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「アンフェア」(第1回)

フジテレビ/火曜:夜10時 <2006年 1月10日ー3月21日>

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アンフェア」

(出演/篠原涼子、瑛太、阿部サダヲ、寺島進、濱田マリ、加藤雅也、木村多江、香川照之、西島秀俊、小林麻央、有坂来瞳他)
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第1話
1月10日(火)オンエア分:★★★と半分

酔っ払いながら見ちゃったので、記憶がその・・断片的なのでございます(幕開け早々、テキトーで申し訳ない・・)。

でも、まあまあ面白かった・・よね?(モジモジ・・)

勝手に一話完結の推理モノだと思い込んでたので、そこだけ除けばほぼイメージしてた通りの刑事ドラマだったけど・・またも小林麻央嬢がご出演とは。それも結構重要そうなお役で・・・たははっ・・。

うーむ・・フジはどーしても彼女を女優にしたいのかしらん。。

お天気お姉さんの彼女は人畜無害で可愛いと思うんだけど、やっぱドラマは厳しい。せっかくドラマの世界に浸かってても、麻央嬢が出てくるとフッと現実に戻っちゃうもん。

彼女には何の恨みもないけれど、ドラマ的には早く被害者になってくださるよう願ってやみません。。

で、その他は主役の篠原涼子嬢始め、ちょっとした脇の方々まで豪華な顔ぶれで良い感じ。
事件はまだ謎だらけでさっぱり分かりませんが、顔ぶれだけから見ると・・編集者の瀬崎(西島秀俊)?だって、あの西島秀俊殿だもん、フツーで終わられたら困ります(笑)。
それも含めて、まずはじっくり拝見していきたいと思っております。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンフェア

「アンフェア」(第2回)

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アンフェア」
(出演/篠原涼子、瑛太、阿部サダヲ、寺島進、濱田マリ、加藤雅也、木村多江、香川照之、西島秀俊、小林麻央、有坂来瞳他)
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第2話
1月17日(火)オンエア分:★★★と四分の三

さて、ドラマファンの切なる願いが通じたのか、理恵子@小林麻央嬢はご臨終。。

彼女個人には何の悪意もないけれど、お話の流れを止めてしまうお天気お姉さんの早々のフェードアウト、ドラマ的には宜しゅうございました。。

それとタイトルの「アンフェア」という意味が、だんだん重くなってきているご様子。。

雪平には『捜査中に未成年の容疑者を射殺』という過去があり、今度の事件では『ベストセラーのためなら犯人に金を払う』という出版社が続出。。

つまり・・目的の為なら手段選ばず、アンフェアなことだってやってしまう→それってそのまま今の現実と同じ・・。

そう思うと、皮肉にも凄くタイムリーで、ちょっと怖いぐらい。利益の為なら、地震で倒れるマンションを作ったり売る人たち。自分の会社が大きくなるなら非合法すれすれでもやっちゃうし、それで苦しむ人がいても関係無いと考えていそうなIT企業だったり。。

面白いと言うと不謹慎だけど、「自分さえ良ければいいのか?」という究極の問いかけがドラマを越えて生々しく伝わってくるようであります。。

で、ざっくりとお話を整理すると。。

マスコミ各社に送られてきた「推理小説・上巻」の予告通り、第三の殺人が起こる。被害者は、編集者の野口(入江雅人)。雪平(篠原涼子)は、現場にいた瀬崎(西島秀俊)が前回の事件と同じ『アンフェアなのは誰か?』という栞を持っていたこと、彼が野口とライバル関係にあったことなどから彼を取り調べる。

しかし全く動揺を見せず、自分の顔を真っ直ぐ凝視する瀬崎。さらに犯人が次の小説を3千万で落札するよう要求してきたことに対し「出版社は倫理に反することになっても、必ず売れるから落札するだろう。目的のためなら手段を選ばない・
・・それは貴方も同じだろう?」と淡々と話す瀬崎に、雪平は興味を抱く。

そんな中、連続殺人事件はマスコミでも大きく取り上げられ、犯人の要求内容も報じられた。第四のターゲットは『愛する者』で、落札価格は3千万、入札するならその旨を新聞に告知し、期限は3日後・・というのが犯人の要求だった。

出せば必ず売れる・・各出版社は色めきたつが、それは『犯人に加担する』ことでもあり二の足を踏んでいた。
何とか第四の殺人を食い止めたい雪平は、捜査会議で警察がどこかの出版社と組み先に入札〜つまり囮捜査を仕掛けようと提案するが、その時元夫の和夫(香川照之)から呼び出される。

