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「大奥」2003(第一部)

フジテレビ /火曜:夜7時59分 <2003年6月3日ー9月2日>

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「大奥」(第一部)
(注目出演/菅野美穂、浅野ゆう子、北村一輝)

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第1話
6月3日(火)オンエア分:★★★★

大奥は女の牢獄でございますっ!うっ、うっ、うえーん!こえっ!こあいよー!朝目がさめても自分で起きちゃ駄目で、お魚は裏返しちゃいけなくて、御不浄(トイレよっ、トイレ!)の中までお付きの者が来ちゃうの。お手をけがさぬよう、自分で拭き拭きしちゃいけないの。。

浅野ゆう子が、これでもかって菅野ちゃんを虐め抜くの。ちょっとイッちゃってる上様との辛い初夜の翌日は「夕べのお褥(しとね)、まずはおするするとお済みになり・・」なんて。。もう、ホントに容赦なくって、いいわ。。これぞ女の生き地獄でございます。。

これから夏本番、暑さで寝苦しい夜も、火曜日だけはお背中ぞぞぉーっとさせてくださいましてよ。。。ぐふふ。。


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第2話
6月10日(火)オンエア分:★★★★

うえーん、私が見誤っておりました。。キワモノ時代劇としてお見受けしておりばしたが、なかなかどーして、ドラマとしてもとっても良いお出来っ!

ことに終盤、寝所で上様が篤子に克顕との仲を問いただしながらも「わしの前では皆人形になる。じゃが、そなたは違う。そなたは面白い・・」なんて言いつつ、ふと二人に通じ合うものが出てきたら。。雷ばりばりぃ、暗闇の中でうすら笑いする瀧山。。あなっ、恐ろしっ!すわっ、化け物!ひぇー、生き霊がぁああ。

あれ?そーじゃなくってですね、時代は違えど人間の運命の非情さってのが、ひしひしっと来たのよっ、化け物ホラーじゃないのよっ、ホントよっ。


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第3話
6月17日(火)オンエア分:★★★★と三分の一

むおーん。。。ほんに、この「大奥」奥深うございます。篤子に上様との夜のお務めを強要しながら、でも子供ができないようにお薬盛ってたなんて。。それを上様も御承知だったなんて。。でもそれがまた単なる嫌がらせなどではなく、世継ぎが生まれても、ただ政治の道具にされるのを避けるためだなんて。。上様、バケモン扱いしててごめんなちゃいですぅ。わたくしが悪うございまちた。。えーん、毎週謝ってるです。。首蛇女・瀧山も、昔上様に男女の道を手ほどきした過去があって、上様にひとかたならぬ想いを持ち続けてる哀しい女だったし。。

みーんなみんな辛い宿命を背負ってて、憎まれ役がいなくなちった。。


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第一部最終話
6月24日(火)オンエア分:★★★★と五分の二

みゅーん。良いお出来だったわ、第一部最終話。。篤子も、お子ちゃま・まるも、首蛇女・瀧山も、上様も、みーんな凛々しかったわ。。

やはり物事とゆーのは、表面だけを見ていてはダメなのね。最初あんなに不気味だった上様が、実は深い洞察力と判断力を持った名君で、しかも人の気持ちを慮る細やかな感性も持ち合わせたお方だったのだもの。。

首蛇女・瀧山さばも、篤子を血祭りに上げようと思えばできたのに、がたがた騒ぎ立てずに敢えてそっと見過ごす度量の深さ。。何と申しますか、志を同じくする女達の絆まで出来ちゃって、思わずわたくしまで大奥に御奉公に上がりたいと思いましたわ(お毒味役?)。

さらにっ、最後ヘンに和気あいあいに流れず、篤子の何故私を咎めなかったのかという問いかけに、「大奥は女の牢獄でございます。囚われびとの数は、多い方が楽しゅうございます」って、にやりとしながら答えたところも、ブラボー!!くぅーっ、誰かっ誰かおらぬかっっ?この者たちに、たんと褒美を遣わすのじゃっ!
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大奥2003

「大奥」2003(第二部)

