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「大奥 第一章」(予告+第1話)

フジテレビ /木曜:夜10時 <2004年 10月7日ー12月16日>

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「大奥 第一章」
(出演/松下由樹、高島礼子、瀬戸朝香、西島秀俊、星野真里、木村多江、京野ことみ、野波麻帆、梶芽衣子、藤田まこと他)

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放送前期待度:★★★★

お、お帰りなさいませ、お局さまの、み、皆々様。。

うぅーん・・、このお顔ぶれを拝見しただけで、既にとっても恐ろしげで・・、ほんに楽しみ至極でございます。。

去年放送された前回では、幕末から明治にかけてのエピソードが中心でございましたが、今回は大奥誕生から始まる絢爛豪華な時代絵巻(とゆーより地獄絵巻かちらん、おほほほっ)。大奥創世にも深く関わり、同史上最強の女帝と呼ばれる春日局さまを中心に、物語は展開して参るのであります。この春日局をお演りになるのが、松下由樹姐とゆーのがまずっすんばらしくたのちみっ。最近はすっかり元気なガサツ系姉御のキャラが定着しちゃったけど、意地悪なお役もお上手な彼女、どーぞ思う存分暴れていただきとうございます。

そして、対抗馬の高島礼子&瀬戸朝香のお二人も、気の強いお役がぴったりこん。
もうどんな壮絶な火花がまき散らされるのか・・、今からワクワクいたします。

これもリメイクモノと言えばそうなのでありますが、昨年拝見した時は何とも新鮮でございましたの。時代劇だけど現代にも十分通じるドライブ感、それでいてこの女の牢獄で生きなければならなかった時代の惨さのよーなものも感じ、思わぬ「めっけもん」でありました。

8時台から10時台の枠に移動した分、「エグさ」にも拍車がかかってるかもしれませぬ。食わず嫌いの貴方も、是非一度はチェックしてみましょーね(ところで、岸田狐付き今日子様はまたナレーションをされるのかちら?ぜひ、そーしてくだちゃいねっ)。

(^^)/
公式サイト、ご開帳しております。サザンオールスターズの歌う主題歌も、不思議とこの世界にマッチしてて、さすがの桑田大先生なのであります。


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第1話
10月7日(木)オンエア分:★★★★

ずるっ・・ずる・・ずるずるずるぅっと引きずりこまれてしばったわ。。
まずは期待を裏切らない出来栄え、と申してもよろしいでしょう。歴史通の方から見れば、「はぁ?」とゆう点が無きしにもあらずではありましょうが、スーパー時代エンターテイメント劇としては・・・ほんに良うできておりまするる、るるぅっ。。。

時は・・徳川三代将軍・家光の時代。正室・孝子と閨(ねや→その・・早い話、ベッドね)を共にして14年になるというのにまだ子が出来ぬ家光殿は、側室も作らず、男女の営みにはとんと興味のないお方でございました。すべてはこの家光殿一人のために(ひいては将軍家のお種を絶やさぬために)仕える、大奥1000人の女たちにとっては『お世継ぎ誕生』のイベントがないのは寂しきことでございました。

この家光殿の乳母であり、今は大奥の女たちを統括する最高権力者・春日局様に興味を抱いた若き女中・お玉が、大奥の生き字引・朝比奈様にその生い立ちを問うところから物語は紐解かれていったのでございます。。

んじゃ、そのざざっとしたプロフィール。。

わたくし春日局は、かつてはおふくといい、美濃の山奥で夫・稲葉正成と3人の息子と暮らしておりましたとさ。でも、この正成がねー、すっごく横暴な亭主で、妾を家に2人も引っ張り込むし、そんな余裕もないのに勝手に客人を連れ帰ったりして苦労してたのっ。その日も、ダンナが狩りで知り合ったとかゆー男達を連れて来て、やれお酒だの女だの勝手なこと言い倒してたんだけど、その日の客人は実は強盗団。ダンナは縛り上げられちゃって、金品を探し回る男達から子供を守ろうとしたわたくしに、何とその男が欲情。で、わたくしそいつを刺し殺して、ついでに犯されそうなわたくしを「負け犬」呼ばわりして笑った妾も殺しちゃった。。そしたら正成から離縁されちゃって、まだ下の子は乳飲み子だというのに子供は置いていくよう言われ、着の身着のまま追い出されちゃったの。

そこから、わたくしの苦難の旅路がスタート。野宿しながら雨露をしのぎ、イヤでもわき出る母乳を絞っては川に捨て・・やっとの思いで京都の三条西家まで辿り着いて、とりあえず無理に頼み込んで置いてもらったの。

この三条西家は、わたくしが母上と逃亡生活を送ってた幼い頃に匿ってもらった公家のお宅。実は父上・斎藤利三は、本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の重臣で、わたくしたちも逆賊の家族として追われ、めっちゃツライ日々を送ったの。。ぐすん。。とにかくそんな縁のある三条西家に、また一時身を寄せたけど「厄介者」扱いされてるし、とにかく早く働き口を見つけなきゃと焦ってたワケ。

で、将軍家で乳母を募集してるとゆー噂を聞いて、応募。面接の時に、離縁されてたこともバレてはいたけど、面接官の阿茶局さまが取り立ててくださって、何とかパス。そして江戸城へ移り、将軍・秀忠殿とその正室・お江与様とも対面。
このお江与様ともホントは仇関係にあるのだけど、そんなことより乳母としての存在がお気に召さないようだったわ。。

<お江与様のお気持ち>
こほんっ・・、わたくしが二代将軍秀忠の正室・お江与よっ。夫・秀忠はわたくしにぞっこんで、ベタベタやさしくしてくれるわ。。

でもっ、これまで産んだ3人の姫もすぐに他家に養女に出されて、一度も自分で子育てすることが出来なかったの。もちろんこの時代特有の政治的理由ってことは分かるわ・・、でも女なら苦しい思いをして産んだ我が子を自分で育ててみたいってのは理屈じゃないのよっ、分かるでしょ?

そして4度目の懐妊でも、またサッサとおふくとかゆー女が乳母として連れて来られて・・、きぃーっ、口惜しいわ悲しいわ情けないわっ。
おふく?確かに丈夫そうなデカイ女だけど・・とにかくわたくしは自分で育てたいのっ!

・・・そして、いよいよお江与様のご出産の時が参りました。そしてご誕生遊ばしたのは・・待ちに待った、そうお世継ぎとなられる男の子でございました。城内は喜びに包まれましたが、産んだ直後に一度も抱くこともなくそのまま乳母のおふくの元に赤ちゃんを連れて行かれたお江与様のお悲しみとお怒りは相当なもので。。

一方、生まれたての赤ちゃんにすぐにお乳をふくませたおふくは、久々に母としての喜びにひたり・・。かくして、お江与様とおふくの熾烈な全面戦争が始まることとなったのでございます。。

ふぅっ。。
時代劇はその背景がややこしいから、大変っ。でも、その事情が分かんないと理解しにくい面も多いから、しょーがないわね。。

でも・・ぐふふっ、このお江与様とおふくの闘い、相当すごそーであります。そのドロドロォっとした女のバトルももちろん見ものだけど、その裏側にはそれぞれが背負ってしまった運命もありーの、それ故の苦しみや哀しみもありーので、
見応えたっぷりっ。

岸田狐付き今日子様がお出になってないのはちょっと寂しいけど、前シリーズと同じ葛岡・吉野・大喰らい浦尾のトリオもご健在だったし、何とあの化けモン系将軍役だった北村一樹殿も盗賊役でご出演ってところにサービス精神を感じますですねー(北村殿はこれだけでは勿体ない気もするなあ。何せあの妖しさ、あのアブナさだもん・・)。

今後、おふくが育てた竹千代が後の将軍・家光となっていくわけですが、男色で女装マニアとしても名高い家光さまが、どんなヘンタイぶりを見せてくれるかもお楽しみで、ワクワクいたしておりまちゅ。。

(^^)/
サザンの主題歌タイトルは「愛と欲望の日々」。からみつくようなボーカルやメロディが、何故か大奥の世界にぴったりこんでございまする。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大奥2004

「大奥 第一章」(第2話)

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「大奥 第一章」
(出演/松下由樹、高島礼子、瀬戸朝香、西島秀俊、星野真里、木村多江、京野ことみ、野波麻帆、梶芽衣子、藤田まこと他)
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第2話
10月14日(木)オンエア分:★★★★

う、うっ、うえーんっ、こあい。。おふく様もお江与様も怖すぎっ。。
でも・・その容赦ない怖さが・・たまらんっ!のも事実なの。ぐふふふふ。。

乳母として育てる竹千代が歩き始め、喜ぶおふくはお江与に報告。でもお江与は自分が身ごもっていることを告げ、世継ぎは竹千代とは限らないと言い放つ。

真夜中、何事かを一心に祈るおふくの姿を見た村雨が「何をそんなに祈っておられる?」と問うと、「御台様(→お江与)の安産を・・」と答えるおふく。。

あたくし、まだまだ甘うございましたわ。。てっきり『生まれる子が女の子でありますように』と祈っておられるのかと思ったら・・、お江与様が流産するようにと祈っておられたのだもの。。ほんに、恐ろしゅうて・・ううっ。

でも、そんなおふくの祈りも虚しく、生まれたのはお江与様の予言通り男の吾子様(→赤ちゃん)。。お世継ぎ問題を巡り、ここからお江与様の本格的な竹千代虐めが始まっちゃうのでありました。。

その数年後、竹千代は6歳に成長。

久々に父・秀忠と母・お江与に面会することになった竹千代に、おふくは立派な挨拶をさせようと練習させる。でもいざ本番となった時、お江与の弟・国松への溺愛ぶりを見て気後れしてしまったのか、口ごもってしまう竹千代。それを見ていた国松はお江与に「兄上は口が聞けぬのか?」と尋ねる。おほほっと笑いながら『先に生まれた者が秀でてるとは限らぬ』と答えるお江与に、おふくと竹千代は俯いたまま唇を噛みしめるばかり・・。

でも、誕生日に、そんなお江与からもちゃんと祝いの品→お絵かきセットが届き喜ぶ竹千代は、おふくに「どうして母君は会いにきてくれないの?」と問う。おふくは「今風邪を召されてるから・・」と誤魔化すが、そのすぐ後に竹千代が庭に出ると、そこには池のほとりで楽しそうに遊ぶお江与と国松の姿が。。

それでも、お江与が落としていった袱紗を大事そうに拾って帰る竹千代なのであった。。

ふえーんっ。あまりにおいたわしい竹千代さま。。いくら乳母のおふくが付きっきりで可愛がってくれても、やっぱり母君を求める気持ちはまた別なのね。。
後に、奇人・変態・男好きな家光となる竹千代さま・・、これじゃあそんな風になっちゃうのも致し方ありますまい。。

しかし、お江与のおふく&竹千代に対する嫌がらせは、ますますエスカレート。

竹千代がお江与に貰った大事なお絵かきセットで絵を描いていたら、アホ坊・国松が無理矢理取ろうとして兄弟喧嘩になり、お江与は竹千代だけを一方的に叱りつける。

さらにそれを機に、お江与が『お世継ぎは国松』と公言し始めたことから、おふくは直接秀忠に真意を確かめに行くが、彼は「いずれ時がくれば・・」とはっきりしない。また、秀忠の態度からおふくに何か言われたと察したお江与は逆ギレし、おふくを首にするように言い出すが・・。

もーっ、秀忠殿優柔不断過ぎっ(でも、つえー女二人に挟まれてお可哀想な気もするわ・・)。おふくに何か言われればお江与にこわごわ意見をし、お江与に言われればおふくにまたそれを返し・・、んなことばかりの秀忠殿に業を煮やしたお江与は、ここで毒矢を放つ・・。それも・・強烈な猛毒。。

お江与は、おふくが何故離縁したのかを村雨に探らせ、そのワケを突き止める。

そして城内で開かれた菊の節句の宴席、みんなの前で『夜盗と妾を殺めた気持ちはどうだった?』と尋ねる。ざわめく席上『身を守るために夜盗を刺した』とだけ答え下がるおふくだったが、その日から城内ではこの噂で持ちきりとなり、お
ふくにも竹千代にも人が寄りつかなくなる。

さらにお江与は、普段は気にも留めない竹千代を自ら訪ね、直に『跡継ぎを国松に譲れ』と猫なで声で懐柔しようとするが、おふくの強い愛情を感じている竹千代はこれを拒否。その言葉に荒れ狂うお江与は、「いっそ、そなたなど産まなければ良かったっ」と口走る。その言葉に深く傷ついた竹千代は切腹しようとするが、寸前のところでおふくが発見。そこで、おふくは何かと自分に目をかけてくれる家康に直訴しようと、死を覚悟した旅に出る。。。〜次回へ。。

ふぅうううう。。ホントに強烈至極でございます。。

お互い「目には目を歯には歯を」どころか、ちゃぁんとそれ以上にやり返すのが何とも恐ろしく・・でもってオモチロイから困る(笑)。ことにお江与役の高島礼子嬢のあの目・・っ。出世作・極妻よりも怖くて、しかもお綺麗で、やっぱフツーの現代劇よりも「特殊環境にある激情タイプ」がお似合いであります。

対する松下由樹姐演じるおふくも、これまた違ったタイプのド根性系猛女。大柄な上に最近ちょっぴり脂もノって、迫力増大っ。最近「いい人役」が多いけど、松下嬢の意地悪女役は定評があるんだもの、こーゆー路線もガンガン演っていただきたいわ。

それにしても(あたくしもこれだけ楽しんでおいて何だけど)お江与様はどーしてあそこまで竹千代を忌み嫌うのでございましょ?いくら乳母のおふくが気に入らないとはいえ、仮にも我が子。出産の時だってあんなに苦しい思いをして、産んだ直後は抱くことさえもままならないことに泣いてもいたのに。。

いけ好かない女(→おふく)の乳で育ったことが、生理的に我慢ならないって感じなのかしらん?(それがちょっぴり理解できる気もするあたくしも・・怖い)。

エグイほどの壮絶なバトルと、そこに垣間見えるそれぞれの女の哀しみ、この毒気と人間味の7:3ぐらいのバランスが、刺激好きな現代女子のお好みにちょうど合ってるのが、とっても良う考えられております。この調子で、どーかこれからも「ひぃーっ」と言わせてくだちゃい。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大奥2004

「大奥 第一章」(第3話)

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「大奥 第一章」
(出演/松下由樹、高島礼子、瀬戸朝香、西島秀俊、星野真里、木村多江、京野ことみ、野波麻帆、梶芽衣子、藤田まこと他)
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第3話
10月21日(木)オンエア分:★★★★

いろぉーんな意味で「おえぇーっ」となりながら、ズリズリと引き込まれて行くあたくしって、なに・・・?

おふくは城の連中にはテキトーなことを言って誤魔化し、駿府城の大御所様(→家康公)の元に向かった。その道中、心配して長男・正勝(今は家康公の配慮で竹千代のお側役)が後を追ってくるが「そなたの役目は若君様をお守りすることじゃ」と、追い返してしまう。

大御所様は遠路訪ねてきたおふくを歓迎するが、その目的が『世継ぎ問題での直訴』と知った途端、「乳母の分際で差し出がましいっ」と怒り立ち去ってしまう。

あてにしていた大御所様の怒りを買ってしまい、力無く江戸城へ戻ったおふく。
だが、すぐその後で突然家康が来城する。

世の常&人の常を(年の割に)分かってないあたくし。にゃのでっ、てっきり大御所様はおふくの行動を問題視してやって来られたのだと思ったら・・さにあらず。大御所様はお世継ぎ問題でガタガタしていることを戒め、ビシッと「世継ぎは竹千代」と宣言なさりにお出でになったのでございました。