和夫の話は、彼が引き取っている二人の娘・美央にしばらく会わないで欲しいというものだった。今7歳の美央は失語症だが、最近は症状も落ち着いてきており、このまま行けば声も戻るかもしれない、でも雪平と会うと不安定になる・・だから会わないで欲しい。納得行かない雪平は、席を立ってしまう。

一方、雪平の幼なじみで瀬崎と同じ岩崎書房に勤める理恵子(小林麻央)は、今度の殺人事件の度にT・Hという名前で自分宛に送られてくるメールが、元彼の平井唯人(眞島秀和)ではないか?と疑いを持っていた。

自分で確かめてみようと考えた理恵子は、雪平に電話するが連絡が取れずメッセージを残して、一人唯人と会う。唯人を泥酔させて部屋まで送っていった理恵子は、彼の携帯に自分宛の送信履歴がないか調べてみたところそういう形跡は無く、次にPCにあの小説がないかを調べようとする。

キーワードに「推理小説」と入れ検索キーを押す、でもなかなか検索結果は表示されない・・・。何度も後ろを振り向き、唯人が眠っているのを確かめる理恵子、なのにまだ検索中としか表示されないディスプレイ・・・。
そして、何か気配を感じて振り向いた理恵子の顔が、恐怖で凍り付く。。。

うーん、思いっきりベタだけど・・結構ドキドキしちゃいました(笑)。

瀬崎からの連絡で岩崎書房を訪れて、そこで『平井唯人が怪しい』と知らされた雪平がすぐに理恵子に電話するけど通じず、その時初めて理恵子が残したメッセージに気づく。すぐに相棒の安藤(瑛太)や捜査本部に手配を頼むが・・理恵子は唯人の部屋で絞殺体で発見。その手にもまた、あの『アンフェアなのは誰か?』という栞が握らされていた。

さらにデスクには3枚の紙があり、それには『この殺人の責任は、私の小説を無視した警察とマスコミある』『次の殺人は3日後、最低入札価格は一億円』『次の被害者は「か弱き者」、命を救いたければ私の推理小説を落札せよ』と印字されていた。。

〜次回へ。。。

単純に考えれば、唯人のおデコには「ボクが犯人」と書いてあるぐらい彼が怪しいけど、それじゃあ何のひねりもなくてバカみたいだもんね(苦笑)。
それに理恵子が殺されるのと同じ頃に、瀬崎が雪平を呼びつけてたのもこれまたいかにも「疑って♪」と言ってそう・・(笑)。
だから、犯人捜しは今しばらく雪平と捜査本部の皆様にお任せしておきましょ。。

で、あたくしとしては、やはり「アンフェア」というテーマが気になります。
あらすじでは省いたけど、雪平の元夫・和夫が『娘と会わないでくれ』と言い出せなくて、最初事件のことを話すんだけど、その内容にクイっと惹き付けられちゃった。

和夫は、出版社が小説落札に躊躇するのは『社会的な体面』ではなく、3千万円というその金額の方がネックになってると言った。それだけの『投資』をするには3千万を回収し黒字を出すだけの見込み→しばらく犯人が捕まらず、さらに予告通り殺人が続き、もう一人二人被害者が出るのが投資の必須条件だと。。

リアルだなあ。リアル過ぎて気持がどんよりするけど・・でも説得力あるなぁ。
何か事件が起こる度に、新聞もテレビも表では「憤りを覚えます」とか言ってるけど、裏では言ってそうだもん、これぐらいのこと。

このドラマのテーマフレーズである「世の中にはフェアな事なんて何もない。目には目を。復讐には復讐をーアンフェアにはアンフェアを」は、基本的には主人公の雪平の「どんなアンフェアな手を使っても犯罪者は許さない」という姿勢を意味してるんだろうけど、この「出版社の本音」みたいに、その他の社会に蔓延してるアンフェアな部分まで踏み込んできてるのが興味深い。

そんな部分にも惹かれつつ、拝見しております。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンフェア

「アンフェア」(第3回)

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「アンフェア」
(出演/篠原涼子、瑛太、阿部サダヲ、寺島進、濱田マリ、加藤雅也、木村多江、香川照之、西島秀俊、小林麻央、有坂来瞳他)
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第3話
1月24日(火)オンエア分:★★★★★

ちゃんとした評論家の方なら、多分満点はおつけにならないかもしれませんが、あたくしは・・つけちゃいまいした(笑)。

何故なら、見ていて「うん、そう、そうなんだよね・・」と、ずっと漠然と感じていたモノがパチッと符合しちゃったからで。でも『しちゃった』なんて少し消極的なのは、そのことに喜びの反面、虚しさも感じているからでもあり・・。
とにかく、あたくしにとってはとても揺さぶられた回なのでありました。