フジテレビ /火曜:夜7時59分 <2003年6月3日ー9月2日>

テレビ番組 フジテレビ
テレビドラマレビュー:「大奥」(第二部)
(注目出演/菅野美穂、浅野ゆう子、安達裕実、池脇千鶴)

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第1話
7月1日(火)オンエア分:★★★★

うわーん。。面白い。。第二部もハイレベル、キープしておりますですっ。

動く雛人形安達裕実ちゃわんの、しゃらぁーっとした人を喰った姫君ぶりっ(でも、ただのわがまま馬鹿姫ではない素直なところや、譲るべき部分は譲る賢さもある。そこがまたよろしいのだわっ)。

また、対する野際陽子さばの、アル中鬼姑のお見事なことっ。吹き矢で家茂の夜伽のお相手を選ぶってゆー、その方法もさることながら、当たってしまった女中おそのに許嫁がいると知っても相手をさせる残酷ぶり。。もう、ツボ、ツボ、ツボの連打でございますっ。

政略結婚とはいえ、和宮(裕実ちゃんね)と家茂がせっかく仲良くなったのに、鬼姑の仕打ちはさらにパワーアップ。このやりたい放題鬼くそ婆ぁに、首蛇女瀧山の鉄拳は下るのか?んー、もぉ次回が楽しみでなりませぬっ


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第2話
7月8日(火)オンエア分:★★★と三分の二

前回のインパクトがかなりすごかったせいか、今回は少し淡々としてたけど、でもアル中鬼姑・実成院の横着乱暴ぶりは変わりませぬっ。無理矢理上様の夜伽の相手をさせてプッツンさせてしまった女中おそのを座敷牢に閉じ込め、動く雛人形・和宮には子が産める身体かどーか調べさせろと迫り、またしても吹き矢で側室を選ぼうとしたり・・・のやりたい放題ぶり。。がっ、出ましたがな、強敵首蛇女瀧山さばっ。毒を持って毒を制す、ってゆーんでしょーか?(まるちゃん、やるなぁー♡)

あの鬼くそ婆ぁにもぴしゃりと言い放つ迫力っ、さすが瀧山さばでございます。でも同時に和宮にも診察を受けるよう、有無を言わせない冷静沈着な御采配。。むぅ。。お見事なりっ次回は、鬼くそ婆ぁvs.首蛇女の本格的大戦争ぼっ発の兆し。。

<ちぃの大奥ことば一口講座>
勘気(かんき)を解く:勘気は主君など目上の者からのとがめという意味。平たく言えば、「まぁまぁ、そんな怒らないでぇ、うりうりっ」。


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第3話
7月15日(火)オンエア分:★★★★

帰ってきたわ、首蛇女・瀧山どのが。復活早々、見事な御采配ぶりっ。アル中鬼姑・実成院にはびしっと御昼間の飲酒を禁じ(飲んでたけどね、そんな人のゆーこと聞くようなタマじゃ無いから)、動く雛人形・和宮には国が乱れている折り、子供ができるかどうかは国を左右する一大事だからと診察を受け入れさせる。。

さすがでございます、ひゅーひゅー、瀧山っ。

この間から歌舞伎役者・庄五郎との密会に溺れていた初山は、とうとう見っかちゃって島流しになっちゃったから、これからますます瀧山のお役目は重くなっていきそうなのに、何やらこの瀧山にも恋の予感。。

だって、あの亡き家定と瓜ふたつだもんね、柳丈くん。そらそーよ、どっちも北村一輝だももん。鬼くそ婆ぁに知られなきゃいいけど、どきどきするの、陰で誰かが見てやしないか、と。それにしてもこの大奥というところは、ホント一度足を突っ込んだら、どんなおっそろしい目に遭うか分かりませぬ。

そんな中で、それぞれの立場で、責務をまっとうしようとする女達の健気なこと。。一見どーんな嫌な女にも、どこか良いところがあって憎めないんだけど、鬼くそ婆ぁには今だにそういうとこなしっ。

でも、あるんだろうなぁ恐らく。その辺も早く観てみたいものだわっ。。


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第4話
7月22日(火)オンエア分:どどーんと★★★★★

