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「エースをねらえ!」(その1)

テレビ朝日/木曜:夜9時 <1月15日ー3月11日>

テレビ番組 テレビ朝日
テレビドラマレビュー:「エースをねらえ!」

(出演/上戸彩、内野聖陽、吉沢悠、松本莉緒、酒井彩名、高橋克実、石垣佑磨柏原収史他)
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放送前期待度:★★と半分

知っている人は知っている、少女コミック界の名作「エースをねらえ!」のドラマ版。上戸彩演じる平凡な女子高生・岡ひろみが、お蝶夫人なるスタープレーヤーに憧れ、テニス部に入部。そこで厳しいしごきやイジメに遭いながらも、次第に実力をつけていく。と、ゆーよーな物語らしい。原作は読んだことはないけど、象印のCMでそれっぽいのを観たことはある(岩下志麻姐御)。髪の毛が無意味にぐりんぐりんしてたっけ。。

これねー、判定すっごく難しいっ。原作がコミックだから、もう思いっきりやりすぎるくらいそれをなぞって、ギャグ寸前まで行ってくれれば楽しめる気もするのだけど。大バケするか大コケするか、恐らく一回目で、吉凶はすぐ出ると踏んでおりまする。。


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第1話
1月15日(木)オンエア分:★★★と三分の一

原作の漫画は観ていないのだが・・、めっちゃ漫画的っ。ダハハとウケてる間にするするぅと終わったの。

ピンクサテンの巨大なおリボンにぐりんぐりんの巻き髪の、お蝶夫人。売れないでちょっと年取っちゃったバンドマンのよーな、宗方コーチ。。いやぁ、もうす
んごく劇画チックで、なーんも考えないで楽しむ娯楽ドラマでございます。
だから、「何で下手くそな岡ひろみが、いきなり選手に抜擢されるんだっ?」等の疑問はこの際ぜーんぶ忘れて、ただ身を委ねる、というのがこの場合の正しいお付き合いの方法でございましょう。

展開も早く、メリハリもそれなりにあり、各キャラクターも明解(いぢわる女子部員たちはまだ判別不明)。あとは、そーね、少林サッカーばりの馬鹿馬鹿しく迫力のあるテニスシーンなぞあれば、もっと喜んじゃうかも。

出演者が若手の皆様の割には、なにげに安心して観ていられたし、主演の上戸彩ちゃんも私が知っている範囲では、いちばんぴったりのお役ではないかしらん。

まずは週刊コミックのノリで、楽しませていただきますです。



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第2話
1月22日(木)オンエア分:★★★と半分

ほほっ、ごきげんよう、皆さま。←誰だっ?おまえ?

。。もうすっかり『お蝶夫人言葉』がマイブームになってしまいましたの。

いつもなら、どうしてもドラマに深い味わいやリアリティーを求めがちなあたくしだけれど、この作品においては、このままで十分楽しませていただいておりますの。
超初心者でいらっしゃる岡ひろみさんが、なぜこのよーにどんどん上達なさるのか、宗方コーチはどこでどうその才能の片鱗を発見されたのか、そのあたりが疑問と言えば疑問ではあるけれど、そんなことはどうでもいいかも・・と思わせる完全コミックドラマでございますもの。

時折は「お子様がやってる学芸会みたい」と思ってしまうこともあるけど、この現実離れしたお味がもうクセになってしまったみたい。。そう、あと願わくば、お蝶夫人がお出ましになる場面には、バックに一面のお花なぞ散らしてくださったら、もっと喜んでしまうかもしれない。。

原作をご存知の「昔のお嬢様」も、そして今のお嬢様も、きっと楽しんでいらっしゃることでございましょう。そして皆様で「お蝶夫人言葉」で語りあったら、もっと楽しめるかもしれません。よろしくてっ?