で、犯人は・・もう勝手に瀬崎と断定しました。
こうなった以上、そう思った以上そうでないと・・困る(笑)。
以下、なぜそういう結論に至ったかを念入りに述べます。。


連続殺人事件の第三の標的「愛する者」は、理恵子(小林麻央)だった。
捜査本部は、遺体発見現場のアパートの住人であり理恵子の元彼でもある平井唯人(眞島秀和)を被疑者と考え、全国に指名手配する。

雪平(篠原涼子)の相棒・安藤(瑛太)は、彼女につきあって理恵子の司法解剖に立ち会うが、とても正視できずすぐにその場から逃げ出してしまう。捜査本部に戻った安藤は、雪平が何故あんなに醒めた目で見ていられるのか分からないとそこにいた年配の刑事に呆れたように話した。すると、その刑事から「お前には分からんだろうな」と言われ、彼女の過去を教えられる。

雪平の父親も刑事だったが、殺され、その犯人はまだ捕まっていないこと。その時も彼女は父親の解剖に立ち会うと言って聞かず、実際に立ち会い、瞬きひとつせずにすべてを見届けたらしいこと。。
『人前では絶対に涙を見せない、でも本当は泣いているし、だからこそ人一倍犯人や殺人を憎んでいるんだ』と聞かされた安藤は、黙って聞き入っていた。

そう言えば、彼はベジタリアンでモツも食べられない人だったっけ。なのに目の前で人間の遺体にメスがぶすりと刺すところ見たら・・お察しいたします(笑)。

それに、この安藤くんと雪平と言えば初回でデキちゃって(ほとんどアクシデントだったけど)、その後それを匂わすようなシーンもなくて、やや疑問だったけど、彼は彼で微妙に意識してたみたい。成り行きのような状態で寝ちゃった人が先輩刑事で、検挙率は一番だけど評判の悪い一匹狼で・・。知れば知るほど、彼の中では『考えられない女』→雪平だったけど、ほのかに彼女に惹かれ始めてた上に、これでまたひとつ思いが深まったような安藤くんなのでした。

そして、犯人からは次の予告が送られてきた。
「次の殺人は3日後。最低入札価格は1億円」
「次の被害者は『か弱き者』。命を救いたければ、私の『推理小説』を落札せよ」

部下から『今度は各出版社も入札する気満々らしい・・』と聞いた、雪平の元夫で新聞社社会部デスクの和夫(香川照之)は「殺人もエンターテイメントか・・」と吐き捨てるようにため息をついた。

か弱き者と言えば、老人、子供・・そうつぶやいた部下が、その時和夫のデスクにあった娘・美央の写真を落とす。粉々に割れたフレーム・・謝る部下に「いいよ、いいよ」と言いながら、不吉な予感を感じる和夫。。
うふふ。。いかにもよくある、思わせぶりな暗示でございます。

一方、捜査本部の情報解析担当・蓮見(濱田マリ)に、作家・久留米(井上順)の口座の出入りを調べさせていた雪平は、蓮見から「ビンゴっ!」という返事を受け、安藤と共に久留米の元を訪ねる。

久留米名義で唯人に振り込みがされている写しを見せ、その関係を追求しつつ、
「貴方が犯人じゃないの?」と言う雪平。
最初はしらばっくれていた久留米だったが、それなら署にご足労頂くしかないという雪平に、ようやく久留米も話し始める。

ここだけの話にしてくれと口止めし『私にあんなリアルな殺人シーンは書けない、実は唯人は自分のゴーストライターだった』と打ち明けた久留米は、唯人の行方にも心当たりはないと話す。さらに久留米の秘書が、唯人のことなら今の彼女→美樹(有坂来瞳)の方が知ってるはずと言明。そこで、その足で雪平は安藤と共に、岩崎書房の美樹を訪ねる。

・・が、甲高い声で『唯人が犯人だったなんて知らなかったっ!』と泣き喚く美樹にげっそりした雪平は、その場を安藤に任せて屋上へ。そこに雪平が来ていることを聞いたらしい瀬崎(西島秀俊)がコーヒーを手にやってきた。
手渡されたコーヒーがブラックじゃなかった雪平は、カップを返そうとした時に手元がぶつかり、彼の洋服にコーヒーがかかってしまう。

慌ててぎごちなくコーヒーの雫を払う雪平を見ていて、「不器用ですね」とにこやかに笑う瀬崎・・そんな彼に「私、貴方と似ているって言われたけど・・似てますかね?」と返す雪平。