ほんに、ほんに切のうございます。このあたくしがまたもやつい、ホロリとしてしまったわ。。和宮と家茂も、まると真之介も、瀧山と柳丈も、何と哀しくはかない恋なのでございましょう。

ことに和宮と家茂。心寄せあいながらも噛み合わなかったふたりが、ふと心通わすシーンは、あたくしまで嬉しくなりましたのよ。仲良きことは美しき哉、とでも申しませうか。それぞれに特異な環境で育ち、父母も含めて仲の良い夫婦を知らないふたりが、不器用ながらも自分の気持ちを伝えるところが、ああこーゆー恋もいいなぁ、と。何でも平成という世では、心交わす前に身体交わしちゃう時代とか。。ほんに、考えられませぬ。。

その点、瀧山&柳丈組は、そのキャラからか、もちっとヌメェーっとした情愛ではございますが、こちらも大人バージョンでよろしいかと。。首蛇女・瀧山どのも仮染めの恋とは言え、こんなひとときがあって良かったわ。まるちゃんも、初めて「もしや・・?これが恋?」状態になったのに、くすん、それがもう恐らく叶わぬ予感。。

恋の形見が壊れた風車と下駄なんて、何てたどたどしく健気なんでしょう。。

三組三様の恋模様ではあるけれど、いずれも蜻蛉のようなはかなく切ない恋。。
うーん、良ございました。。


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第5話
7月29日(火)オンエア分:★★★★

ひゅぅ〜、どろどろどろぉ〜。特別篇の怪談バージョンでござりましたな。。もっとすごい色物的とゆーか、お遊びをされるかと思っていたら、あくまでも本編の流れがあってその小休止って感じでございました。でも某ムコ殿(。。そのままじゃん、これじゃ)みたいに突拍子もない事するより、流れを壊さなくて良かったかもしんない。

岸田今日子さばには、もうちょっと沢山出ていただきたかった気もするけど、でもさすがのご貫禄っ。よっ!大奥の生き字引!いや、もぉなんつーか大奥ができた260年前から住み着いてるよーな、物の怪みたいだったわ。。素敵っ。

しかしなんでございますね、大奥みたいな環境だとレズビアンもホントに多かったんでしょうね。昔は高僧の間にも少年愛とかあったと聞きますし、人間のすなることなど、恐らくそうそう変わりませんもの。。男女間にしろ、男男間にしろ、女女間にしろ、成就しない恋情は哀しいけれど、でも成就したかに見える恋だって、それは幻のようなものなのかも。。それならば何の波風立たない人生よりは、ひとときの夢に身を焦がす方が幸せなのかもしれませぬ。。さめざめ。。


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第6話
8月5日(火)オンエア分:えーいっ★★★★★

ぐふ、また満点出しちゃった。。ホントは最終回にとっておこうと思ってたのに。
だって、だって、良かったんだもーん。

これまで和宮さまや瀧山さばには「うん、わかるわ」ってとこがあって、その中でただひとりずーっと鬼くそ婆ぁのままでいた実成院どのも、今回母の心情ってのが現れてて、初めてお近づきになれたよーな気がいたしますの。殊に、家茂殿が亡くなられてその寂しさを紛らわすために酒宴で飲んだくれていて、そこに和宮が来て一緒にお酒を飲もうとするシーンは、秀逸。

最初は和宮の申し出をふんって蹴るのだけど、和宮が「母君がお酒をお好きなのは寂しいから。それは自分も同じだし、この世で上様を慕ったのは母君と自分のふたりきり。その二人がどうして一緒にお酒を飲んで泣いてはいけないのか」と、素直な気持ちを吐露して二人の気持ちが通いあった時は、ぐぐっときてしまいましたの。。

当初はただの子供ってゆーか、動くお雛さんって感じの和宮が、今ではホントにちゃんとした御台所に見えるのだもの。ほんに立派にならしゃれました。

身体が弱いのにそれをおして長州征伐に出向いて命を落とす家茂も、柳丈への思いを断ち切り自らを諌めようとする瀧山も、誰かにそう命令されてそうするわけではなくて、すべて自らが辛い道を選び取る。。

今のよーな「やりたいことやって何が悪いのよっ」って風潮に片足突っ込んでるあたくしにとって、人の道の示唆に満ちた皆さばのお姿は、ほんに貴いものでございます。。


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第二部最終話
8月19日(火)オンエア分:★★★★と半分

うううっ、終わってしばったわ。。こでまで、よく楽しばせてびただきばじだ(涙鼻声。。)
最終回だから、多少バタバタとたたみかけてはいたけど、納得のいく仕上がりでございましたわ。1時間ものなのに中身が充実してるせいか、ホント観応えたっぷり。今回もほろりんシーンがいっぱいあったけど、メインはやっぱり篤子さばと首蛇女・瀧山のバトルかしらん。

幕府の崩壊を前に、動揺する女中たちを自由にさせようとする篤子。いや、徳川の家臣として最後の一人まで、城に残って戦え!と檄を飛ばす瀧山。いかにもこの二人らしいそれぞれの考え方なんだけど、瀧山には忠誠心からだけの主張ではなく「大奥なくなったら自分の居場所がない」って気持ちもあるわけで。。

自分勝手と言えばそーなんだけど、そんな彼女の弱さも分からないでもないよーな気がいたしますわ。大奥以外、なぁーんにもなかった女の哀れさ。。こんなことって、今だってあるもんね。例えば結婚もせず、ひたすら仕事してきた女性が突然仕事を失ったり。家族に尽くしてきた主婦が家庭崩壊して、行き場も支えも無くしてしまったり。。

どうしてそれまで、他に自分の活路を見出せなかったのか、って言われても、そんなこと考えるヒマもないほど、どんどこ走ってきちゃった不器用人間たち。

おまけに瀧山は、打ち首になった罪人の娘で帰る家も無いことから、最後に自害しちゃおうとするのだけど「もう身分も関係ない。外に出て、赤子に戻るだけ」と諭す篤子さば。うるうる。

すっかり仲良しになった、雛人形・和宮と鬼くそ婆あ・実成院、最後の最後で真之介と結ばれたまるちゃん。ある面ハッピーエンドはハッピーエンドなんだけど、脳天気じゃない、深ぁーいハッピーエンドでしたわ。。ほんに、ご馳走様でございました。。


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明治篇
9月2日(火)オンエア分:★★★★と半分

やはり・・、やはりっ面白うございますっ。ほんに、良く出来ておりますっ。

本編の面白さはとっくに存じ上げておりましたが、この総集編もすごーく上手に編集されておりましたわっ。ひゅーひゅー、パチパチっ。

ただあちこちぶち切って、くっつけてみばした・・じゃなく、選び抜いた名場面をテンポ良くまとめてあって、しかもちゃんとこれはこれで一話として成立させているところがさすがっ、でございます。

それにこーして全編を通して観ると、各登場人物の「生きる美学」みたいなモノに改めて心打たれちゃったりもしましたの。自分に課せられた宿命を受け入れながらも、その先でただぼぉーっと流されるのではなくて、自分の意志を持って動いていくヒロインちゃんたちがホントに魅力的。

また、その後の皆さばのご様子が伺えたのも、うれしゅうございました。真ちゃんと結ばれてご懐妊のちんまり・まるちゃん、島流しの刑から赦免された初島、牛鍋屋を開いた御膳所トリオの葛岡&浦尾&吉野、亡き家定の菩提を弔う首蛇女瀧山さば・・(動くお雛さん・和宮と、元?酒乱鬼くそ婆ァ・実成院さばにもお目にかかりとうございました)。それに詳しくはなかったけれど、篤子さまもあのご様子なら明治婦人としての新たな道を歩んでいらっしゃるのでせう。。

もう皆さばにお目通りできないかと思うと、とても寂しゅうございます。でも、かといって、評判良かったからと言って、大奥モノは作らないでくださいませね。

もうこれは、見事に完結してると思いますもの。二番煎じ三番煎じは、御法度っ
posted by ちぃ@テレビ旬報 at 15:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大奥2003