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第3話
1月29日(木)オンエア分:★★★と半分

「そこにボールがある限り、お前の足は動くっ!」。。んな無茶な・・、宗方コーチ。。

この間までは、お蝶夫人のお姿やお言葉に釘付けだったのに、今回は俄然宗方コーチに目を奪われてしまったあたくし。。まだテニスコーチとゆーよりは、裏ぶれたバンドマンか、新宿の場末のバーのワケありバーテンみたいに見えちゃうけど(だってお洋服のご趣味が・・尋常じゃないもん。えび茶色のビロードふうのシャツ、スポーツマンとはほど遠いあのロン毛も)。
あの激しい緑川蘭子とも抱き合っちゃってるし、存在感がどーんと大きくなってきて、また新たなお楽しみが増えちゃったです。

個人的なお楽しみはこれぐらいにしといて、っと。。この展開の早さ、お子ちゃまでもわかる明解さがよろしいわねー。それにこの単純な中にも、お蝶夫人の孤独感や葛藤がちゃんと描かれてるのもよろしくてよ。

めきめきグングン上達しちゃうひろみを見てるのも楽しいし、好青年すぎる藤堂失敬くんも(今回はなぜに「失敬っ!」がなかったのだろう・・)良いお味。

当初「これで持つんだろーか」と心配してた若手キャストの方々が、皆さば健闘していて、特にお蝶夫人の松本莉緒嬢はもうお蝶夫人にしか見えなくなってきました。尾崎役の石垣佑磨くんも、すっかりヤンキーから足をお洗いになったようだし。このままどんどんイッちゃってくだちゃいねー

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第4話
2月5日(木)オンエア分:★★★と半分

このめくるめく展開の早さと都合の良さと、優雅なんだかビンボー臭いんだか分からない空気が・・、嫌いじゃないのよね。とゆーか、すっかり首まで漬かっておりますの。。

お蝶夫人とダブルスを組むことになったひろみ。お蝶夫人も最初は敬遠気味で、実際にプレーをしても息が合わず、またしても宗方コーチに泣きをいれるひろみ。
んがっ、呆れるほど素直なひろみは蘭子や藤堂のおかげですぐに立ち直っていく。
でもって試合当日、またしても焦って失敗するひろみに、会場からは冷たい視線や陰口がグサグサと刺さる。・・と、それをお蝶夫人が「おだまりなさいっ!」と一喝っ。うーん、素敵だわんっ。

今回は、この毅然としたお蝶夫人にころっといかされちゃいました。あたくし、宝塚とかまったくじぇーんじぇん興味もなかったのだけれど、もしかしたらこんな感じなのかしら。こんなふうにココロ奪われてしまうのかしら。ふっ(←ため息)。

今後は、まるで作り物のように(作り物ですわね)調子良く上達していくひろみとお蝶夫人の関係が気になってしまう。お蝶夫人も、ちょっぴり脅威をお感じになられてる気配もあるし。最後は最大のライバルになってしまうのかしら?お話としてはその方が面白いのだろうけど、あたくしとしてはお蝶夫人がいつまでも気高いテニスの女王として君臨していただきたいの。。

一足先に、原作のマンガ読んで確認したい衝動に駆られるわ・・。でもそーすっと、初見の感動が薄れてしばうかしら?でも、知りたいっ。でも知りたくないっ。
きゃぁあああああ


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第5話
2月12日(木)オンエア分:★★★★

まるで、スポコンメロドラマみたいなのにっ、宗方コーチはクモの巣模様の着物着てるのにっ。いやーんっ、おもちろ過ぎるぅ!

リアリティとゆーものをすべて排除してるのっ、何もかもがあり得ないのっ、誰もが浮世離れしてるのっ。でもそこに徹底してるのが、観ていて気持ちよくなってきちゃって、だははは。

山中湖でのテニス部合同合宿。ソースいぢめにあってるひろみを見て、いつものお蝶夫人の「おやめなさいっ!」の一喝。これでも既にちょっと嬉しいのに、の
わわんとクモの巣模様のお着物の宗方コーチ。そして、さらに毛皮&真珠&ヒールのお蝶夫人。。やーんっ、こんなに喜ばせてどーするっ!

特に宗方コーチ、拝見する度にお召し物が違うっ。お蝶夫人はもちろんだけど、宗方コーチまでこんなにお洒落さんだなんて・・知らなかったわ。。ふたりともどれだけのお荷物を運び入れたのかしら?
てめーら、テニス合宿舐めてんのかっ?と、毒づきながらも大ウケでございました(どーして、これにはこんなに広い心で見守れるのかしら???)。

もうこのお二人のファッションだけで頂点に達してましたが・・、いやぁ本筋も面白かったぞ。テニスに本格的に目覚めて、自ら宗方に「私にテニスを教えてくださいっ」って言ったばかりのひろみが、躓いて藤堂さんに抱きとめられただけで、お目目がハート。