そして『理恵子の荷物を整理してて見つけたから』と、理恵子と一緒に写っている写真を雪平に手渡した瀬崎は、「犯人、絶対に捕まえて下さいね」と念を押すように話すのだった。
美樹の事情聴取を終えた安藤は、そんな二人の様子に声をかけらないでいた。。

。。やがて、解剖結果から理恵子が殺されたのは午後9時から10時の間と分かる。つまり、犯人は翌朝に配達される朝刊の入札結果を見る前に殺害している・・・このことから『犯人は落札されないことを知り得た人物→マスコミあるいは警察関係者かもしれない』という見方が出てきた。

そんな中、捜査会議が開かれる。
被疑者と目される平井唯人の行方は未だ行方が掴めず、彼の部屋から持ち去られたと思われるパソコンやディスク、理恵子の携帯も見つかってない。現場からこっそりある紙片を持ち帰っていた三上(加藤雅也)は、それがいつも現場に残されている『アンフェアなのは誰か?』という栞の一部だったことから『犯人は100%唯人だ』と自分の見解を滔々と話すが、それも今は何の役にも立たない。

一向に具体的な方針が出されないことに苛立った雪平は、『タイムリミットは明日。でも手がかりも無く、このままじゃ1億が3億になるだけ。警察はまた見殺しにするつもりか?』と声を荒げる。

すると、係長の小滝(阿部サダヲ)が、岩崎書房と組んで囮捜査をすることになったと発表した。

岩崎書房にそんなお金は無いが、勿論警察も犯人に支払うつもりはない・・そう説明する小滝に、安藤が「失敗したらどうするのか?」と尋ねると「失敗はしない。仮にしたとしてもこの捜査は極秘だから公にはならないし、表向きには岩崎書房の暴走としてカタを付ければいい」と答える小滝。

その頃、岩崎書房でもこの件の会議が行われていた。

編集局長は、1億なんてとても無理だが、かといってこのまま他社が落札するのを指をくわえて見ているわけにも行かない、だから警察と極秘で共同戦線を張ると切り出した。その計画は・・他社は恐らく1億円以上の金額を提示してくる→岩崎書房はそれ以上の金額で落札する→例え囮捜査が失敗してもこちら側は警察の指導があったということでいざとなれば言い訳が立つ・・と。

さらに、でも『推理小説』は警察に押収されて世に出ることはないが・・その代わり、岩崎書房は平井唯人のボツ原稿を出版してひと儲けする・・というのが、編集局長の最終的な狙いだった。。

会議に出席したしていた瀬崎は、一人猛然と反対する。

唯人の作品は最低レベルにも達していない、そんなもので1円でも金を取るのは下品を通り越して詐欺のようなものだっ、と。しかし編集局長は、連続殺人犯の心理分析という大義名分も成り立つし、「何より・・売れるんだよ」と言い放ち、その担当を瀬崎に命じてきた。お前が担当することで、さらに話題性はアップするからな・・と。。

汚い。。。警察も警察なら、この岩崎書房も岩崎書房で(でも岩崎書房の方が、完全にうわてだけど)。

嗚呼、でも、すごくリアル。。こんなことって、ホントに現実でも有り得そうで、何故だかふと『女王の教室』を思い出しちゃった。
あれは「実は世の中はこんなことになってる、だから学びなさい目覚めなさい」という内容で、シビアな中にもまだ微かに『未来や希望』も感じさせたけど・・こっちは救いようがない現実。

だから、冒頭に書いたような気持になったのだろうと思います。
これはフィクションだけど『でも適当にお茶を濁さず、よくここまでリアルに』という共感のようなモノ→ある種の嬉しさと、『だけど、それが分かったとして別に現実が変わるものでもないしな』という諦めのような虚しさ。
さらに、雪平と瀬崎のやり場のない怒りとか絶望感に自分も同化したようになっちゃって、何だか大盛り上がりになったんだろうと推察されます・・(苦笑)。

で、ここからちょっと端折っちゃいますが・・。
この後、さらに近づいてしまった雪平と瀬崎は、寝ちゃうのよね。

そのやり方に非難され、自分もいろんなモノを無くしながら刑事という職務を全うしようとしている雪平。だけど捕まえても捕まえても、新たに次の殺人犯は出てくる。。

瀬崎もまた編集者という仕事に夢を持って臨んだはずだったのに、現実は利益や己の保身のためなら、人の死だろうと何だろうと利用する会社や上司。そこには編集者としての良識はおろか、人としての最低限のモラルも無い。

