪な目線で描くことに終わらないのも好感が持てますです(エビの背わたを真剣に取る和之を見てる娘の理恵ちゃんとかね)。

男女参画社会、なんつっても、結局まだまだ現実は妻が家事をする割合の方が圧倒的に多いワケで、でも多くの夫は「やろうと思えばすぐできる」と根拠のない自信を持ってる・・。いやあ、これ、夫婦で見たらお互いに良い刺激になりそー。

シェフの料理は『生産』で、主婦の料理は『単なる消費』って和之もどきなお考えの殿方、とりあえずこれでよーくお勉強をしていただきたいものです。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 12:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アットホームダッド

「アットホームダッド」第3話

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アットホーム・ダッド」
(出演/阿部寛、宮迫博之、篠原涼子、中島知子、永井大、滝沢沙織、中村繁之,川島なお美他)
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第3話
4月27日(火)オンエア分:★★★と三分の二

良い感じで続いておりましゅ。
盛り込まれてるエピソードに、ちゃんと説得力があるのが宜しゅうございますね(それだけちゃんと取材を積んでらっしゃるのね、きっと)。

男のプライドのしっぽを引きずりながらも、少しずつ主夫らしくなっていく夫の和之。隣家のスーパー先輩主夫・優介のご指導のもと、料理や洗濯はもちろん、チラシの赤丸チェックや仕切り屋主婦・真理江とのソツないお付き合いもお勉強する日々(優介の「主婦たちの井戸端会議に解決策なんて要らない」と言う洞察力がすごい・・)。
片や外で働く妻の美紀もミスしながらも仕事に慣れていくけれど、それぞれが新しい環境に適応していくにつれて出てくる小さなズレや不満。。

このふたりの生活の逆転現象が、ホント上手に描かれてて、まずマルっ。
主夫として頑張ってる和之だけど、外に出なくなった分、みるみる間に所帯じみていっちゃう。お髭も剃らないし、お家の中ではトランクスのままだし、妻のパンツを干してるし(いや、エライと思うけど・・)。
そんな和之に感謝しつつも、クリエイターでパリッとしてたダンナがどんどんオバチャン化していくのが寂しい美紀。

でもそんな美紀も、これまた和之が家でご飯作って待ってるのを分かってながら編集長とご飯食べに行っちゃう。ま、仕事上のつきあいって面もあるけど、それ以上に羽を伸ばしちゃったりして・・。

また、すっかり逆転状態が板に付いてるはずの優介&笙子夫婦にも、まだそれなりの行き違いがあったりする。普段節約してる優介が、結婚記念日のために2万円のワインを奮発しちゃう女心(・・?)が可愛らしいやら、ちょっと面倒くせーやら、セツナイやら、うっとーしいやら(すびばせん・・、半分男かも、あたくし)。

いや違うな、男と女ってゆーのじゃなく、本来なら家事は分担してどーのこーのと言ったって、収入担当と家事担当がいて、そしていつだって結局は家事担当の方がちょっと分が悪いという現状がちゃんと表現されてるのが興味深いし、奥深い。明るくてケラケラっと笑えるけど、取りようによってはすごくリアルな家庭問題に踏み込んでるところが、その辺のコメディとはひと味違うのよね。

そして、自分が主夫をしてみて、初めてこれまでの美紀の思いを知る和之。彼の作ったビーフシチューを温めながら、少し反省もして、面接に落ちたことを慰める美紀。三つ編みをしてくれて、「今日は燃えないゴミだ」と家事にいそしむパパを「カッコいい」と思う娘の理恵ちゃん・・と、ちんまりハッピーエンドで終わるのもなにげに心地よく、ほんわりした気分。。

性別や未婚既婚に関係なく、誰かと暮らしていく限り、大なり小なりぶち当たる役割分担問題。「自分は一生一人暮らしするから関係ないもんっ」て方はともかく、普段つい見過ごしてしまう部分をクイクイっと刺激してくれる良きドラマでございます。

。。あ、でも和之はあのキス見間違え事件は、あれで納得したのかしらん???そこが謎・・。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 12:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | アットホームダッド