ちっとも練習に身が入らないひろみに、「恋をするな」「しても溺れるな」と言うコーチ(で、結局どっちだ?)。
そしてまだまだ続く激しい猛特訓を、なぜか緑川蘭子が覗き見してて「仁はあの子に夢中・・」なんて呟いてるしー。藤堂のひろみへの気持ちを聞いたコーチが
「男なら女の成長を妨げるような愛し方をするな」ってのもいいねー、くぅうう。

そして男子と練習試合をさせられたことで、恋愛モードに入ってたひろみがまたまた熱血ちゃんに戻って、でもって全日本ユース選抜メンバーになって、早くも世界に飛び出すっ。

くわぁあ、もうこのやりたい放題ぶりが、好きっよーんっ


(出演/上戸彩、内野聖陽、吉沢悠、松本莉緒、酒井彩名、高橋克実、石垣佑磨柏原収史他)
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第6話
2月19日(木)オンエア分:★★と四分の三

今回はマジモードで、おたのちみは・・少なかったわ。前回、大盤振る舞いし過ぎたのかしらん。

めくるめく少女マンガの世界って感じが、徹底してリアリティーを無視してるところが好きなのに、今回はそーゆー意味ではすんごいまとも。。いやいやっ、こんなの宗方コーチじゃないっ、お蝶夫人じゃないっ(なぜか岡ひろみは出て来ない・・)。

あれよあれよと言う間に『世界を目指すことになっちゃってる自分』に戸惑いを覚え、そこに藤堂さんへの恋心も加わって、またまたテニスに集中できないひろみ。ま、分かんないでもないけど、今回はずっとそこに終始してて、いつもの怒濤の展開がない。だからわくわくするような高揚感が・・全然なかったの。それならば、いつもの反則ワザを散りばめてくださったら良かったのに、宗方コレクションもお蝶夫人語録もなかったしなぁ(あ、いっこあったっけ?テニスへの冒涜&恥を知りなさい発言)。

まともなドラマを期待してるわけではないので、あ、これ誤解を生みそうね。もといっ、ここでのまともは「いかに浮世離れしていて、調子のいい展開か」なので、変に普通路線に走っては駄目なのっ。ほんの一瞬悩むのはいいけど、すぐ立ち直ってくれなくちゃいけないのっ。

次回はたっぷりサービスしてね。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 09:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | エースをねらえ!

「エースをねらえ!」(その2)

テレビ番組 テレビ朝日
テレビドラマレビュー:「エースをねらえ!」
(出演/上戸彩、内野聖陽、吉沢悠、松本莉緒、酒井彩名、高橋克実、石垣佑磨柏原収史他)
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第7話
2月26日(木)オンエア分:★★★と三分の一

あら・・、宗方コーチ株、急上昇だわ。もうあの場末のスナックバーテン風ヘアも、特殊なファッションセンスも気にならなくなってきたみたい。。素敵っ、コーチっ。

冒頭の水野真紀を見て、一瞬あれれ白巨?と思ってしまったではないの。この間実家に帰ってたのは、実は、藤堂家だったのか。。んな訳はない。。で、まぁ、展開が早いのである。そして、今回も前回同様けっこーまとも路線、お楽しみコーナーも少なめだったし。でもこの間よりは、個人的には盛り上がったわ。宗方コーチのおかげでねっ。

相変わらずテニスに集中できない、岡ひろみ。でも蘭子から宗方が『もう一生プレイできない身体』と聞いて思い直し、コーチに詫びをいれるひろみ。ごろんごろん、変わり身の早い女だ、岡ひろみ(人にはそう言える、ほほっ)。そして、全日本ユースの最終選抜は、4戦4勝したものだけが残れることになり、失恋で崩れた宝力にはなんなく勝つが、2戦目はあの蘭子。

蘭子との試合を前にして、力任せのトレーニングをしてべたぁーっと倒れているひろみを藤堂が発見。寒がるひろみを思わず抱きしめてしまう藤堂(いやーん、ちょっとドキドキしたぞっ)。ちょうどそこに探しにきた宗方たちが、そんな二人を見てしまうが、ひろみを責めない宗方。そしてそんな宗方に、藤堂が好きでこの気持ちのままやっていく自信がないと、また言い出すひろみ。そこを淡々と諭す宗方がいーわぁ、とっても。「人間は知ってしまったら、知らなかった頃には戻れない。試練を避けて通るなっ、待たせるだけの女になれっ」。はぁーい、なりますっあたくしがなりますっ。