それでも普通は憤りを覚えながらも、それに流されて行ってしまう人が殆どなんだけど、この二人は違ってた。多くの人が日々の中で失っていってしまうポリシーや生き方を持ち続けていて、そのためならアンフェアな手段も辞さない。。

だから、似ている。だから、惹かれ合う。

話を戻します。。

岩崎書房は、他社を出し抜き2億5千万円という破格の金額で小説の続きを落札。
犯人との交渉権を持った岩崎書房には極秘に捜査員が潜入、その連絡を待っていると・・犯人からの電話が入ってきた。

でも、犯人にはこれが囮捜査だとバレていて、警察と岩崎書房への制裁だと『か弱き者』を予告通り殺すと宣告してきた。

犯人の「『か弱き者』は、このビルの屋上で、夕陽を浴びて聳える美しい東京タワーを目に焼き付けて死ぬだろう。それで私の『推理小説』は完成する」という言葉から、直ちにそれに該当する場所が調べられるが、その数は4千件以上。

タイムリミットの夕陽→日の入りの午後4時53分までに、その全てをあたらなければならなくなった捜査本部は騒然とする。

その頃、学校から娘・美央が登校していないと連絡を受けた和夫は、必死に探し始める。でも家政婦の牧村さん(木村多江)の携帯にも家の電話にも連絡がつかず、和夫は雪平にも「そっちに行ってないか?」と電話。

来ていないという返事に焦る和夫は、「お前たち犯人にワナを仕掛けただろう?それが犯人にバレたらどうなるんだっ?標的は子供・・美央かもしれないんだぞっ。お前を恨んでいるヤツは、この世にごまんといるんだぞっ」と声を荒げた。その言葉に青ざめた雪平は捜査本部に戻り、犯人からの電話が理恵子の携帯からだと知る。

そのことから殺人予告をしてきた人物は、『犯人』に間違いないと断定された。
雪平は、銃の携帯許可を申し出る。。

その美央は牧村さんに手を引かれ、東京タワー近くを歩いていた。あるビルの前で立ち止まった牧村さんはニッコリ微笑みながら「美央ちゃん、屋上行こうか?
ここなら東京タワーがよく見えるわよぉ」と言って、階段を上り始めていた。。

〜次回へ。。。


ふぅ・・。すっかり大長編になってしまった。。ご免なさいね。
でも、まだ終われないの(苦笑)。もう少し?だけ。。

さて、勝手に断定しますっ。
牧村さんは、恐らく過去に子供がらみで何かあって頭がおかしくなった人で、犯人に利用されてるだけで真犯人ではありません。
真犯人は、瀬崎ですっ(きっぱり)。

瀬崎にとって、誰もが自分の信念を曲げ薄汚れていく中で、ようやく出会った同志・・雪平。どんなに叩かれようと自分の信念を貫く雪平に、彼は自分をきちんと殺して裁いてくれることを待っているのだと、あたくしは思います。

それが例え、愛を交わした自分であっても彼女は揺るがない。何もかもが出鱈目でアンフェアな世の中で、雪平が自分を殺すことは瀬崎から見たら『フェア』なことだから。

きゃはは、言い切っちゃった。
まあ、ホントに殺されるかどうかは別にして、真犯人は瀬崎で、恐らくそんな思いでいるんじゃないかとは思います。

で、あたくしとしてはそう結論づけたのですが・・瀬崎や雪平の気持はすごく分かるんだけど、それに実際アンフェアな手段を使わないと彼らが思う『フェア』なこともできない状況になってきてるとも思うんだけど、でもそれは多分間違ってるのだと・・思う。

手間も時間もかかって面倒だと思うし、それは単なる理想なのかもしれないけど、本当にフェアなことをするなら、やはりアンフェアな手段は使ってはならないと思う。

世の中で一応フェアとされていることだって、裏ではあれこれ工作されていて、私達はそれを公平だと思わされていることも多いんだろう。それが見えちゃうから、自分だってやったっていいじゃんと、みんな思ってしまうんだろう。
そして現に、特に酷い人たちがとんでもないことをしているし。

本当の『フェア』は存在していなくて、明確にこうだと言えるモノではないような気が、今はしていて。
人や立場によっても変わるし、自分の中でも変わる中で、絶対に侵してはいけない領域のようなもの、それを意識し続けることが『フェア』なのかなと思います。

うーん・・だんだん、何言ってるか分からなくなってきちゃった・・。
とりあえず、頭やココロのあっちこっち掘り起こしてくれた今回は、個人的にはとても良うございました・・それだけはちゃんと自覚しております(苦笑)。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンフェア