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官僚たちの夏


「今、ドラマ化する意味・・の巻」

戦後、日本経済の発展に尽くした通産省官僚たちの姿を描いたドラマ「官僚たち
の夏」(毎週日夜9時〜、TBS系)が始まりました。出演者は佐藤浩市、高橋克
美というあたくしの大好物なお二人に加え、北大路欣也、船越英一郎、高橋克典、
西村雅彦、堺雅人・・他といった豪華かつ堅実な布陣。原作も読んでいて、以前
NHKでドラマ化された時も見ていたので、今度はどんな感じだろう?と、楽し
みに拝見してみました。
初回は、原作にはない『国民車構想』のお話。当時、外国製で超高級品だった乗
用車を国民が安く買えるようにしたいと、担当課長である風越(佐藤浩市)が国
産車開発のために奔走する。当初は無謀にも見えた計画だったが、苦労の末、試
作車が目標時速100キロを出すことに成功。

・・フフッ、みんな熱いです。「国民を豊かにしたい、幸せにしたい、日本人の
誇りを取り戻したいんだっ」なんて台詞を聞くと、単純にググッときて、もうた
だただ気持良いです(笑)。それも佐藤浩市様が仰っているのですから、普段のあ
たくしならポーッとして終わるところ・・なんですが、あれ?こんな気持ち良く
なるだけで良かったかしらん??

14〜5年前に読んだので大雑把ですが、確か原作では、この風越らを中心とし
た国内産業の保護を訴える”産業派”と、国際化を目指して自由貿易を理想とす
る”通商派”の攻防も見せ場だったはず。産業派寄りの描き方ではありましたが、
通商派も『国を思う』点では同じ。そこでいろいろ考えさせられたりしましたが、
個人的には『民間は指導しないと何もできない』みたいな部分もある産業派より
『国際競争こそが企業を育てる』通商派の方に分があるかなぁと思ったりしてい
ました(ただこれは、その時代時代でまた変わってくるところですね)。

でも、少なくとも第1話を見た限りでは、通商派の方たち(船越英一郎、高橋克
典)はまるで腹黒い悪代官みたいに描かれてて(苦笑)。出世にも目をくれず信
念を貫こうとしつつも、結局、大臣官房秘書課課長(通産省トップの事務次官へ
通じるポスト)に昇進する風越はちょっとカッコ良すぎ。それを笑顔で「おめで
とう」なんて言いながら、きびすを返した途端、苦々しい表情になる船越さんな
んてホント悪そうで、あれじゃあ原作読んでない方にはまるっと悪役に見えちゃ
ったんじゃないかしら?と、ちょっと心配になりました。

まぁ、まだ一話だけですから、今後、通商派の考え方も出てくるかとは思うので
すが・・。ただもうひとつ気になるのは、「ああ、あの頃の官僚は、日本人は、
こんなにひたむきで輝いていたんだ♪」で終わってしまわないかということ。
そういうの、見てるにはホントに気持良くて一瞬気分も高揚するんですけど、そ
の分現実に還った時が何か虚しい。。最近官僚と言って思い出すのは年金、ゆと
り教育の失敗等々、良くないことばかり。実際のところはよく分からないけど、
そういう中で、今、このドラマをやる意味は何なのだろう?何か意図があるのか
なと、ちょっと考えちゃいます。

官僚たちの夏改版



●関連情報>>官僚たちの夏



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★楽しく読んでいただけたら
ポチッとね^^)。


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posted by ちぃ@テレビ旬報 at 10:02 | ドラマ