で、結局蘭子との試合には負けるものの、お蝶夫人の父上の抜擢で最終メンバーに残れることになったひろみ。父上なんて、娘のお蝶夫人を外してでもひろみを残すなんて言うし、みんなこの小娘のどこがそんなにいーんだか(今回、ひろみが何となく気に触ったの、ふんっ)。

音羽さんもすっかり憑き物が落ちたみたいにいい人だし、蘭子ももういい人になりかけてるし、宝力もすぐ考えを改めるし、コーチもすっかり鬼じゃないし、何だか毒っ気がなくなってきたわ、皆様。お楽しみのお蝶夫人はちらっとしかお出ましにならないし、何だか寂しゅうございます。

今回は大人な男、宗方コーチに楽しませてもらったけど、もっと前みたいに唖然とさせて欲しいな。呆れさせて欲しいなぁ。飛び道具使って欲しいなああ。

<あるにはあったお楽しみコーナー>
1:宝力が男に「お互い楽しんだんだから、それでいいだろっ!」と突き飛ばされるとこ。これって・・、10代じゃないよな。。
2:倒れた宗方コーチ、すぐ暗転してピンスポが当たってたとこ。舞台か?
3:そりゃ、藤堂ちゃんのぎゅっ、です。きゅははっ

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第8話
3月4日(木)オンエア分:★★★と半分

全米テニス連盟からオファーがあり、いよいよ世界への扉が。。でもその出場枠は男女各1名ずつであることから、トーナメントが行われることに。ピリピリとした空気が張りつめる中、順調に勝ち残って行くひろみ、お蝶夫人、蘭子。また、藤堂さん(何故かさんづけ)と尾崎。

そして、お蝶夫人との準決勝直前、蘭子の母から父親が事故に遭ったと電話が入る。それでも試合に臨む蘭子だったが、やはり集中できずに棄権する。これによって勝ち上がってきたひろみは、いよいよお蝶夫人との決勝を迎えることに。。

うわーん、ここまでで約10分よっ、10分っ。音速ばりの早さで、この先どこまでお行きになるのん?と思ってたら、その後はお蝶夫人との対決を前に揺れ動くひろみを中心に、あとはみーんなそれぞれのわだかまりが解けてお和みムード満載でございましたね。

宗方コーチは自分と母を捨てた、今は蘭子の父となっている父への恨みを消した(何か分かりにくいぞ・・)。蘭子は自分が生まれたがために、宗方たちを不幸にしてしまったという呪縛から解けた。お蝶夫人は父の竜崎から言われた「例え娘の竜崎麗香を外してでも丘くんを残したい」という言葉から、父のテニスへの深い思いを知り、自分が期待に応えなければという重圧からどこか解放された。

そしてあの音羽京子嬢までが、宗方への恨みが消え、自分が素直にテニスを好きだと思えるようになった。。

やや都合良く行き過ぎる気もしないではないですが、とにかくみんなの胸のつかえが取れて残すは、ひろみ。自分がテニスを始めるきっかけにもなった、憧れのお蝶夫人。何でもお見通しの宗方コーチどのは、ひろみの心中をずばり察して、精神的に逃げているひろみに藤堂さんとの試合をさせることで、ただ純粋にテニスに立ち向かっていくことを教える(ううっ、でもこれが最後の教えになってしまうの?コーチっ?)。

でもやはり、ひろみは当然勝つのでしょうね。何故って?ふふっ、ドラマ的にそういうストーリーだからだろうと思って申し上げてるわけじゃなくってよ。やたら回想シーンの多かった今回、それぞれの人生やそこでのテニスへの関わり方がすごく明らかになった気がしておりますの。

お蝶夫人は父のために、蘭子は兄の宗方コーチのために、尾崎もどこかお蝶夫人のために、みんな誰かのためにテニスをしてきたのではないか、と。そんな中、ひろみはうだうだしながらも、自分のためにテニスをやってきた(藤堂さんもそうね)。誰かのためにテニスをやっているうちは、それが何であろうとどういう事情があろうと、真正面からテニスとは向かい合っているとは言えない→「誰かのため」が消えたら、脆くなってしまう。そういう人には、テニスの神様は本当の勝利はお与えにならないのよっ!