「これも良い機会だから、この際、大御所様を味方にしよう」と勝手に算段してたお江与様は、びっ栗饅頭。口惜しさにワナワナを震えるのでありました。。

大御所様のお考えとは・・『天下は大事、そのためには徳川家は盤石でなければならにゃーのに、世継ぎ問題で争うなど何事だと思ってりゃーすっ』って感じ。

そっ、「りゃー」とか「みゃあ」とかすんごい名古屋弁なんだけど、それでもモノの分かったお殿様ってゆー迫力があって、周りを圧倒しちゃうのがカッコ良いのよね。

一段高い上座に座った大御所様が竹千代を側に呼び寄せ、膝に座らせて菓子を与える。竹千代も、ちゃんとお行儀良く受け答えできる。それを見てたアホ坊・国松が(だって、ホントにアホっぽいお顔立ちなんだもん)、自分もっ、と言って近寄ってくと「ここはおみゃーの来るところじゃないわっ」って一喝する大御所様。おふくならずとも、胸がすぅっとするってゆーか、さーすが幕府を開いた大物♪(このお役は、藤田まこと殿。もちろん存じておりましたが、正直あまり知らなかったので、巧いなあと素直に感心)。

この大御所様の鶴の一声で、周りも一転。それまで竹千代を疎んじてた大名たちも、世継ぎのお墨付きが出た途端、次々と貢ぎ物を送ってくるし、そんな様子を見てるお女中たちもすぐに風向きを変える。

おふくもひと安心したそんな時、元夫だった正成が三男・正利を連れてやって来る。離縁され家を追い出された時、まだ乳飲み子だった正利を泣く泣く置いてきたおふくにとっては、感極まる再会。でも正成は、その正利を国松に仕えさせたいと頼んでくる。正成が言うには『世の中は何が起こるか分からない。今は竹千代が世継ぎということで落ち着いているが、それが国松に変わるかも知れない。

稲葉の家を途絶えさせないために、どちらが世継ぎになってもいいように手を打っておきたい』。。これが最後の頼みだと頭を下げられたおふくは、気の進まないままお江与にその願いを申し出る。どうせ断ってくるだろう・・そう思っていたのに、お江与はそれを了解する(これが、後々効いてくるんだろーねー)。

ある日、大御所様が倒れ危篤という知らせが来る。竹千代が後を継ぐまで、いやせめて元服するまで・・と水行をするおふく(・・おいおいっ、もっと純粋に心配しろよなぁ)。でも、その甲斐もなく大御所様はご逝去。偉大な父を失って悲しみにくれる将軍秀忠に、「これからは何でも好きなようにできる」と喜ぶお江与は早速『おふくに暇を出せ』『国松を世継ぎにしろ』と言い出す。

いつもは言いなりの秀忠も、このお江与の態度にはムッと来て、そしてこのことから意外な展開になっていく。。

同じ頃、おふくが暇を出されるという噂を耳にした竹千代は、ひとり沈み込んでいた。血が滲むまで畳に爪を立て「おふくもじぃのようにどこか行ってしまうのか?」と泣く竹千代の姿を見たおふくは、どこにも行かないと約束。そして、そのために一計を案じる。

おふくは、日頃から竹千代のために裏表なく働く女中・おしずを買っていた。また、気性の荒いお江与にウンザリしていた秀忠が、気だての良いおしずをちょっぴり気に入っていることにも気づいていた。そこで、おふくは秀忠が城外に狩りに出かける機会を狙って、おしずを近づける。狩りの途中の休憩場所で、秀忠の足を清めるおしず。桶の水面に映った彼女の顔を見て、「おっ?」と反応する秀忠は雷の鳴り響く中、ついに彼女を押し倒す。。

あーあぁ、もう、秀忠様ったらまんまと引っかかっちゃって。雷にも興奮なされたのかしらねー・・。

で、コトが終わって一眠りした秀忠様が目覚めるのを見計らったように、お茶を持ってくるおしず・・だと思ったら、それは、な、なんとおふく?!吃驚仰天する秀忠様の手を取って自分の胸に当て「ご安心を。いっときの夢でございます。