ホホっ、ちょっと何か乗り移っちゃったみたい。。だから、来週でこのお話は終わってしまうけど、いろんな呪縛や重圧から解放されたお蝶夫人や蘭子が、この先もっと大きなひろみのライバルになっていくのではないかと、勝手にその後の物語を作っているあたくし。。

そうやって考えていくと、なかなか奥の深いドラマでございます。お楽しみどころは、藤堂さんの久々「失敬っ!」と、あんだか観てるのが忍びない程テニスが巧く無さそうな尾崎のトホホなプレイぐらいだったけど(お蝶夫人、情に流されちゃ駄目よんっ)。次回は、もう一度宗方コーチのクモの巣着物が見れたら、あたくしはもう満足だわ。。


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第9話
3月11日(木)オンエア分:★★★★

おおっ、あたくし、自分でも思いもよらず、かなり感動してしまいました。特に宗方コーチのシーンはどれも全部。まさか、こんなことになるなんて、こんな気持ちにさせられるなんて、スタート時では一体全体誰が思ったことでしょう。。

全米デビューのパスポートを巡って、初めてお蝶夫人と戦うひろみ。互いに1セットずつ取り、勝負は3セット目。この試合のシーンも、いつになく本格的で、思わず「上戸彩ちゃんも松本莉緒嬢も巧くなったなー」と思ってしまいました。
試合の中で最後の教えとしてなのか、さまざまな技をひろみに見せながらも真剣に戦うお蝶夫人。それに気づき、お蝶夫人の気持ちに応えようとするひろみ・・。
うーん、良うございましたわ(でも、観客席ガラガラなのにテレビ中継されてるのが???だったけど)。

ここだけでもけっこーヤラレちゃってたのに、宗方コーチが、あのお方が、まあ何とも感動的。。
ひろみには病状のことは何も言わず、アメリカに一緒には行けないけど後から行くと思わせて「藤堂を離すなよ」と、おっしゃった宗方コーチ。
そして、藤堂にはひろみと出会ったことで自分が救われたこと、そんな彼女を愛してると告げる。さらにもう自分は長くないが、それはもう以前から分かっていたこと、だから藤堂に岡を託すと。。ひっくひっく。。それを聞いた藤堂も、ひろみの存在にはまずあなたが気づき、あなたが愛して、そして僕が愛したと答える。。うっわぁーーん。
こうして文字にすると、すっごいベタで赤面しそうなんだけど、あたくし素直に感動してしまいました。

ひろみたちを見送った後、蘭子を病室から出して一人になり、最後の力を出し切って書く、ひろみへのメッセージ。今の自分に悔いはないこと、自分が死んでお前は悲しむだろうが俺はいつでも共にいる、お前に出会えて嬉しかった・・と書き綴った最後に「岡、エースをねらえ!」。。この流れで来ると、このエースをねらえ!って言葉が、すごく意味深げに思えてまいります。。

あたくしがこの自分でも驚かんばかりの感動に浸っていたら、画面は『数年後のUSAオープン2008』。宗方コーチのメッセージは、文字が滲み、何度も読み返したような跡が。。そしてピアスをして、ちょっぴり大人になったふうのひろみがコートに向かって歩いて行って、ジ・エンド。

このラストは、ちょっぴり乱暴者だった気もしますが(それに藤堂さんも絡めて欲しかったぞ)、宗方コーチがあんまり素晴らしくて、あたくしとしてはあまり不平もございません。

当初はキワモノ扱いだったこのドラマ、でも終わってみれば、感動モノでした。
確かにクモの巣柄着物とか、得体のしれない生地でできたお洋服とか、いっときは場末のスナック雇われマスター風髪型とか、そんなところで喜んでいたあたくしだったのですが、その張本人の宗方コーチがこんな感動をお与えくださるとは誰が思ったことでしょう。

内野聖陽様、改めて見直しました。それに上戸彩、吉沢悠、松本莉緒といった皆様も宜しゅうございました。それに、健全でプラトニックな男女交際とか、きれいな言葉遣い(やや、くすっと笑いもこぼれますが)、スポーツに打ち込む青春とかっていいな、と思わせていただきました。

お別れがちょっと淋しいあたくしでございます。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | エースをねらえ!