このことは上様と私だけのヒ・ミ・ツ」と微笑むおふく。
うえーっ、こえーっ。。。でもね、このシーンだけ見ると、秀忠様に、まるで相手をしたのがおふくだと思いこませるみたいな感じだったよね?だから、あたくし「いくら何でも、分かるだろー?」って突っ込んじゃった。でも、後でそれは違うと分かったけど、けっこー紛らわしい場面だったわっ。

で、そんなヒミチュな出来事があったことを知らないお江与は、茶会でまたおふくを虐める。ダンナの正成には、殺した女以外にも妾がたくさんいたそーな、何事にも長けてるそなただが、どーやら色香は足らんのぉー、とか言っちゃって。

おふくは、フッと笑い「仰せのとーりでございます」。。ね、ねっ、ここでも、おふくが秀忠様を寝取ったみたいに取れるよねー?

ところが、おしずが何と秀忠様の子を身ごもっていた・・、たった1回で・・。

さすがのおふくもこれは計算外でつい狼狽するが、その様子を見たおしずの「もし生まれる子が男の子だと、竹千代様を脅かすことになるとお思いになったのでしょう?でも、私はただ、身ごもった子を産み、子供と二人つましく生きていき
たいだけなんです」という素直な言葉を聞き、秀忠に伝える。
お江与にこのことを知られたくないと言う秀忠、おふくは自分に任せてくれと話し、やがておしずは男の子を産む。。

ナレーションによると、秀忠クンがお江与以外の女性と関係を持ったのは、後にも先にもこれ一回きり、だそーな。側室を持つのも当然の立場なのに、けっこー奥手だったんだねー。恐妻家だけど、それなりにお江与のことを愛してたのかもしれないし・・、頼りないだけのボンボンかと思ったら誠実じゃん?ってことで、

秀忠クン50円高っ(ちなみに、このおしずの産んだ子は、後に竹千代→家光を補佐する立場になるんだって)。

この秀忠の秘密をなーんにも知らないお江与は、近づく端午の節句で国光を世継ぎにしようと計画していた。その日、皆の前で竹千代を見劣りさせようと、国光の方にだけ豪華な衣装を付けさせ、「大御所様のはっきりした遺言もないのだから、優れた者が跡を継ぐのは当然。改めてお考えをっ」と秀忠に迫る。その時は特に何も言わなかった秀忠だが、運ばれてきた膳を見て激怒。その膳とは、国光が秀忠のために西の丸で仕留めた鴨で、お江与が自信満々で出したもの。

将軍様の住む江戸城内で矢を放つとは何事かっ?と、怒った秀忠は『長子世襲の原則は無駄な争いを避けるために、父が作った知恵のようなもの。世継ぎは竹千代っ、それは今後何があっても変わらんっ』と宣言。

そして、その約7年後、元和9年7月、「余は生まれながらの将軍」と宣言して徳川家三代将軍家光誕生す・・。でもお江与はまだ「このままでは終わらせぬ。
いつか思い知らせてやるっ・・」と仰ってたけどねー。

それにしても、たった7年の間に随分老け込んじゃった、竹千代改め家光殿。予告編で「わしは男狂い」と仰ってたし、既に変わり者の匂いがぷんぷん。。違う意味で、ものすごーく濃い口のこってり濃厚な世界へ突き進みそーであります。。

ご成長遊ばした家光役は、西島秀俊殿がお演りになりますが、この方って男色のお役がけっこー多い(っつっても、知ってるのは「あすなろ白書」ぐらいだけど、あの時もお坊ちゃまで暗めナイーブ系だったな。何がそうさせるんだろ・・?)。

少し弱々しげだけど、とってもデリケートで可愛らしかった竹千代君。確かに母のお江与様に疎まれ、将軍家に生まれたが為のご苦労もあったとは思うけど、あの少年がこんなになっちゃうなんて(別にホモ男くんがどーのではなくて)、おふく様の育て方にも問題あったんじゃなかろーか?

だいたい、お江与様もおふく様もしつこいし、野心も強すぎっ。どちらかがもう少し控え目で、引くことをご存じだったなら、ここまで家光殿もねじ曲がらなかったかも知れなくてよ。。
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大奥2004